共有持分

共有持分の買取とは

共有持分の買取とはどのようなものでしょうか。

買取依頼後の流れ、買取がすすめられるケース、相場や買取のメリット、共有持分買取業者と合わせてお知らせします。

共有持分の買取とは

共有持分とはひとつの不動産を複数の所有者で共有する場合における、それぞれの共有者の所有権の権利の割合のことをいいます。

持分買取は、この持分を専門の買取業者に売却をするときの共有持分売却の方法を指します。

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共有持分の表し方

きょうだいや夫婦2人で所有する不動産の場合、登記他の書類において下のように記される例を示します。

〇田〇夫 持分2分の1

○田〇子 持分2分の1

不動産の種類は、土地、家、マンション、私道の持分など様々なものに適用されます。

共有持分権利の割合

権利の割合なので、実際の土地や建物を半分だけ使用できるとか、半分もらえるということではありません。

たとえば、私道の場合は持分10分の1でも、その道路の端っこだけではなく全体を通行したり利用したりできます。

権利の数字は〇分の1の表記であっても、全体を使用することが可能です。

共有持分の売買

共有持分はそのように実体のないものであるにもかかわらず、売買ができます。

つまり持分を売ってお金を受け取るという通常の不動産と同じように売買するという意味です。

不動産に直結していても実体のあるものではない権利を売買できるというのは不思議な話ですが、売買となると共有持分は普通の不動産のように売買ができます。

 

共有持分の買取

共有持分は、たとえ5分の4を所有していたとしても、権利分は大きくてもあくまで共有です。

なので、その土地を自由に使えるわけではありません。

そこに建物を建てるとか、誰かに貸して賃料を得ようということは共有者の同意がなければ勝手にはできません。

なので、このような持分は売買できるとは言っても、普通の不動産のように売買はできませんし、不動産サイトに売りに出ているわけでもありません。

共有持分の売買はあくまで下の2つの場合に限られます。

1.共有者同士での持分の売買

2.共有持分の買取業者への売却

 

共有者同士での持分の買取

一番の共有者同士での買取というのは、次のような場合です。

共有持分の買取例1 兄弟で相続

実家の土地をとりあえず相続人全員が共有名義として相続登記をした。共同で使用することも考えられたが、弟2人が自分の相続分をそれぞれ兄に売却。自分の権利分の代償金を受け取った上、移転登記をして兄一人が単独の名義人となった。

共有持分の買取例2 離婚した夫婦

夫婦二人で結婚後に協力し合って購入したマンション、それぞれ持分1/2の共有名義で登記をしていたが離婚をすることとなったので、家に残る夫に妻が自分の持分の買い取りを要求。代償金を受け取ってマンションは夫が単独の名義人となった。

共有持分の買取例3 相続

きょうだい2人で遺産分割協議で話し合いった不動産、遺言書はなかったため法定相続分はそれぞれ1/2として合意、兄の持分を弟が代償金を支払って買い取る形で共有名義にはせず、弟の名義に相続登記をした。

いずれも共有名義にした不動産を共有者同士の話し合いで単独名義とした例です。

※共有者に自分の持分の買取を要求することを「買取請求」といいます。
共有者同士の買取についての他の例は下の記事に

持分買取の話し合いがつかない場合は、共有物分割請求という訴訟がありますが、ケースによっては持分売却の方が適しています。

※訴訟との比較については
共有持分と共有物分割請求の比較

私の場合がそうで、弁護士に相談に行ったところで持分売却の方がいいだろうということになりました。

訴訟には弁護士費用と日数がかかるので、それを上回る不動産であれば訴訟がおすすめですが、そうでない場合は共有持分を第三者に買い取ってもらう方法があります。

上に書いたように、普通の人で持分を買い取っても土地が使えるわけでなければどうしようもないので、買取は専門の業者に限ります。

それが共有持分の買取業者です。

 

