「田舎の空き家を処分すると費用がかかるのが心配」「空き家を売るためにはリフォームや解体で費用がかかるのだろうか」
そのような不安や疑問をお持ちの方、空き家の処分は必ず費用がかかるわけではありません。
それどころか売れない空き家でも１００％買取を行う不動産会社に買取を依頼すれば、現金化も十分可能です。
古家やボロ家でもあきらめなければ売却できますし、売れれば現金が手元に残る上、固定資産税の支払いや維持費用、管理の責任からも解放されます。
「処分で費用がかかるのでは？」と手をこまねいている方に、は空き家売却の際の空き家を処分する場合の費用についてお知らせします。
目次
空き家の処分とは
都市部を除いた地方では空き家が売れなくて困っている人が少なくありません。
仲介での売却で何年待っていても、買いたい人が見つからず、空き家の維持に費用や手間を費やすこととなってしまいます。
そのような場合の空き家の処分とは、いったいどうするのかなのですが、不動産の場合は簡単に処分はできませんで、下の３つによって手放すしかありません。
- 空き家の売却
- 空き家の譲渡
- 空き家の有料での引き取り
いずれの場合でも、「処分」という言葉は使われないので注意が必要です。
田舎の空き家の処分の相談は？
たとえば市役所の窓口に行って、「空き家を処分したいのですが」と相談をしたとしても、「買い手を見つけてください」といわれると思いまます。
私も実際に実家空き家を手放す方法について、市役所に寄付について聞きに行ったことがあるのですが、回答すら得られませんでした。
空き家の処分の法律
さらに現在は法律が変わり相続土地国家帰属法が決められたために、自治体や国の引き取りは有料となることが決まったので、「有料の引き取りを利用してください」と言われると思います。
それに伴って、民間の不動産会社も有料の引き取りのサービスを行うようになりました。
つまり、空き家と土地の所有者が、自分でお金を支払って引き取ってもらうということが、当たり前になったのです。
空き家の処分の補助金は？
空き家の処分に伴って、国がお金を受け取れるこということは、自治体が直接儲かるわけではありませんが、同時に自治体の負担が減るということでもあります。
ですので、空き家の処分の補助金に関しては、この先も決して期待はできません。
これまでの施策だと、空き家バンクや、空き家解体のサービスの取入れなどにとどまるでしょう。
空き家の行政の処分は期待できない
空き家バンクについては、空き家の売却を市の指定した不動産会社が預かる(売買の仲介をする）、市が空き家バンクの存在を広告するというだけで、市町村が補助をしたり、空き家を売ってくれるわけではありません。
空き家バンクで売れない家もたくさんありますので、その点でも注意が必要です。
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いずれにしても、「空き家を処分したい人は有料で処分」というのが法律の基準ですので、個人の財産である空き家への行政の無償の関与は期待できません。
できるだけ自力で売却の方途を探すこととなるでしょう。
これにはインターネットの査定窓口を利用するのがおすすめです。
空き家の処分のこれから
またこれからの注意点として、今は、買取業者や処分業者も「買取」が主流なのですが、国が引き取りにお金を要求するとなると、これらの業者も、お金を支払う側からお金を受け取る側に代わる可能性は大いにあります。
つまり、買取の割合が減って、「処分」が増えるということで、所有者にとっては空き家の現金化のチャンスが減ってしまうということです。
空き家の有料の処分は増加する
もちろん、都市部などすべての地域において不動産価値が下落するわけではありませんが、空き家が増加した過疎地域においては、空き家の無償譲渡や有料の引き取りを利用する人も既に増加しているところがあります。
売れる売れないは地域によって違いますので、安易に安心せずに早めに売却を試したり、買取の査定を受けて売れないなと思ったら早めに手放すのが得策です。
その地域の空き家の売れ残りに入ってしまえば、もはや高額での売却は望めないためです。
いずれにしても不要な空き家はできるだけ早く売却をするのが、売却益を大きく、解体費用などの費用負担と維持と手間の累積負担を少なくするコツと言えるでしょう。
タレントの松本明子さんのように、あとから振り返って「空き家に使った費用はトータル１６００万円」というようなことになる前に心を決めて売却をするのが、大切な資産を守ることとなるのです。
田舎の空き家の処分の費用
それらの展望を視野に入れて、現在の空き家の処分の費用について考えていきます。
２３年のNHKの空き家の特集番組「老いる町」では空き家の処分の費用を１８０万円と試算している場面が出てきました。
内訳は、空き家の解体費や家具・家財の処分費用などです。
※家財の処分については下の記事を
空き家の家財道具の処分は急がずに！そのまま売った方が得な場合も
空き家の解体費
１８０万円の内訳として、空き家の処分の費用でいちばん大きいのは、空き家の解体費です。
築年の古い家の場合は、解体費が必要かで価格も処分費用も大きく違ってきます。
家の解体の費用は少なく見積もっても１５０万円から、平均で１７０万円くらいです。
重機が入れない土地や、段差のある土地、道路が一方通行だったりすると２００万円に及ぶこともあります。
そうなると、田舎の地価の安いところだと、２００万円を超える価格で売らないと、売却しても０円か逆にマイナスになってしまうこともあるため、できるだけ家を残したままで売却をするようにする必要があります。
