
中古住宅を購入するとき、注意しなければいけないことの一つが「雨漏り」です。
見た目にはきれいな家でも、屋根や外壁、防水部分などの劣化によって、目に見えないところで雨漏りが起きていることがあります。
実は私たち夫婦も、中古住宅を購入した直後に雨漏りを発見しました。正確に言うと、購入前の内見で確認をしたのに、そのまま購入となったのです。
そして、実際の雨漏りを体験したのは中古住宅を購入して住み始めた強い雨の日でした。
実は購入前に夫は不動産会社の担当者に「雨漏りではないか」と質問をしていました。
さらに引き渡し後にリフォーム業者の見積もり時にも「これは雨漏りです」と指摘されたのです。
ここから、私たち夫婦の「雨漏り克服」までの長い道のりが始まりました。
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雨漏りのある家の主

ニックネーム「雨丸」 中古住宅を購入後、原因不明の雨漏りに悩まされ2年かけて解決。自らの実体験をもとに雨漏りの業者選びに役立つ情報を発信しています。建築物環境衛生管理技術者、2級管工事施工管理技士、消防設備士甲種4類、他に、第二種電気工事士。雨じまいとコーキング技術を習得しています。私の雨漏り修理体験記事は⇒中古住宅を購入後、雨漏りが発覚【体験談①】
この記事はあめまる妻が記しています
雨漏りを克服するまでの経緯
このブログでは、私たち夫婦が雨漏りを完治させるまでを時系列でお伝えし、雨漏り克服に役立つ情報を掲載していきます。
雨漏りを克服するまでの時系列です。
2020年3月 中古住宅の購入3日後、雨漏りを確認
2020年4月 塗装業者が散水試験
リフォーム業者のリフォーム開始(特に雨漏り対策のためではない)
2020年5月 外壁塗装開始、ルーフバルコニーの防水依頼20年6月 リフォーム終了 入居
2020円7月~ リフォーム業者に雨漏りの対応を依頼
2020円8月 リフォーム業者が散水試験
2020円9月 天井裏に点検口設置
2021年4月 リフォーム業者が足場をかけて外壁の隙間、窓枠、ベランダの手すり回りなどのコーキング
2021年6月 リフォーム業者が防水業者を連れてきて点検 ・・・続く
中古住宅を購入することになった

私たちは数年前から、住み替えのための中古住宅を探していました。夫の母の介護のためできるだけ近くに住もうということで、既に住んでいた家からの同一市内での住み替えでした。
そしてようやく購入する物件が決まりました。夫が購入したのは、築26年、約37坪の2階建て戸建住宅です。
売買契約を締結。手付金を支払い、その後、決済と引き渡しまで進んだわけですが、その間にも、”雨漏りの影”はちらちらとちらついていたという状況です。どういうことなのかは、順を追って説明します。
とにかく、購入後にリフォームのため、引き渡し後すぐに複数の業者に見積もりを依頼することになったのです。そこから”雨漏りの影!が本格化しはじめたのです。
購入した中古住宅に雨漏りを発見

2020年3月、決済の3日後には、別なリフォーム業者が来たわけですが、和室の砂壁と柱、天井に残った後を見て「雨漏りです」と断言しました。
契約前の不動産店の担当者とのやりとり
この雨漏りの箇所については、以前に2度不動産業者と夫が見ています。
1度目は
夫:これは何でしょうか。雨漏りでしょうか
担当者:カビ?
この時は、私は立ち合いの上、二人の会話を後ろで聞いていました。
2度目は
夫:雨漏りでしょうか
担当者:雨漏りかなあ
この日の会話は私は記憶がないので、たぶん、家には来ていたものの、別なところを見ていた時の会話だと思います。とにかく、そのようなやり取り2度あったわけです。
そして、その日のうちに、夫は、不動産業者に「買います」と返事をして、売買契約となりました。
そして、そのあと決済を終えた3日目に、リフォーム業者が、砂壁と柱のシミは「雨漏り」であると断定したということになりました。
不動産契約書類で雨漏りは
なお、今回の、中古住宅の売買の書類に目を通したところ、売主の把握では、「雨漏り」は「なし」にチェックが入っていました。
そして、この物件は「瑕疵担保責任免責」の物件です。
古家の場合はこのような場合、「雨漏りは想定できる範囲内」として、賠償を請求しても退けられる可能性があります。
しかし、雨丸夫の場合は、どうやらこの辺りも承知の上で購入したようです。
つまり、夫の場合は建築系ではないものの実家の電気工事店でそれまで、足場に上ったり、屋根裏に入っての配線などの現場仕事を経験した上、原子力関連施設での設計や、かなり大きな工場内での導水など水を使ったラインの管理などの経歴を持っていたため、水や機械の不具合などは日常的に起こるわけです。
それに比べると、一戸建ての不具合などは知れており、どうやら多少の不具合には動じていなかったようです。
基本的には建築系とは分野違いなので、直せるかどうかは断言しませんでしたが、仮に雨漏りでも直ると思っていたんではないかと思います。
妻の私の方は夫が雨漏りのある家を買ってしまったことに、ほとほと驚いて困ってしまいました。
夫の方は薄々このような考えであったので、最終的には業者の方が原因特定をあきらめてしまった雨漏りでしたが、数年にわたって自力で調査をおこなったため、完治につながったものと思います。
普通の方では梯子を上ってのコーキング作業などはとても無理ですので、夫の真似はせず、必ず業者を依頼することがおすすめです。
まず、我が家をどうしたかの前に、家の雨漏りがどういうものかも書いておきます。
雨漏りが家に及ぼす影響
家に雨漏りがあった場合、建物の痛みは急速に傷みます。特に私の実家で雨漏りを発見したときは致命的でした
私が実家の仲介をあきらめて、買取での売却を決心したのは、空き家に雨漏りが見つかったためです。
もし、雨漏りが見つかった場合は、そのままでは家は売れません。そういう意味では、雨漏りがあったことをおそらく知っていたであろうわが家の家の売り主は、相当胆力が要ったと思います。売買契約時には、一言も口をききませんでした。
売買契約時のエピソード
その奥さんの方は「賃貸に出していた家なので」いろいろ不具合があるという意味のことを、やや具合が悪そうに口にしていましたが、私の方は賃貸はすでに聞いていたので「存じています」と述べましたが、もちろん「雨漏り」の「あ」の字も、「シロアリ」「し」も一切聞かれませんでした。
ちなみにシロアリについては、シロアリ検査を行い被害が確認されたので、シロアリ駆除をおこなっています。
要するに、売り主側は「雨漏り」と「シロアリ」の両方のある家を素知らぬ顔をして売ったわけです。
インスペクションで雨漏りチェックができる
通常の売買であれば、もし、あなたが中古住宅の購入を考えているのなら、このような家は絶対にお勧めしません。はっきりわからない場合はインスペクションを入れるべきです。数万円で家の瑕疵がある場合は、はっきり証明してくれるからです。
「雨漏りかどうか」は不動産業者にきいても、専門外なのでわからない、あるいは、我が家のケースのように空とぼけてそのまま売却をするわけです。
本来であれば、不動産業者は、売主の申告である書類上「雨漏りはなし」または「あり」を再度確認して明示し、その上で、夫に、雨漏りが瑕疵であることを伝え、買主である夫に損害が及ばないような、適切なアドバイスをするべきであったと思います。
次に、夫の方はその場で不動産業者が「雨漏りかなあ」と返答をしただけで、確認が取れない場合は、契約をその日にせずに延期をして、第三者に意見を求めるべきでした。
とにかく、我が家の場合はそれがスタート地点となりました。
話を戻すと、当然ながら家の中に雨漏りがあった場合は、雨漏りのある個所を早急に特定し、補修をする必要があります。
雨漏りの原因と補修箇所

