アパートの不動産投資の特集番組「あなたのアパートは大丈夫?~岐路に立つ投資用不動産ビジネス」がNHKのBS1で19日放送されました。
アパートバブルを引き起こしたサブリース契約に関する特集です。放送内容をお知らせします。
「あなたのアパートは大丈夫?」NHKで不動産投資の特集
19日夜に「あなたのアパートは大丈夫?~岐路に立つ投資用不動産ビジネス」というタイトルで、NHKBSが不動産投資の特集を放送します。
前回クローズアップ現代の不動産投資の番組はこちら
番組タイトルと放送日時
番組タイトルは、
「あなたのアパートは大丈夫?~岐路に立つ投資用不動産ビジネス」
3月19日夜11時から
NHKBS1で50分間の番組です。
「あなたのアパートは大丈夫?」番組内容
今回取り上げられるものは、アパートなどの賃貸事業で問題になっているサブリース契約の問題の現状です。
内容を箇条書きにまとめると、おおむね下のようになっています。
・家賃収入が大幅に減ってしまったアパートオーナーの事例
・「死ぬか集団訴訟で改善してもらうか」ローンを抱えて自己破産へ
・アパートの売却を希望するもかなわない
・賃貸住宅会社の元社員たちの苦悩
・サブリース契約を勧めた業界大手の回答
このうち、番組最初の茨城県のアパートオーナー、羽石さんの家賃減額の例は下の記事に
”レオパレス銀座”にあるアパートオーナーが、アパート契約で「30年間大丈夫」と言われたことを話しています。
空き室だらけのアパートが売れない実例「あなたのアパートは大丈夫?」より
立地の悪いところに建てられたアパートが売れずに生活が困窮した80代女性の例も。
サブリース契約については、以前の記事を参考にしてください。
サブリース契約とは
シェアハウス投資の破綻とスルガ銀行の改ざん問題で、サブリースという契約形態による不動産投資が注目を集めるようになりました。
手持ちの資金が少なくてもできる、土地を持っていればアパートが建てられて相続税対策になるなどのうたい文句で、アパート経営が急速に広がり、「サラリーマン大家」なる言葉も生まれました。
元々はバブル期に生れたビジネスモデルですが、超低金利政策が拍車をかけ、経営が厳しい地方銀行の多くも融資が増えるとあって、契約者は増加。
その結果、アパートの「レオパレス銀座」やシェアハウスの足立区など、賃貸住宅の過密なエリアもできました。
しかし、その後サブリース契約に大きな問題があることが発覚し、破綻する人が続出。
いちばん大きな問題が、受け取れる家賃収入が減ってしまうという問題です。
消費者庁も、サブリース契約への注意喚起を行うまでになりました。
問題を重く見た国は、今後は家賃減額のリスクを業者に説明させるなど、サブリース契約を規制する法案を予定しています。
近年は人口減少でアパート経営は厳しさを増し、管理運営会社による家賃減額で破綻する人も出ています。
「死ぬか集団訴訟か」家賃激減のオーナー
朝日新聞の番組予告では、衝撃的な「死ぬか、集団訴訟で改善してもらうか」という言葉を、苦境に陥ったアパートオーナーが、家賃減額を迫る賃貸運営会社の担当者に対して述べた場面も伝えられています。
サブリース契約で、銀行の融資を受けてアパートを建設。
その後に家賃収入が大幅に減って、1億円以上のローンを抱えるオーナーです。
多額のローンを抱えて、アパートが売れなければ清算もできないオーナーは、その多くが高齢者であり、大変にお気の毒な事態となっています。
番組では、老後の安心を求めて苦境に陥ったアパートオーナ―への現状ばかりでなく、「顧客にリスクの高いアパート経営を勧めたことを悔いる賃貸住宅会社の元社員たち」、そして、NHKの取材した管理会社からの回答も登場します。。
不動産投資に関わる方は、ぜひご覧になってみてください。
夜11時からの番組ですので、番組放送後の明日、また詳しい内容をお知らせします。
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