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スルガ銀行員デート商法 被害女性が提訴220万円の損害賠償請求

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スルガ銀行がデート商法に加担し、婚活を装い金銭をだまし取った上不正な融資をしたとして、東京都内の20代女性が14日、同行などを相手取り、計220万円の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こしたことがわかりました。

テレビ朝日のグッドモーニングの報道を元にお伝えします。

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スルガ銀行員デート商法に関与で訴えられる

 

かねてより報道されていたスルガ銀行員が関与したとされるデート商法、被害にあった20代女性一人が、スルガ銀行他を相手取り、14日220万円の支払いを求める訴訟を起こしました。

訴えの内容は、スルガ銀行の行員がデート商法詐欺まがいの行為に関与し、個人向けの無担保ローンを融資、その際に書類の改ざん等を行ったというものです。

テレビ番組「ガイアの夜明け」も放送した事件で、件数は判明しているだけ20件くらいあると言われています。

そのうちの一つのケースと見られますが、この女性がテレビ朝日のグッドモーニング他の取材に応じました。

以下はその内容を要約してお伝えします。

 

スルガ銀行員関与のデート商法内容

 

訴えを起こしたのは20代女性、婚活アプリで知り合ったコンサルタント会社経営の男性から、外食事業会社「コーポレートプランニング」(東京都新宿区)の男性経営者を紹介されました。

婚活サイトですので、いわゆる「お見合い」のような目的で男女がいるところです。

男性と行ったLINEのやり取りが残っています。

 

「可愛いよ」「俺はいつでもサポートするよ」「なにかあったら何でも言いな。相談乗るからさ」といった、一見親切な言葉がたくさん女性に送られてきていました。

不動産投資の話が持ちかけられる

 

女性が男性に対して好意を持ち始めたころ、男性は、コーポレート社の男性執行役員女性に紹介。

その役員から「銀行から融資を受けて、振り込めば、高利回りで運用してお金を増やす」などと投資を持ちかけられたといいます。

「詐欺の可能性」を疑うがスルガ銀行に安心

 

「大丈夫」を連発する相手に女性は疑いを持ち始めるも、そこでスルガ銀行の行員に引き合わされるということになりました。

神奈川県内のスルガ銀支店でチーフマネジャーを務めるこの男性行員が「融資は詐欺ではない」などと説得。

女性は、銀行員に会ったということで、逆に安心したというのです。「銀行がそんなことをするはずがないって信じていた」と、その時の心境を述懐しています。

契約後に連絡を断った男性

ところが、女性が融資の契約をして、コーポレート社に200万円を振り込んだにもかかわらず、約束されていたはずの配当金はいつまでたっても振り込まれることはなかったというのです。

女性が男性にそのことを言うと男性の態度は一転。連絡を断つという行動に出ました。

 

 

執行役員は数万円を女性に返済すると、行方をくらませたといいます。

男性経営者も「さいならー」などと言い残して、その後は連絡が取れず、女性に残ったのは約195万円の借金だけとなりました。

そして、スルガ銀からは、返済を求める督促状が届くということになったのです。

女性は、

「出会ったばかりのころ、(コーポレート社の)男性経営者らは親身に相談に乗ってくれて信頼できると思っていた。しかし、融資金を振り込んだ途端に態度が変わってしまった。多額の借金だけが残り、今はとても辛い状況。法廷では、男性らに本当のことを語ってほしい」

と語っています。

 

スルガ銀行融資の書類が改ざん

不審に思った女性が、書類を再度確認すると、収入が100万円である書類を提出しているのにもかかわらず、年収の欄の数字が420万円に改ざんされていることが判明。

年収が4倍に改ざんされた書類

 

 

また、融資を受ける目的も、身に覚えのない「介護費用」となっていました。

 

 

デート商法被害女性がスルガ銀行を提訴

女性は、コーポレート社の執行役員が同様の投資話を持ちかけ、2年間に約20人から5000万円超を集めていたと指摘。

女性を説得した行員についても、「執行役員と通じてデート商法まがいの件に融資した」として、スルガ銀の責任を求めて訴訟を起こすことを決意しました。

理由は、融資を受けて支払ったお金200万円を取り戻すこと、そして、また、相手の男性への怒りもあります。

「初めから好意などがなくてだますつもりであったのか。あとは、どうしてこういうことをしたのかを聞きたい」

この男性は同じ手口で20名から5千万円余りのお金をだまし取った可能性があります。

スルガ銀行側の対応は

スルガ銀行側は、この件に関わった社員を昨日づけて懲戒解雇。

銀行側のコメントは「訴状を確認しておらず、コメントは控える」というものです。

スルガ銀行社員のインタビュー

 

テレビ朝日のインタビューにスルガ銀行の現社員が応じました。

デート商法っぽい方法での融資を行っているということは、周りから聞いている。自宅の金庫に入らないほどのお金を受け取ったという話も聞いた。

融資の金額の10%ほどは(マージンとして)渡しているのではないか。

として、女性と直接接触をする男性側に報酬を渡したなどの関係が示唆されています。

「キックバックあり」スルガ銀行元銀行員証言

 

また、スルガ銀行の元銀行員という人の音声も同番組で流され、

そいつらって、(融資書類の)年収の改ざん、エビデンスの改ざんどころか、接待、賄賂、全部受け取っていたメンバーだったんですよ

と、女性を勧誘した相手について発言。

当初からの計画が悪質だったことを匂わせる発言もしています。

「デート商法」担当弁護士加藤博太郎氏の談話

 

女性から相談を受けたのは、シェアハウス被害弁護団の一人、加藤博太郎弁護士です。

加藤弁護士は、スルガ銀は2018年5月、シェアハウス向け融資をめぐる不正に社員が関与したとして、当時代表取締役社長だった米山明広氏が記者会見で謝罪。

今回のずさんな融資が、米山氏の謝罪会見から1カ月もたたない間の出来事であるとして、

スルガ銀行の土壌が、不正融資につながった可能性がある。詐欺的な投資に対して一緒くたになって融資をしていくというところに、スルガ銀行に組織的な極めて根深い問題があるということが伺えると思います

とコメントしています。

新生銀行との提携発表予定

スルガ銀行は今日、決算の公表と共に、新生銀行との提携を正式発表すると見られていますが、このデート商法の問題も会見で何らかのコメントをすると思われます。

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