柱やそのほかの木部が傷んだ場合は、その箇所を補修しなければなりません。雨漏りの原因が屋根にある場合は、屋根や瓦の修理となります。
他にも、塗装やシーリング、ルーフバルコニーの防水の劣化などが原因の場合もあります。
要するに築年の古い中古住宅の場合は、何がどこに起こってもおかしくはないのです。
特定が難しい雨漏り
今回のリフォーム業者が「補修をしても、雨漏りが直る保証はありません」と言う通り、雨漏りの厄介なところは、どこが雨漏りのある個所かということの特定が”大変難しい”とされるところです。
そもそも、雨漏りは雨の降る時でないと起こりません。業者の方は雨の日にきてくれるとは限らない。そうなると観察が難しいため、散水試験などで対応しますが、やはり水の量が十分ではないのです。
雨漏り診断のリスク
その状態で検討をつけるにしてもどこかがわからない場合は、あちこち修理を続けることになります。1か所を修理して、ダメなら、またその次というようにです。
その分、補修費用がかさむことになり、そこに屋根の吹替などということになると膨大な費用がかかります。
雨漏りは「見つけたら修理すればいい」わけではない
雨漏りの困った点に、原因よりも前に水の流れの起点がわかりにくいという点があります。
室内にシミがある場所と、実際に雨水が入り込んでいる場所が一致するとは限りません。
原因が屋根にあることもあれば、外壁やサッシ、シーリング、防水部分などにあることもあります。
例えば、屋根から入った雨水が建物内部を伝って、かなり離れた場所にシミとして現れることもあります。
そのため、表面に見えているシミだけを直しても、雨漏りが止まるとは限りません。
雨漏りの原因になり得る場所
- 屋根・瓦
- 外壁
- サッシ周辺
- 外壁のひび割れ
- シーリングの劣化
- ベランダ・ルーフバルコニー
- 防水層の劣化
さらに、長期間雨漏りしていた場合には、柱などの木部が傷んでいる可能性もあります。
つまり、雨漏りを見つけたら「シミの部分を補修すれば終わり」という単純な話ではありません。
「修理しても雨漏りが直る保証はない」と言われた
今回、リフォーム業者から言われた言葉で、特に印象に残ったものがあります。
「補修をしても、雨漏りが直る保証はありません」
雨漏り専門ではない一般のリフォーム業者の対応は、ほとんどがこのようになります。
ちなみに、このブログで紹介をする雨漏り専門の業者は、10年保証などの保証を付けているところが多いので、その心配はありませんが、とにかく業者を選ぶことが大切です。
原因が正確に分からなければ、修理をしても雨漏りが止まらない可能性があります。
一つの場所を修理して、それでも雨漏りが続けば、次の場所を調べる。
それを繰り返しているうちに、修理費用がどんどん増えてしまうこともあります。
これは実は雨漏りの専門業者であっても起こる可能は皆無とは言えません。なので保証は重要なのです。
こうして「雨漏り克服」の長い旅が始まった
中古住宅を購入して、ある初めての強い雨の日、私たちは購入したばかりの家で「雨漏り」という問題に直面することになりました。
しかも、原因がどこなのか、どの程度の工事が必要なのか、いくらかかるのか、この時点では何も分かりません。
これから雨漏りの原因を調べ、診断してくれる業者を探し、さらに防水工事を依頼する業者も探さなければなりません。
結果的に、この後、私たちは、複数の雨漏り対応の業者、塗装業者やリフォーム業者に対応をお願いすることになります。
このブログでは、雨漏りが感知するまでの過程をできるだけそのまま記録していきます。



