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八王子のアパート階段崩落事故 則武地所の物件5棟に腐食

東京都八王子市の賃貸アパートの外階段が崩落、住民が転落して事故死した事件で、階段を施工した則武地所の他の建物の調査で、少なくとも5棟の外階段で腐食、または腐食を疑わせる事例があったことがわかりました。

朝日新聞の取材よりお伝えします。

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アパートの外階段崩落で死亡事故

東京都八王子市で4月、賃貸アパートの外階段が崩れ、アパートに住んでいた住民女性が転落して死亡するという事故がありました。

このアパートはまだ築8年だということですが、階段の踊り場部分を、設計図面とは違う木造で施工、その木造部分に防腐処理が行われていなかった疑いがあり、腐食の結果階段が崩落したということが判明しています。

事故が起こったアパートは下のアパートです。

八王子市内のアパートの場所と名前は下の記事に
則武地所のアパートの場所と名前 東京都八王子市内の3階建て賃貸

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則武地所がアパートを建築

https://www.e-noritake.com/index

このアパートの建築を行なったのは、相模原市中央市の則武地所。

則武地所が2010年度以降に施工したアパート数は、神奈川県と東京都で166棟あることがわかり、国土交通省はそれらの建物の調査に入りました。

調査の対象となったのは同社が成功した2階建て以上のアパートで外階段のあるタイプのものです。

計5棟のアパートの階段に腐食

調査の結果八王子市の少なくとも4棟、それと神奈川県厚木市の1棟のアパートで、転落死事故が起こったアパートと同様の腐食、又は腐食の疑いがあることが確認されました。

なお、則武地所は、産業廃棄物処理法に関して、令和2年に一度行政処分を受けていることが、相模原市のHPに掲載されています。

 

則武地所のアパート166棟の場所

今回調査対象となった166棟の場所別の内訳は、東京都内が35棟、神奈川県内が131棟。

そのうち神奈川県相模原市には、62棟が建設されています。

外階段の腐食については 、そのうちの5棟ということなので、それ以外のアパートについては現時点では心配はいらないといえます。

 

木製の部材の防腐処理は行われたのか

気になるのは、外階段の材質が木製であるものが他のアパートにもあった場合には、現在は腐食が見られないとしても、同様の腐食がこのあとも起こる可能性があります。

外階段の防腐処理の有無については、現在のところ報道はありませんが、今後、どの程度の防腐処理が行われたのか、防腐処理が不足する物件が他のアパートにも見られるとしたら、それについてどのような措置が取られるのかが速やかに判断されるべきでしょう。

他にも、設計段階では、鉄骨の指定であった踊り場の部材が、なぜ木造に置き換わったのか、誰の指示でそうなったのかも調査中と思われます。

アパートの所有者に関しては物件の不備が不安なことはいうまでもなく、今後の報告が待たれるところです。

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