シェアハウス投資

「ガイアの夜明け」マネーの魔力2シェアハウス不正融資 番組内容全文 29日TV東京

更新日:

 

5月29日にテレビ東京で放映された「ガイアの夜明け」はスマートデイズ運営のかぼちゃの馬車問題について、もう一つは、レオパレスの問題でした。
「ガイアの夜明け シェアハウス不正融資特集」部分の番組内容の全文をご紹介します。

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ガイアの夜明け 番組全文

番組の内容は、オーナ―の談話とシェアハウス投資のあらまし、元販売会社社長の通帳の残高の改ざんの実演、元スルガ銀行員の述べる不正が起きた理由、それと、被害者弁護団の手に入れたスルガ銀行員の改ざんを指示するLINEの内容です。

それでは始めます。

 


 

ナレーション:女性専用シェアハウス、その破綻が社会問題に発展しています。

スマートデイズの経営する女性専用シェアハウスが社会問題となっています。自己破産に追い込まれた人が出始めているのです。
さらに銀行を巻き込んだ不正疑惑が浮上。銀行の内部で一体何が起きていたのか。

 

かぼちゃの馬車オーナー50代男性の例

 

木村健司さん(仮名)50代 かぼちゃの馬車オーナー。

木村さんは投資の理由を次のように話しました。

どうやって老後を安定させるか考えてしまう…今の生活レベルをそれほど落とさず老後を迎えられるように…そこで2年前銀行から1億円を借りて、かぼちゃの場所に投資したのです

木村さんの建てたシェアハウス

 

ナレーション:一見戸建てのように見えますが、シェアハウスになっています
中を見せてもらうと広さ4畳ほどの個室に、家具や家電が備え付けられすぐに住めるようになっています。

 

 

(以下同)同様の部屋が全部で9つあります。

キッチンやシャワールームは入居者が共用で使います。
家賃はひと月3万円+共益費2万円と合わせておよそ5万円で借りられます。

ターゲットは地方から上京してくる若い女性。
キャッチフレーズは「トランク一つでそのまま入居」というものです。

 

かぼちゃの馬車の入居者の話

 

去年の春からかぼちゃの馬車に住んでいるという女子大生。この部屋で初めての一人暮らしをスタートさせました。

シェアハウスに住むきっかけを問われて、女子大生談話
「私立大学に入学するので、たくさんお金がかかることが分かっていたので、安い方がいいということでシェアハウスにしました」

彼女はここで暮らしながらアルバイトをして生活費を稼いでいました。

 

運営会社スマートデイズ

そのかぼちゃの馬車を運営していた、運営会社スマートデイズ
6年前から事情をはじめ、都内を中心に1千棟のシェアハウスを展開しています。
2022年に上場も目指していました。

 

シェアハウス運営の仕組み

シェアハウス運営の仕組みです
シェアハウスのオーナーは銀行から平均1億円の融資を受け、シェアハウスを購入
スマートデイズはオーナーから一括して借り上げ、集めた家賃から経費を引いてオーナーに支払います。
オーナーには30年間入居率に関わらず、低額の家賃を完全補償するとうたっていました。

木村さんの場合家賃収入は70万円、銀行のローン返済が50万円で、銀行へのローンを引いた20万円が30年間入ってくるはずでした。

70万円の家賃収入ー銀行へのローン50万円=20万円

しかし、その計画はわずか1年で崩れ去ります。
去年10月突然家賃が減額、今年1月にはすべての支払いが停止したのです。

そして5月スマートデイズは破産手続きへ。

スマートデイズ説明会

 

スマートデイズ社の4月12日オーナーへの説明会の模様です。

赤間健太社長「当社は業績が大きく傾いておりまして…」
オーナーたち「傾いているどころではねえじゃねえか」
「ここに30年保証って書いてあるんだよ 30年保証してよ早く」

オーナーの大半が頭金なしで億単位のローンを組んでいました
当初9割と言われたかぼちゃの馬車の入居率、実際は空き室だらけで、4割ほどしか埋まっていませんでした。

家賃30年保証のはずが、一転してローン地獄におちいったわけです。
その不動産投資の落とし穴に迫ります。

 

スルガ銀行米山社長の会見の模様

 

融資の過程で相当数の改ざんがありそれを行員が黙認していたというのです。

記者質問「融資に不正があったのか」
米山社長「不正な改ざんや取り扱いがあり、銀行から融資を多く引き出したということで不正融資ではない」

社長は行員が改ざんを認識していたとする一方、指示については「分らない」と繰り返しました。

 

スルガ銀行の独自のローン

 

なぜスルガ銀行は頭金さえないオーナーに多額の融資をしたのか。

スルガ銀行は鉄道模型の購入を目的にしたローンや、最高800万円を借りることができるロードバイクの購入ローンや、若者が着物を買うためのローンなど、個人に特化したユニークなローンを次々に開発してきました。

独自ローンで高い収益率を上げ、ここ数年の業績は右肩上がり、地銀の優等生と言われてきました。

 

