空き家を高く売りたいと思うのは当然なことです。
空き家とはいえ、以前は大切に住んでいた家や実家は古びたとしても大切な資産です。
空き家を少しでも高く売るにはどうしたらいいか、空き家売却の方法をお知らせします。
目次
空き家を高く売りたい
田舎にある実家、できれば高く売れるといいなと思っているのだけれども、そのために気をつけることは何があるだろう。不動産売却のコツを知りたい。 |
答え
仲介ならば、空き家の売り出し価格が高くなければ、高くは売れません。売れない地域にあるからといって、最初から安値で設定すればそれ以上では売れなくなります。
空き家を買い取ってもらう買取の場合は、転売や紹介を目的とする不動産店ではなくて、最初から買取が専門の会社に依頼する方が高く売れます。
答えの理由
私と夫の実家はどちらもインターネットの査定サイトから複数の不動産会社に査定を依頼、高い価格で買い取ってくれる方に売却しましています。夫の実家は、一つの会社は300万円、他の会社は650万円と、なんと倍以上の買取額の開きがありました。
空き家を高く売る3つのポイント
空き家を高く売るポイントとしてあげられることは下のように集約されます。
- 地価相場を事前に調べておく
- 複数の不動産会社に査定を依頼する
- 空き家売却に適した不動産会社に依頼する
それぞれについて一つずつ見ていきましょう。
1.地価相場を事前に調べておく
空き家の売り方は仲介と買取、2つの種類に大別できます。
どちらの売り方にしても、基本となるのはちかの、つまり土地の価格です。
というのも、空家の場合は築年が20年を超えているもの顔多く、大多数は築40年前後です。
築20年を超えた建物は、建物それ自体が資産価値がゼロというのが普通です。
築年数 | 価格 |
10年目まで | 5割 |
15年目まで | 2割 |
20年目 | ほぼ土地のみ |
つまり、空き家の価格は0円なのですが、それでもなぜ売買が成り立つのかというと、それはつまり家の価格ではなくて、土地の価格で値がついているためです。
土地の価格が空き家の価格
そのため、そのエリアの坪単価、つまり、1坪あたり、いくらくらいで売買が取引されているのかを調べておくと、売り出し価格や買取価格を決めるときに、大いに参考になります。
空き家のあるところの地価がいくら7日、皆目わからないとなると、騙されてもわからないことになってしまいますので注意が必要です。
土地の価格を調べる方法
土地の価格を調べる方法は、公示価格や路線価、不動産取引価格情報検索 などを使って目安となる数字を知ることができます。
2.複数の不動産会社に査定を依頼する
今までならば、不動産を売ろうとするときは最寄りの不動産店に行き、そのお店の提示する価格で売り出してしまうということは仏に行われていました。
しかし、今は、インターネットを使ってあらゆる物品やサービスの価格が比較できる時代となり、もやはそのような売り方をする人は誰もいないでしょう。
空き家を売る、土地を売る、その他の不動産を売るときに活用できるのが一括査定です。
ネットの一括査定で価格を比較
不動産一括査定の仕組みは、空き家の情報をもとに、各不動産会社が売り出し価格や、買取価格を次々に知らせてくれるというものです。
無料で査定が6社まで依頼できますので、活用したほうが高く売れるのは間違いありません。
空き家の価格の比較例
夫の実家の査定の例です。
3社各社の知らせてくれた価格は下のようになりました、
- A社・・・300万円 地元の不動産会社
- B社・・・620万円 自力で探した買取の専門会社
- C社・・・650万円 地元の不動産会社B
こうなったら300万円で買取をするという会社には当然ながら依頼をしません。
この会社はなんと、最初に仲介を依頼した地元の不動産店の紹介によるものでした。
もし、夫がネットの査定を使って同時に自力で査定を依頼するという知識がなかったら、地元の不動産会社に300万円で売ってしまい、最大で350万円を損をするところでした。
私の実家の例
ちなみに私の実家は問題あり物件で、訳あり物件の専門の会社に買い取ってもらったので、夫の実家に比べると買取額は低いものでしたが、それでも、数百万円台の実家の査定額にAB2社の査定で数十万園の開きがありました。
そこから導き出せる空き家売却の最大のコツは、必ず複数の不動産店の査定を比較して、高い方に売るということです。
価格の比較は、インターネットの一括査定を利用するのが一番良い方法です。
一括査定のおすすめはズバット不動産売却
