「ネタドリ」で、マンションの空室問題とタワーマンションの問題が放送されます。
「ネタドリ」はNHKの夜7時からのドキュメンタリー番組です。お馴染み不動産コンサルタント長嶋修さんも出演します。
番組内容をお伝えします。
「ネタドリ」でマンションの空室問題
今回のネタドリは首都圏のマンションで起こっている問題が取り上げられます。
ネタドリ紹介文より
いま首都圏のマンションに「異変」が起きている。誰も住んでいない空き部屋が増加。共同住宅の「空室」は過去最多の約70万戸を記録した。老朽化や維持管理などに深刻な悩みを抱えるマンションもでている。
首都圏各地ではタワーマンションの建設ラッシュが続いているが、タワマンの建設を後押ししてきた自治体の中には方針を転換するところも現れた。首都圏のマンションでいま何が起きているのか。専門家とともに探る。
放送日時
12日夜7時30分 NHKEテレ
クローズアップ現代でも
マンションの空室、それとタワーマンションについての問題は「クローズアップ現代」でも取り上げられました。
その時の記事はこちら
・番組内容全文は
クロ現「都会のマンションに異変」空室と管理費滞納で資産価値低下
・要約して読みたい場合
マンション空室に管理費滞納!修繕も売却もできず資産価値も低下 クロ現要約
・タワーマンションの異変
クロ現「都会のマンションに異変」老朽化とタワマン修繕積立金不足
・要約版
タワマン修繕積立金の不足 マンションの建て替え -クロ現要約版(2)
マンション空室の問題
マンションに所有者がありながら、実際は誰も住んでいない「空室」の物件が増えています。
その数は70万戸。
そうなると困るのは、マンション管理の問題と資産価値低下です。
管理費を滞納した部屋は、売買の時もその「借金」がつきまとうため、部屋は売れなくなり、管理費も不足するため、マンション全体の価値が落ちます。
所有しているマンションに空室が多い場合は、自分の部屋を売ろうとした場合に値段が下がってしまうという問題が起きます。
さらに、各部屋の所有者の積み立てを集めて行う、マンションの修繕などが、お金の不足でできなくなってしまいます。やむを得ない場合は、判明している住民だけで不足分を負担することにもなりかねません。
そして、マンションの建て替えや解体、または大規模修繕を行うといった、住民の同意が必要な際に、同意が取れないとそれらを行うこともできません。
これらの問題を上手に避けて住んでいくようにしないと、マンションそのものの存続が危ぶまれる事態となってしまいます。
タワーマンションの問題
タワマンの問題点が明らかになるにつれて、タワーマンションの建設を抑制する対策を取るところが増えてきました。
番組では様々なマンションの問題を提示、その解決の糸口を探ります。
ネタドリ 出演者
【ゲスト】くわばたりえ
不動産コンサルタント…長嶋修
【キャスター】岡田結実,松田利仁亜
ネタドリは、12日夜7時30分からNHKで放送です。 放送内容の全文は、
ネタドリ|マンション空室23区に5000戸!積立金不足で廃墟に
6万戸超の新築マンション価格表がわかる
マンション価格のセカンドオピニオンサイト【住まいサーフィン】