共有持分の買取業者への売却

共有持分買取業者とは、「共有持分の買取」を専門的に行っている不動産業者を指します。

共有持分の第三者との売買という時は、ほとんどが買取業者に買い取ってもらう形の売却となります。

「買取」は業者側から見た言葉となるので、なのでこの場合の買取と売却は、持ち分の所有者が業者に持分を売却して対価を受け取るという同じ意味です。

共有持分の売買といっても、通常の不動産の売買契約と変わるところはありませんで、要は普通の売買手続きです。

共有持分の買取の流れ

私が経験した買取の流れと、必要な日数は次のようになります。

物件の査定をインターネットから依頼

↓ 依頼から数日後

業者が現地調査で物件を見に来る

↓ 調査の翌日

電話で査定結果と買取の可否

↓ こちらの用意が出来次第

売買契約と登記に必要な書類(住民票や土地の書類など)を郵送

↓ 書類の確認後すぐ

司法書士同席で売買契約及び代金受け取り

↓ 法務局内で約3週間

登記完了の知らせ

仲介で買いたい人が現れるのを待つ不動産売却とは違って、業者が直接の買取なのでたいへんスピーディーに行われます。

共有持分を買い取った後は

業者は共有持分を買い取った後は、他の共有者に連絡、同じように買取をして、一つの土地として単独名義で登記をします。

うちの場合だと、家をリフォーム後に販売する予定だということでしたが、土地のみでも同じように再販となります。

共有持分の買取の相場

共有持分の相場は、全体の不動産に比べてその5割と言われています。

安くなる理由は、後の共有者との交渉で買取がスムーズに進まなかった場合は共有物分割請求という裁判所での手続きが必要となります。

そのための弁護士費用や競売となった場合の準備費用等があらかじめ計算されているためもあって、買取の相場の金額が低くなっています。

関連記事:
共有持分の売却の相場は5割が目安

持分買取が安い理由

ちなみに、共有持分ではない通常の不動産の買取の金額はというと、こちらの相場は7割と言われています。

買取が安くなるのは、売れるまでの期間があること、売れるか売れないかの保証がないことなどがあります。

最初から転売するのが業者の買取の目的なのですが、その間税金を含め、所有の責任が生じるため、その分がマイナスにも負担にもなります。

そして、なかなか売れなかった場合や急いで売らなければならない場合は、必ず値下げが必要となります。

共有持分の場合はそれら買取のリスク以外にも、業者は共有者へ交渉する手間を含め登記の手間も費用も倍かかります。

なので、それと比べると特に安いとは言えないと思います。

私はその後別な家を、リフォーム再販業者に普通の買取で売却していますが、普通の買取の金額と比較すると持分買取が不当に安いのではないとわかると思います。

共有持分の買取に適したケース

共有持分の買取を依頼するのがおすすめのケースは下のような場合です。

持分売却のメリットは下のようなケースの場合、最も有効にはたらきます。

1.共有者が音信不通などで相続登記ができない

2.共有者が協力せず話し合いが進まない

3.売れない地域にある不動産で価格が安い

4.共有持分を放棄したい場合

共有持分の買取のメリット

・共有者の同意がなくても現金で受け取れる

・共有状態が解消される

・今後の費用負担や相続の問題が避けられる

共有持分の買取のデメリット

対して、共有持分の買取のデメリットは下の2点に集約されます。

・持分のみを売るよりも共有者と話し合いの上売却をした方が高く売れる

・そのため価格の高い物件の場合には共有物分割請求の方が良い

 

よく、共有持分の買取について持分業者ではない不動産会社などが、デメリットとして勝手に売ると恨まれたり、共有物分割請求になると書いていることがあります。

しかし、共有持分の買取を依頼する人の実情はこれだけではありません。

共有持分の買取を依頼する前に既にトラブルになっているということの方が多いです。

なので、上のような理屈は、婚姻時のトラブルでDVでも家を出て行かない方がいい 離婚訴訟はしない方がいいというのと同じです。

その通りにしていたらいつになっても離婚できないのと同じで、土地が売れないことになってしまいます。

※デメリットとメリットについて詳しくは
共有持分のメリットとデメリット

共有物分割請求は通常は業者が起こすより前に共有者同士の間で相手に対して対して起こす裁判所の裁定を仰ぐ訴訟ですので、訴訟も売却も必要な時には利用すべきです。

そして、訴訟をしても訴訟費用を上回るほどの利益にならない土地であれば、共有持分の買取は最後に残された唯一の方法なのです。

共有持分の買取業者のおすすめ

共有持分の会社については、以下の2つがおすすめです。

該当地域からお選びください。

東京・埼玉・千葉・神奈川の持分売却

共有持分の買取の業者。最初は”いえカツLIFE”からです。

いえカツLIFEの特徴は、問題あり物件もOK、空き家はもちろん、相続や離婚などの法律的な問題が絡む売却でも、対応するという心強い会社が揃っています。

また、1度の入力で複数社が対応、一番高く買ってくれるところを選ぶことができます。

東京だけでなく、埼玉、千葉、神奈川までが現在の対応エリアです。

関東地方以外、大阪や名古屋、福岡の大都市近辺以外は地価がぐっと下がってしまいます。いえカツLIFEはエリアを絞っているので高額の買取も可能です。

首都圏に特化した業者で最大6社比較で高く売れる可能性が高いため、東京都内の不動産の売却にご利用ください。

 

”共有持分買取プロ”は持分に特化

もう一つのおすすめが、共有持分他の問題あり物件、訳あり物件の専門の業者さんで、サービス名”訳あり物件買取PRO”、または”共有持分買取プロ” 会社名はアルバリンクです。

※アルバリンクの口コミも読む
訳あり物件買取プロの評判と口コミ

アルバリンク直接の買取ということになるので、最短で買取金額がわかり、比較の必要もなくその金額にもとづいた交渉が可能です。

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