土地売却

私道の権利を買い取る!持分取得の手順

投稿日:2017年9月8日 更新日:

私道の持分なしの家は、そのままでは売ることができません。

そのような家を売りたいという場合は、売却の前に私道の持分を買い取って取得しないことには、売りに出すことができません。

私道の持分とは何か、持ち分を書いとるにはどうしたらいいのかを、私の行ったことをお知らせします。

相続した家の接道が私道だった!

相続した家の前の道路が私道だということは、まったく寝耳に水のことでした。

家に入るための接道が一本のみ、それが公道ではなく私道であると買取を依頼したリフォーム会社の調査員が知らせてくれたのです。

私道と4軒の家の接道の状況

実家の見取り図です。

赤い色が実家の家屋、青い色で示した線は、各家の門で、私道を真ん中に4軒の家が隣接していることとなっています。

それまでは、家族の誰も接道が私道であることを知らなかったか、または、意識や問題を感じずに使用していました。

私の実家だけではなく、その道路を使っている他の3軒の家も、そこが私道であることを全く知らなかったのです。

土地の売却で私道が問題化

しかし、空き家と土地を売ろうとしたときに問題が生じました。

接道が私道の他に公道が1本でもあればいいのですが、私道のみの場合は、売りに出すことはできません。

その際は土地の売却の前に「私道の持分購入」ということを行わなければならないということがわかりました。

その時の体験はこちら

 

私道の対処の手順

私道だとわかったらしなければならないことは、大まかに言って下のようになります。

1.私道の地番を確認する

2.地番を元に私道の土地の所有者名や連絡先を確認する

3.私道の所有者に連絡を取って、持分を譲ってもらえるように交渉をする

4.所有者の同意が取れたら持分の登記をする(司法書士に依頼)

5.登記完了と共に持分取得が成立

下に詳しく解説します。

 

私道の持ち主を探す方法

誰が私道の持ち主なのかが、すぐにわかる場合はいいですが、所有者がわからない場合は、まずは、私道の持ち主を探すところから始まります。

道路の地番を調べる

最初にすることは、法務局に行って公図というものを調べることです。

公図というのは地図のことですが、その地図上では道路にも地番があるのがわかります。

地番は、上の図の道路上に示されている、数字のことです。

地番の登記事項証明書を閲覧

道路の番号がわかったら、その地番で登記事項証明書というのを閲覧します。

それを見ると、その土地の種類、公道か私道か、そして所有者が誰かもわかります。

インターネットでも閲覧可能

私道の地番がわかれば、今では法務局に行かずとも、家のパソコンでオンラインで登記事項証明書を閲覧できます。

私の場合、数百円の費用が掛かったと思いますが、家で見ることができるのはたいへん便利です。

市役所では私道の所有者は教えない

なお、私道かどうかは、私の場合、最初市役所に問い合わせてみましたが、所有者については、市役所では教えてもらえませんでした。

今は個人情報を市役所でも教えないようになっていますので、当然と思われます。

その場合は、上記のような方法をとることになりますが、登記はきちんと残っていますので、まったくわからないというような心配はないことがわかりました。

私道の所有者は分譲会社と判明

うちの場合は、山だったところを切り開いて作った分譲地で、何ら混雑したところではない区画のきちんとしている団地でした。

私道が残っていたというと、不動産業者にはたいそう驚かれましたが、ネットで探すとこのような例は他にもあり、それほどめずらしいことではないそうです。

所有者が個人ではなくて会社の方が譲ってもらいやすい感じがしてやや安心したものの、うちの場合はその会社が一度倒産をしていたため、事情がわかりにくくなっていました。

万が一、所有の会社が倒産してなくなっていたり、行方がわからなくなっていたりしたら、もっと大変だったと思います.

それらの問題があった場合でも、市役所などに訊いても教えてはもらえませんので、法務局で相談してください。

私道の所有者がわかったら、次にするべきことは、私道の持分の買取や譲渡などによる取得となります。

私道の持分の取得とは

持分を購入するとは、私道の土地を共有で使えることの証明のため、登記に「持分何分の一」というように、私道の所有権を登記する ということです。

その上で、持分を取得して後は、共有で道路を通行などの使用ができることになるわけです。

持ち分の登記には登記費用がかかる

この場合の固定資産税は多くは免除になるものの、登記の費用だけはどうしてもかかることになります。

所有者である開発業者に電話をして事情を話しましたら、とにかく持分を譲ってくれるという返答が得られて、その点は安心しました。

ただし、土地の権利の値段そのものは請求しないが、登記費用は自分でもってほしい、それよりも困難だと思われたのは、その道路に面する残り3軒の家と話を合わせて、4軒同時に行ってほしいということでした。

私道は近隣とも共有が望ましい

それで、いくらか面識のある隣の家に知らせては見ましたが、登記費用がかかることでもあり、今までまったく支障のなかったものになぜ手続きをしなければならないのか、説明は困難だと思われました。

私道の権利が欲しければ、まず近隣4軒と交渉しなければなりません。

土地を手離す段になって、なぜそんな苦労をしなければならないのか、この時ばかりは本当に頭を悩ませました。

不動産業者に私道の持分の買取を依頼

結局、最終的には、私道の持分の取得は、空き家と土地の買取を依頼した不動産業者に依頼をして問題は解決しました。

町の不動産屋は交渉はしない

というと簡単そうに聞こえますが、普通の町の不動産屋にも問い合わせましたが、町の不動産業者は持分取得について尋ねても持分の買取の交渉をしようというところはありませんでした。

「家を売りに出したいのなら、自分で近所の人と相談して持分の登記をしてからなら、仲介を引き受ける」という結論でしたので、結局どこにも依頼できなかったのです。

つまり、町の普通の不動産業者は売買が仕事であって、交渉が仕事ではありません。

また、田舎の売れない土地の場合は、持分を取得しても、売れるかどうかわからない場合は引き受けたりはしないのです。

結局、私の場合は、実家のあった北関東から2県離れた東京都内の不動産業者に依頼、その業者さんが、私道の持分取得も含めて、買取してもらえました。

 

結果を言うと、私のケースは、売却が前提でしたので、私道の持分がないままで業者に買取してもらったということになります。

ひとりでやっていたら、まず実家の家土地は売れなかったと思います。

インターネットの時代のおかげで、大変に幸運だったと思います。そうでなければ、今も固定資産税を支払っていたことでしょう。

 

売却を前提とされている私道の所有者様なら、同じように、様々な専門の業者が対応してくれる、ネットの一括査定にてご相談されることをお勧めします。

田舎では珍しい問題ですが、路地の多い町の業者なら、聞きなれた問題ですので、適切に対処をしてくれます。

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なお、私が売却を査定してもらったのは福島に近い北関東の家ですが、買いたいと言ってくれたのは、2社ともが東京都内の業者でした。

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