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親の意思疎通が取れないと家が売れない カチタスの買取で聞かれたこと

2021年6月25日

※当サイトは広告を含む場合があります。読みづらかったら申し訳ありません

夫の実家の売却が決まり、カチタスに買い取ってもらうこととなりました。

所有者は存命中の夫の母ですが、その際「お母さんは意思疎通が取れる状態ですか」と聞かれました。

親の家を売却するときは、親の意思が示せる状態であることが売買の条件なので、注意が必要です。

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※カチタスが買い取れない家について詳しくは
カチタスが買取不可なのはどんな家?断られる3つの理由

親が意思疎通が取れない家の売却

実家の空き家を売ろうとしていた矢先、親が倒れてしまい、やや認知症気味のところもあって、意思疎通が難しいが、その場合でも売却は可能だろうか?

お答え

病気や老化、認知症などで売主本人の意思疎通が取れない状態では、不動産を売却することはできません。

子どもや身内が家を親の代わりに売りたいるという時には、法律的な手続きが必要ですが簡単でないことの方が多いです。

答えの信ぴょう性

認知症の場合の馬脚について、公益社団法全日本不動産協会の記載では「売買契約は無効」と記されています。

自己の行為の法的な結果や意味を認識・判断する能力を、意思能力といいます。売買契約を締結したときに、高齢者である売主が、意思能力のない状態だったのであれば、売買契約は無効となります。―https://www.zennichi.or.jp/

これは、改正法に「意思能力がない者の法律行為は無効」と明記されているからです。(新法3条の2)

 

カチタスに「親の意思疎通が取れるか」聞かれた

当家では、母親名義の家土地を、カチタスに売却をしました。

売却が決まり、いよいよ売買契約となるその前に、カチタスに聞かれたことが「親の意思疎通が取れるか」ということでした。

幸い夫の母の場合は、今でも一人暮らしができており、話が分からないということはありません。

歩行はややふらつく時があるものの自力歩行も可能ですのでそのように伝えました。

必要なら電話で話すこともできるということも伝え、それから売買契約の際には母も一緒に行くことになっているのでそれも支障がないことを伝えました。

※カチタスの買取の価格は意外に安くありません。その理由については下の記事をどうぞ

息子である夫が家を売却

うちの場合、売主は母ですがカチタスを選択したのは息子である夫になります。

母はその時点で売却に同意をしていますが、電話連絡もすべて夫が行っています。

つまり、買取業者の方は一度も母とは話をしていないので、母の精神状態についてはわからないということになります。

ですので事前の確認が必要になったのです。

 

売買契約の場所に親がいることが必要

カチタスの場合は、売買契約にカチタスの社員の他司法書士が同席します。

そこに、家の所有者である母親がいられる状態で、売却の意思が示せる程度に健康でなければならないということです。

その条件が満たされない場合には、せっかく売却をしても「無効」となってしまうのです。

自宅での家の売買契約も可能だが

売買契約の場所については、不動産会社の人と司法書士が自宅に来てくれて自宅で契約をするということももちろん可能です。

私自身の実家の売却の際がそうで私は移動は問題ありませんが、買い取ってくれたのが離れた県である東京の業者であったため、司法書士を連れてきてくれたので、自宅での契約となりました。

同様に売主である親の歩行が不自由であるという場合でも家の売却はできるということになります。

親の意思確認は必須

ただし、契約の場所については、どこでも可能であっても、少なくてもそこに親が同席することが必要であり、売買契約を結ぶ意思があること、そして、その意思が確認できる意思疎通ができる状態であることが必要です。

カチタスの場合は、それまで一度も母を見たこともなく電話で話したこともないので、カチタスの会社で集まる前に事前に確認の必要があったということだと思います。

うちの母の場合は、年齢は86歳、身内としては老化は感じられても会話は問題なくできますし、特に忘れっぽいということもないので、無事に契約ができました。

意思疎通が取れない時の家売却

意思疎通が取れない状態になったら、「成年後見人制度」「家族信託」があるとは言われていますが、、第三機関が必要になるため費用が掛かり、けっして一般的ではありません。

後見人制度他については、これまでの解説をご覧ください。

買取はスピーディーに現金化ができる!

買取に依頼して、早く家を売却しようとしたのは、一つには母が高齢だというためもあります。

仲介に出した場合は買い手がつかなければ、いつまでたっても売れず1年後に母が意思疎通ができる状態であるとは限りません。

所有者が高齢で健康状態が危ぶまれるときには、仲介よりも買取が断然おすすめです。

買取すらも親の会話ができなくなれば、成り立たなくなります。

長生きしてほしいのはやまやまですが、そのまま数年経ってしまうと不動産価値が落ちてしまうことが、地方ではもっとも心配されるところです。

家の売れない地域においては、できるだけ親の元気な時に、早めに売却をするのが高く売るコツと言えます。

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