被害者弁護団の様子

東京千代田区、かぼちゃの馬車のオーナーたちが集まり対策を練っていました。
その中心にいるのが、加藤博太郎弁護士。

 

加藤弁護士は今年3月にはスマートデイズなどを相手取り、オーナー13人と民事訴訟を起こしました。

加藤弁護士:本当に責任を負うべきは誰なのか… 共謀した銀行が責任を負うべきと考えていて。

 

改ざんの手法の実演

この日加藤弁護士が会ったのは、かぼちゃの馬車の元販売代理店の社長です。

これまでにみずからの手で客の資産証明を10回も改ざんしたという人物です。

加藤弁護士:(手に持参の通帳を社長の方に差し出しながら)「いくつか通帳があるんですけれども、どの通帳が預貯金の残高を改ざんしやすいですか
販売代理店社長:(通帳を見比べると)「こちらの方が改ざんしやすい何となく色がついているので、こちらは色の差があまりない

 

3つの中から選んだのは背景に濃淡の差が一番少ないものでした。頭金もない人にどうやって巨額の融資を可能にしたのか。

 

数字の書き換えの実際

 

残高はわずかに1万9千円余り
2段目の数字を選択してコピーと貼り付けを行います。

下はパソコン上で、コピーとドラッグで、下の段の数字が上に貼り付けされているところ。
数字の上にマウスドラッグのしるしが見えます。

 

 

一瞬で1千700万円水増しされました。
使用したのはパソコンに元々内蔵されているソフト、特別なものではありません。

 

加藤弁護士:それを持っていくと、そうしたらすぐスルガ銀行では問題なく受け付けてくれるんですか?
社長:今までは全部受け付けてもらっている

 

スルガは通帳の原本ではなくコピーでローンの審査を受け付けていました

加藤弁護士談:敢えて原本を確認しないことで、融資を通しやすくする意図が銀行にもあった裏付けになるのではないか

 

元スルガ銀行員の内部告発


横浜。
スルガ銀行はなぜずあさんな審査をしたのか、その理由を求めて、加藤弁護士はある人物にたどり着きました

スルガ銀行の元幹部社員。内情を深く知る人物です。
銀行にとっても危険な融資をなぜ黙認したのかというのは、これまでの大きな疑問でした。

加藤弁護士:融資資料を改ざんして貸して受けても今回のようなことがあったときは銀行としては回収できなくなってしまうような感じがしますが。それでもなぜかしたのかがわからないのですが

スルガ銀行の元幹部社員:まず融資を引っ張って出すこと、自分の成績を上げること、そこが第一になるので、将来的なリスクなどについて 考えて扱いをやめるとか、そういったことはなかったと思いますよ。多大なノルマでガチガチに縛られている土壌があるんですね

 

不正が黙認された理由は多大なノルマ

 

営業が審査部より優位に立ち、営業部門の幹部が融資の実行に難色を示す審査部担当を恫喝するという事実が記されています。

その内情を語る元幹部社員は

スㇽガ銀元幹部社員:
それこそ毎日毎日パワハラの形で、思い切り詰められるわけです
「おまえ(融資額)8億って言っただろう。なんで6億なんだ。今すぐ2億持ってこい持って来るまで返ってくるな」と(上司に)言われる。
それが積み重なって「これは水増しかな」「これっていいのかな」という通常の判断能力が失われて・・・

 

組織全体が業績至上主義に飲み込まれていた。改ざんを黙認する土壌はこうして出来上がったのです。

 

銀行員主導の新たな証拠

5月11日、今加藤弁護士の元には新たな証拠が次々ともたらされています。

加藤弁護士が受け取ったのは、USBです。その日持ち込まれた証拠がこの中にあります。

 

加藤弁護士:(USBから取り込んだ画像を見ながら)すごいですねこれ

 

それはかぼちゃの馬車以外の融資に関するLINEのやり取り
スルガ銀行のある支店の行員と販売業者が交わしたものです。

 

スルガ銀行員:「エビどう?」「まだなら5700万円に変更してほしい」「今日夕方までには提出求められているから」

 

販売会社社員:5700万承知いたしました

 

このエビとは英語のエビデンスのことで、銀行に提出する資産照明を示します。
それを5700万円に変更してほしいと、行員自ら改ざんの支持を出していました。

内部に改ざんを指示した行員が

スルガ銀行の中に不動産融資をめぐり改ざんを指示した行員がいる。と加藤弁護士は見ています。

加藤弁護士:これは大きい。
今までないと言われてた証拠なんですよ。今まで販売会社が勝手に改ざんをやっていたというものだったので、真相究明を進める証拠となるんじゃないですか

 

かぼちゃの馬車問題を追及する突破口になるか。
スルガ銀行は現在外部の弁護士から成る第三者委員会を発ち上げ、さらなる調査を進めるとしています。


 

以上、29日放映「ガイアの夜明け」シェアハウス特集部分の番組内容をお伝えしました。

 

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