古い空き家は買取がおすすめ

古い家は売りに出すだけでなく、業者に買い取ってもらう買取もたいへんおすすめです。

親から相続した家の大半は古い家で売れないのではないか、売りに出しても売れないと心配になりますよね。

売りに出しても売れない古い家でも高率で業者に買い取ってもらえます。

古い家の買取を含めた売り方についてお知らせします。

古い家の買取

実家は築４０年を過ぎた古い家で、一度仲介に出したがなかなか売れないので困っている。業者に買い取ってもらう方法がいいと聞いたが、買い取ってもらえるだろうか。

お答え

答えの根拠

私の実家も夫の実家も築４０年の古い家でしたが、どちらも業者に買い取ってもらいました。

夫の隣の家は同じ築年で仲介で成約していますので、築４０年なら仲介、買取どちらでも売れる可能性があります。

心配するより先に査定に出してみましょう。

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この記事では下の3つを中心にお伝えします。

一つずつ解説していきますね。

古い家の売り方

「空き家」で問題となる中古住宅は現在７０～８０歳代の親世代から相続した家がほとんどで、それらの家の多くは築４０～５０年台となっています。

若い人から見るといかにも「古い家」と思うかもしれませんが、家の状態にもよります。

空き家の期間が長く老朽化が進むなどで状態が悪くなければ仲介でも買取、土地のみでも十分売れますので査定に出してみるのがおすすめです。

古い家の売り方はおおむね下の４つがあげられます。

古い家を仲介で売る

家を売る売り方には、大別して２つ、仲介と買取があります。

古い家であってもまずは仲介で売りに出したいところです。

仲介をおすすめする理由は、仲介の方が価格が高く売れるからです。

仲介の方が１００とすると、買取は６０～７０の割合で売却の価格の差が出ます。

仲介と買取の違い

仲介はごく普通に不動産を売買する方法である一方、買取は近年増加している売却の方法です。

まずは、仲介と買取のそれぞれの内容と違いを確認しておきましょう。

仲介での売却の手順については下の記事に詳しく記しています。

古い家を解体して更地にすれば売れる？

古い家を売ろうと考えた場合、「家を解体して更地にすれば売れますよ」とすすめられることがあります。

家が残っている状態で直前まで住んでいた家など十分使える状態である場合は、まずは建物を残したまま売りに出すのがおすすめです。

使える空き家は使った方がお得ですし、古い家でも安く住みたい人もいます。

また最近では自分でDIYをするのも流行していますので、できれば古い家であっても活用してもらいたいですね。

また、土地だけにしたからと言って必ずしも売れるとは限りません。

更地にすることによって、固定資産税が最大６倍に値上がりします。

解体は費用が最大２００万円はかかるので、解体が必要かと思われた時も、できるだけ家を残したまま手放すのがおすすめです。

特に地方の売れない家を売却する際は、解体は最後の手段と考えましょう。

地方の離れた家を売る場合

相続した家を売る場合に、売主は都市部に住んでおり、売りたい家が遠方であるというのもよく聞く話となっています。

しかし、今は北海道の家を売るのに、北海道まで行って地元の不動産店を探さなければならないということはありません。

不動産の無料一括査定を使って、対象となる不動産を扱う業者を見つければ十分売却ができます。

実家売却の体験例

ちなみに私は車で一時間の距離にあった自分の実家を業者買取で売ったときには、家の中にあった荷物を取りに行ったほかには、現地には一度も行かずに売却しました。

業者に実際に顔を合わせて会ったのは、代金を受け取る売買契約の時だけで、それも司法書士を連れて業者が家まで来てくれてそこで契約となりました。

特に問題がない限り、現地に行く必要はありません。あらかじめ実家の状態を把握しておけば、あとは価格交渉は電話で行えば十分です。

不動産一括査定とは

その場合に使うインターネットのの不動産一括査定とは、不動産会社を選んで一括で査定依頼ができるサービスのことです。

大手不動産一括査定サイトであれば、日本全国数千社の中から売却を依頼する不動産会社を探すことができます。

現地に出向くよりもはるかに効率がよく、高く扱ってくれるところを比較して選ぶことができます。

ちなみに、私の実家の場合は地元の不動産店には全部断られましたが、ネットでは買取してくれる業者を２社も探すことができました。

査定依頼はインターネット上の簡単な入力フォームに必要情報を入力するだけで完結、それぞれの会社の査定額を知らせてもらえるので、お好みの価格で売りに出すところから始められます。