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3.空き家売却に適した不動産会社に依頼する
次に空き家を売却する際は、仲介でも買取でも空き家売却に適した会社に依頼するということです。
仲介は、通常「家を売りに出す」というときの売り方で、不動産会社を通じて売りに出し、希望者がいれば売買契約を交わしてその相手に売ります。
仲介の不動産会社のメリット・デメリット
仲介のメリットは、希望の価格で売り出せること=高く売れるという点です。
一方、デメリットはというと、希望者がいなければいつまで経っても売れないということです。
仲介の空き家売却のテクニック
そしてもう一つ大切なことは、仲介での売却は、不動産店がどのような姿勢で空き家を扱うかということです。
特に地方での空き家売却は難しいところで、価格を高くつけて「売れれば儲けもの」としていつまでも放っておくような不動産店に依頼してしまうと、空き家の売りどきを逃してしまいます。
不動産店の方は、高く売れれば設けが大きいので、値下げをして売ろうという考えを持っていないところと、値下げをしても確実にうろうという2種類があります。
不動産会社の選び方
そして空き家売却で難しいところは、このような不動産店がどこにあるのかの見極めです。
新築や、価格の高いマンションなどを手掛けている大手不動産が空き家の売却にふさわしいとは限りません。
一方、あまりにも小さい個人の不動産店では、担当者は売却テクが劣る恐れがあります。
担当者の手腕が物を言う地域の場合は、空き家売却に適さない不動産店に頼んでしまうと、いつまで経っても空き家が売れないということになりかねません。
やはり不動産会社選びは、まず査定の価格を見て、それに対する考えを聞き、そのやり取りを通じて信頼できそうだと思ったところに売却を依頼するのが一番良いと思われます。
数字だけなら誰でも高額の数字を提示できますので、価格だけでは決めずに、査定額を元に不動産会社を選ぶようにしましょう。
空き家を買取で高く売るには
これまでは仲介で空き家を売る場合について書いてきましたが、空き家を買取で売る場合には、注意点は2つです。
- 買取額が高いところに売る
- 買取の専門会社の方が高く売れる
空き家の買取額が高いところに売る
一方で、空き家の買取の場合は、仲介のときの不動産店選びに比べて、売主の方もそれほど気を使う必要はありません。
ABCの三社に買取を依頼したとして、一番高いところに売ればいいのです。
買取の場合は、提示した価格そのままで成約します。
空き家の残置物の費用は確認
また、仲介手数料は不要なので、その他に費用がかかるということは本来ありませんが、残置物、いわゆる家の中のゴミに関しては費用がかかるのかかからないのか、この点だけは確認したほうがいいです。
場合によっては、数十万円以上違いが出ますので、その分買取額を高く買ってもらっているのと同じ計算になります。
2.買取の専門会社の方が高く売れる
空き家買取の注意点は、街の不動産店が買取をしますと言っても、その会社が資本を出して空き家をリフォームする「空き家買取事業」を行っているのでなければ、買取金額が大きく下がっている可能性があるということです。
なぜかというと、買い取った不動産店でその土地を利用しない限りは、その土地は、他の不動産店にしょうかい、 または転売するということになります。
するとその分の手数料が水面下でやり取りされるということになるのですね。
不動産業者同士、無料では紹介はしないもので、お金のやり取りが発生していても不思議ではありません。
これも街の不動産店一社にだけ頼んでしまうと、そういうものかと思ってしまうと思います。
買取の場合は、買取の専門の会社に依頼しましょう。
買取の専門会社なら遠方でもOK
このような専門の不動産業者は、田舎の地方都市ではなくて、大都市とその近郊に事務所を構えていますが、そこを拠点に広範囲にカバーエリアを広げて一つでも多く物件を買い取ろうと懸命なので、全国対応、または遠方でも全く心配はいりません。
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まとめ
以上空き家を高く売る方法について、仲介の場合と買取の場合それぞれについてお知らせしました。
空き家売却は資産増強のチャンスです。
ネットの無料のサービスを活用してできるだけ高い金額で売りましょう。
全国対応で、地方の物件に強いのが、イエウールです。
当ブログで一番売却につながったというのが、こちらになります。
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