※空き家の解体費について下の記事を参考にしてください
空き家の売却とリフォームや補修
空き家の売却前にリフォームは補修は必要かどうか。
不動産店に依頼して「空き家を売りに出す」仲介での売却の場合は、雨漏りやシロアリ被害がある家などは、そのままで売りに出すことはできませんのでリフォームが必要となりま⒮う。
売りに出すことはできても買う人がいないためですし、雨漏りやシロアリは瑕疵ですので、瑕疵担保免責という契約にして価格を大幅に下げる必要が出てきます。
ただし、不動産の流通性が高い地域は費用をかけてもその分を回収できますが、売れる見込みのない田舎の空き家であればお金をかけることはおすすめできません。
田舎の家の資産価値
どんなに立派な大きな家でも、元が築年の古い家であれば、２０年を超えると資産価値は０円です。
ましてや、地価の安い地方の空き家で築４０年前後の家は、売主が解体費を負担して「古家ありの土地」として土地のみの代金での売却となるのが普通です。
なので売却するためのリフォームや補修は必要ありません。
空き家の解体は慎重に
逆に不動産店の中には、「解体をして更地にすれば高く売れます」といって、解体やリフォームをすすめるところがありますが、これは売買で成約が難しい不動産で利益を上げようとする不動産店の勧誘であることが多いのですすめられた場合でも慎重に考えるのがおすすめです。
不動産店が仲介に入った場合は、必ず「紹介料」などが動いていることが多いので割高になるケースが多いのです。
解体を依頼したい場合は、各地域の地元業者複数社の比較ができる、解体の一括査定を利用して価格の比較の上で依頼してみてください。
空き家の処分に費用はかからない理由
実は「空き家の処分に費用がかかる」と思い込むのは禁物です。
空き家は空き家を買い取る業者に売却をすれば、ほとんどの場合費用はまずかかりません。
空き家の１００％買取
出典：https://wakegai.jp/akiya/
そもそも買取業者は、最初から「１００％買取」のところがほとんどです。
このような業者は、他で断られた訳あり物件でも買取してくれます。
査定を依頼すれば必ず値付けをしてくれます。
空き家を１００％買取するというのは、Wakegai
ワケガイ）や、近畿圏の空き家買取のイズミハウスにも表示があります。
 Wakegai ワケガイ） | ・国内最大手 ・買取率１００％ | |
 イズミハウス | ・４５秒で査定可 ・大阪No.1の買取会社 |
空き家の解体費用が不要
また、空き家の買取業者は、更地ではなくて家をリフォームして売り出す他、賃貸住宅として投資家に売却をするという活用方法をとるところが多いのです。
賃貸ならば、多少古びていても利用が可能ですし、イズミハウス は外国人向けの鎮咳物件への活用も行っています。
このような買取業者の活用は家が残っているのが必須なので、空き家の買取の場合は解体費平均１７０万円は不要となります。
費用０円と明記
空き家の買取の場合は費用は掛かりません。
Wakegai（ワケガイ）の場合は費用が０円とあらかじめ明記しています。
あらかじめ「これだけの費用を払ってください」と言われるようなことは一切ありません。
「持ち出しなし」という記載も同じ意味となります。
買取は基本現況のままでOK。また査定の際は、遠方の場合は立ち合いも不要です。
空き家の処分の費用まとめ
空き家の処分に費用がかかると思い込むのは禁物です。
逆に相談した不動産会社に費用負担を求められたら「１００％買取」「費用負担なし」の不動産会社に買取を依頼してみてください。
解体費を負担だけでも大きな節約になります。
これらの空き家をお得に買取してくれる業者は以下のようなところがおすすめです。
| ■Wakegai（ワケガイ） | |
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| 特徴 | ・訳あり物件買取の国内最大手 ・１００％買取・費用０円 ・即日買も可 |
| 対応物件 | 空き家、築古物件、共有不動産、事故物件、再建築不可物件他 |
| 対応 | 全国 |
| 運営会社 | 株式会社ネクスウィル |
| ■イズミハウス | |
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| 特徴 | ・近畿圏買取数No.1 ・買取率１００％ ・２４時間対応・最短45秒査定 |
| 対応物件 | 空き家、土地、農地築古物件、収益物件、事故物件、再建築不可物件 |
| 対応エリア | 大阪府 兵庫県 京都府 奈良県 滋賀県 和歌山県 |
| 運営会社 | イズミハウス株式会社 |
| ■空き家買取隊 | |
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| 特徴 | ・空き家・訳あり物件買取の専門会社 ・「どんな物件でも買取」がモットー |
| 対応物件 | 空き家、築古物件、収益物件、事故物件、再建築不可物件 |
| 紹介会社 | 自社買取 |
| 運営会社 | 株式会社AlbaLink |
| ■ラクウル | |
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| 特徴 | ・空き家・訳あり物件買取の専門会社 ・投資事業運営のため高額買取 |
| 対応物件 | 事故物件・再建築不可・共有持分・旧耐震・築古物件・紛争物件・借地権・長屋・収益不動産・ |
| 紹介会社 | 自社買取 |
| 運営会社 | ネクサスプロパティマネジメント |