不動産投資

シノケン二重契約発覚!融資後に値引き提案の「合意書」西日本シティバンク

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こんにちは、ななみです。
投資用不動産販売会社のシノケンに、シェアハウスかぼちゃの馬車のスマートデイズのとスルガ銀行のスキームにも似た「二重契約」の書類があったことが報道されています。

今度は一体どういうスキームなのでしょうか。

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不動産会社や地銀に類似のスキーム

前金融庁長官が「地銀の優等生」と褒めたたえたおかげで、スルガ銀行の利益にあやかろうと、それに似たスキームが他の不動産会社や、地方銀行にもひそかに使われていたとも言われています。

TATERUの不祥事が先に報道されていますが、今回は投資用不動産販売会社「シノケングループ」。俳優・佐々木蔵之介が出演するCMでおなじみという方も多いでしょう。

「土地がなくても、自己資金が少なくても、アパート経営はできる!」とうたっている投資会社で、その子会社シノケンハーモニーはアパート経営を望む顧客に土地とアパートをセットで売り、自己資金ゼロの顧客には提携銀行から融資を受けるように勧めているといいます。

そこまでを聞いただけでも、スルガ銀行のスキームと似た話ですが、スルガ銀行が物件価格を偽造したのに対して、シノケンの場合も、融資額を多く引き出そうとする「二重契約」の方法が撮られていたといいます。

「二重契約」とは?

その流れは以下のようになっています。

二重契約の方法

シノケンが土地代と建築費で計1億2千万円と想定した物件があるとします。銀行は担保価値の7割から9割しか貸さないので、融資額は最大でも1億800万円です。

なので、そこでシノケンは銀行が融資を承認した後、オーナーに建築費2千万円の値引きを提案するといいます。最初に交わした契約書とは別に“合意書”なる書類を作成して、値引きをした金額で再度、契約書を作るというのです。

銀行からの融資はシノケンの口座に入る

また、「銀行からの融資は、顧客の口座に入らず、シノケンHに振り込まれます。」という話もあります。

値引き後に浮いた金額は、登記費用に充てたり、銀行への繰り上げ返済に回したと、シノケンHの元社員が話しています。

“二重契約”は法的に問題は?

“二重契約”の法律的な面については、スマートデイズ被害者の会の代理人を務める加藤博太郎弁護士は

「値引きは、担保価値の下落を意味する。シノケンHが融資承認、実行後の値引きを銀行に通知していなければ、刑法の詐欺罪に該当する可能性があります」

と話しています。

融資は西日本シティバンク

シノケンHが顧客の融資を受けている銀行、メインバンクは西日本シティバンクです。

西日本シティ銀行広報文化部は、上記を問い合わせると、「個別の取引先については、コメントを差し控えさせていただきます」と回答しているということです。

また、シノケングループの担当者は、「融資が実行されるまでの間に減額分を補うため、自己資金の増額をお願いしたり、物件価格の値引きの提案をさせていただくことがございますが、これは二重契約に該当するものではありません」と回答しています。

まとめ

TATERUでも、書類に改ざんがあったことを前の記事「TATERU」書類改ざん 西京銀行に融資申請の預金残高 オーナー気付いて契約解除 でお伝えしましたが、スマートデイズ社はスルガ銀行だけでなく、金融庁が抑止に力を入れることとなって、このような「不祥事」が次々に見つかる可能性があると言われています。

関りのある地銀にとっては、けっして他人事ではないでしょう。投資者の方々にはっくれぐれも慎重に、必要な際は専門家に相談するなどして今後の被害については、できるだけ未然に防いでいただきたいものです。

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