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半年かけて判明した雨漏りの原因はルーフバルコニー内部の壁板の隙間だった【体験談③】

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中古住宅を購入したと同時に悩まされた雨漏り。

原因を調べ始めたものの、簡単には特定できませんでした。

最初はエアコンの室外機を固定しているビスから水が入っているのではないかと考え、次にルーフバルコニーの排水(ドレーン)や、建物内部を通っているエアコンの配管など、いくつもの可能性を一つずつ調べていきました。

ところが、補修をしても雨漏りが再発します。

そして、雨漏りの原因を探し始めてから半年近くが経ったころ、ようやく原因と思われる場所を見つけることができました。

それは、これまで考えていた場所とは少し違うところでした。

これまでの経緯は

中古住宅を購入して3日後、雨漏りが発覚【体験談①】

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雨漏りのある家の主

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ニックネーム「雨丸」 中古住宅を購入後、原因不明の雨漏りに悩まされ2年かけて解決。自らの実体験をもとに雨漏りの業者選びに役立つ情報を発信しています。建築物環境衛生管理技術者、2級管工事施工管理技士、消防設備士甲種4類、他に、第二種電気工事士。雨じまいとコーキング技術を習得しています。私の雨漏り修理体験記事は⇒中古住宅を購入後、雨漏りが発覚【体験談①】

最初に疑ったのはエアコン室外機のビス

最初に雨漏りの原因として考えたのが、2階のルーフバルコニーに置かれていたエアコン室外機でした。

室外機は固定するためにビスで留められていました。

外壁や防水部分にビスを打つと、その部分から水が入り込む可能性があります。

そこで、そのビス周辺から水が侵入しているのではないかと考えました。

しかし、そこだけを確認・補修しても、雨漏りの原因を完全に説明することはできませんでした。

次に疑ったのはルーフバルコニーのドレーン

次に気になったのが、ルーフバルコニーの排水です。

前回の記事でも書いたように、この家には少し特殊な配管がありました。

2階のルーフバルコニーからの排水が建物内部を通る構造になっていたため、ルーフバルコニーのドレーンや、その配管に問題がある可能性も考えました。

ルーフバルコニーにたまった雨水が正常に排出されなければ、建物内部に水が回ってしまう可能性があります。

そこで、この部分についても調べることになりました。

建物内部を通るエアコン配管も疑った

さらに疑われたのが、建物内部を通っていたエアコンの配管です。

この家では、通常なら外から確認できるような配管が、壁の内部を通っていました。

そのため、室内の雨漏り跡と配管の位置関係を考えると、ここから水が回っている可能性も否定できませんでした。

前回、配管を補修して様子を見たところ、いったんは原因が分かったように思えました。

ところが、翌日には雨漏りが再発。

「やっぱり、ここが本当の原因ではないのかもしれない」

そう考えざるを得ませんでした。

雨漏りの原因を探して半年

ここまで来ると、雨漏りの原因を特定すること自体が一つの大きな問題になっていました。

雨漏りが起きている場所は分かっている。

しかし、そこに水を送り込んでいる場所が分からない。

一つずつ可能性を消していっても、別の可能性が出てきます。

私たちは、雨が降るたびに「今度こそ原因が分かるかもしれない」と思いながら、雨漏りの状況を確認することになりました。

そして、気がつけば原因を探し始めてから半年近くが経っていました。

この経験から、雨漏りは単純に「古い家だから雨漏りする」というものではなく、原因を特定することそのものが非常に難しい場合があると実感しました。

ついに雨漏りの原因が分かった

そして、さまざまな可能性を調べていく中で、ようやく原因と思われる場所が判明しました。

それは、ルーフバルコニー内側の外壁にある板の継ぎ目でした。

これまで疑っていた室外機のビスやドレーン、建物内部の配管だけが原因ではなく、ルーフバルコニー内側の外壁のわずかな継ぎ目から雨水が入り込んでいた可能性が出てきたのです。