※おすすめは地方に強いイエウールです。

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古い家は買取もおすすめ

家を仲介で売りに出したがなかなか売れない、あるいは、売れないことが予想される地域にあるなどの場合は、最初から買取業者に依頼すれば早く売ることができます。

買取がおすすめの場合の理由は

私の夫の実家は、親が生きている間に売りに出したため、健康状態が変わらないうちに早く売りたかったため買取で売却しました。

地方の家は、早く売りに出すことで価格が落ちないうちに売却するのがおすすめです。

実家を親の生前中に売却した方がいいケース

古家ありの土地として売る

家が長く空き家にして老朽化している、一度もリフォームや塗装などをしていないためかなり古びているという場合は、土地のみで売却するのがおすすめです。

その場合は、空き家を残したままで「古家あり。更地渡し」として、土地のみの売買として不動産サイトに出すのが一般的です。

この表記がついた物件はたいへん多くあり、不動産店もすすめる普通の売り方です。

「中古住宅」ではなくてあくまで「土地」のカテゴリーの方で売りに出すのがポイントです。

古家でもいい住みたい、という場合は買った人がそのまま住めますが、その際に土地のみの売買ということで瑕疵担保責任のない契約が必要です。

土地のみの売買では、解体については買い手が決まった時点での交渉になることが多くあります。

基本的に建物を取り壊す費用を負担するのは買主側で、解体費を売主が持つ前提で価格を設定するか、または解体費分を値引きする形となります。

そのため、解体したときにかかる解体費用については、不動産店にまかせると仲介料が含まれることがありますので、あらかじめ把握しておくのがベストです。

解体費用は業者によってかなり差が出ることがありますので、これも解体のオンラインの査定ですぐに知ることができます。

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実家の土地活用で収入を

空き家を売却するばかりではなく、土地が活用できないかもあわせて調べておくことも必要です。

条件によっては、家より土地の方を活用することで思わぬ利益が生まれる可能性があります。

実家の家の売却を検討するときには、実家が何かの形で活用できないかを調べてみましょう。

駐車場経営の実家の例

夫の実家は商店街にあって２つの区画を所有しており、母が住んでいる家の隣にもう一つガレージが建っていました。

ガレージを解体した後に駐車場を設置、現在でも、不動産店に委託して駐車場として活用、賃料の収入があります。

以前なら「車は一家に一台」の時代でしたが、現代では複数の車を所有するのが当たり前です。

古い住宅街では、駐車スペースが1台分しかない家も多いため、空き家になった家を整地・区画し月極駐車場やコインパーキングとして貸出する駐車場経営が成功することがあります。

土地活用のアイディア

家のある場所によっては、土地や空き家の活用ができないかも視点を変えて考えてみることで土地が資産化する例が少なくありません。

田舎の土地なので到底活用できないと思われているかもしれませんが、資材置き場など田舎だから可能ということもあります。

また、最近ではソーラーパネルを設置した太陽光発電の事業者に土地を貸すという活用方法が大変人気です。

とはいえ個人ではアイディアを浮かべようとしてもわからないのが普通です。

土地活用の資料は無料で請求できるため一度は見てみましょう。

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譲渡で家を手放す

また、買い取ってもらえなかった家も、無償の譲渡であれば欲しい人に譲ることで手放せます。

成約率は土地のみの譲渡を含めて８割を越えますので、かなりの高率で成功します

譲渡物件の掲載サイトである”みんなの０円物件”は、空き家や空き地、その他の不動産全般を欲しい人に見てもらい、個別の物件を欲しい人が見つかったら譲ることができます。

こちらはなんと掲載料が無料ですので、売れない物件は掲載を依頼してみてください。

まとめ

古い家といえども、上手に売却をすることで大きな利益につながることもあります。

古い家であっても家や土地はたいせつな資産です。

古いから、田舎だからとあきらめてしまわずに売却につなげていきましょう。