外から見ると、それほど大きな問題には見えません。

しかし、雨水はほんの小さな隙間からでも建物内部へ入り込むことがあります。

そして、建物内部を伝って、実際に雨漏りの跡が現れている1階の和室まで水が回っていた可能性があります。

それでも原因が分からなかった雨漏りが、最後に疑ったルーフバルコニー内側の外壁の継ぎ目を補修することで、止まりました。

ただ、ここにたどり着くまでには、長い試行錯誤がありました。

最初はエアコン室外機を固定しているビス、次にルーフバルコニーのドレーン、建物内部を通る配管など、さまざまな場所が原因として考えられました。

その一つひとつについて確認し、補修し、雨漏りが再発するかどうかを繰り返し調べていった結果、ようやく原因となっている場所を絞り込むことができたのです。

そして最後に、夫がルーフバルコニー内側の外壁の板の継ぎ目を疑い、試しに市販のコーキング材で補修してみました。

すると、その後の雨で、これまで何度も悩まされてきた雨漏りが止まりました。

半年近く原因を探し続けてきただけに、「やっと原因が分かった」と大きな安心感がありました。

原因を特定した後、防水業者に本格的な施工を依頼

夫が行ったコーキングは、あくまで雨漏りの原因を確認するための補修でもありました。

市販のコーキング材で雨漏りが止まったことで、ルーフバルコニー内側の外壁の継ぎ目から雨水が入り込んでいた可能性が、かなり高いと判断できたからです。

しかし、住宅の防水を長期間維持するためには、その場しのぎの補修だけでは十分とはいえません。

そこで、原因が特定できた後に防水業者を呼び、問題となっていた箇所について、あらためて本格的なコーキング施工をしてもらうことにしました。

これまで「どこから雨水が入っているのか」が分からず、原因を探すことに時間を費やしてきましたが、原因が特定できれば、その後の防水工事は進めやすくなります。

今回も、まず原因を絞り込み、その後に必要な防水施工を行うという流れになりました。

夫一人で雨漏りの原因を特定できたわけではない

今回、夫が自分で雨漏りの原因を試行錯誤の上、特定できたのは、夫一人でできたことではありません。

その前に、知り合いの業者による何度も繰り返された散水試験がありました。

散水試験では、雨漏りの原因になっている可能性がある場所に水をかけ、その都度、室内への水の侵入状況を確認します。

一度の試験ですべての原因が分かったわけではありません。

エアコン室外機周辺、ルーフバルコニーのドレーン、建物内部の配管など、考えられる原因を一つずつ確認し、「ここではない」という可能性を消去していきました。

つまり、何度も繰り返された散水試験とそのあとの仮説と対処によって、消去法で雨漏りの原因となる場所が少しずつ絞られていったのです。

その積み重ねがあったからこそ、最後に夫がルーフバルコニー内側の外壁の板の継ぎ目に注目し、原因を特定することができました。

夫の知識や経験だけで、最初からその場所を見つけられたわけではありません。

半年近くにわたる調査と、何度も行われた散水試験、そして一つひとつの可能性を確認していく作業があって、ようやく原因にたどり着いたのです。

それでも、原因を特定するまで半年近くかかった

今回、私たちには建物や設備に関する知識を持つ夫がいて、さらに雨漏りの調査に協力してくれる知り合いの業者もいました。

散水試験についても、何度も繰り返してもらうことができました。

それでも、最終的に原因を特定するまでには半年近くかかっています。

もし、これらの調査をすべて一般の業者に依頼していたら、調査や試験を重ねるたびに費用が発生し、原因を特定するまでにかなりの費用がかかっていた可能性があります。

雨漏りは、一度の調査ですぐ原因が分かるとは限りません。

原因と思われる場所を調べ、補修し、雨が降った後の状況を確認する。

それでも再発すれば、別の原因を探す必要があります。

私たちの場合も、こうした作業を繰り返すうちに半年近くが経過しました。

だからこそ、雨漏りはできるだけ早く専門的な診断を受けた方がいい

今回の経験を通じて強く感じたのは、雨漏りを見つけたら、できるだけ早く原因を特定することの重要性です。

雨水が建物内部に入り続ければ、それだけ建物への影響も大きくなる可能性があります。

特に築年数が経過した住宅では、雨漏りによって木部や下地などの劣化が進めば、補修範囲が広がることも考えられます。

また、雨漏りが続けば、住んでいる人も「次の雨でまた漏れるのではないか」という不安を抱え続けることになります。

私たちの場合は、半年近くかけて原因を探すことになりましたが、雨漏りに悩んでいる方には、できれば同じように長期間悩んでほしくありません。

できれば早い段階で雨漏り診断を受け、原因を絞り込み、必要な防水工事を行うことで、建物内部へ雨水が入り続ける状態を止めることが大切だと思います。

早期に対応できれば、建物の劣化を防ぎ、住んでいる人の安心や安全にもつながります。

逆に対応が遅れれば、その分だけ建物の劣化が進む可能性があります。特に老朽化が進んだ住宅では、雨漏りが建物に大きなダメージを与えることもあります。

雨漏りは住宅の資産価値にも影響する

雨漏りの問題は、現在住んでいる間だけの問題ではありません。

将来、その家を売却するときにも影響する可能性があります。

雨漏りがある住宅は、買主にとって大きな不安材料になります。

原因や補修状況によっては、売却価格に影響したり、修理をしなければ売却が難しくなったりすることも考えられます。

私自身、別の住宅の売却を考えた際、雨漏りが見つかったことが大きな問題になった経験があります。

だからこそ、雨漏りを見つけたら放置せず、原因を調べて、必要な補修を早めに行うことが大切だと感じています。

私たちの経験から伝えたいこと

今回のケースでは、最終的にルーフバルコニー内側の外壁の板の継ぎ目が原因と考えられました。

しかし、これはあくまで私たちの家で起きた雨漏りの一例です。

市販のコーキング材で補修して雨漏りが止まったからといって、すべての住宅で同じ方法が有効とは限りません。

今回も、夫がいきなり原因を見つけたわけではありません。

何度も行われた散水試験で原因候補を消去し、半年近く試行錯誤を続けた結果、最後に原因を絞り込むことができました。

雨漏りの原因は、屋根、外壁、サッシ、ベランダ、防水層、配管など、住宅によってさまざまです。

自己判断で補修を繰り返すよりも、まずは原因をできるだけ正確に調べ、その結果に応じて適切な防水工事を行うことが、結果的に早期解決につながると今回の経験から感じました。

次は雨漏り診断業者を比較してみる

私たちは今回、知り合いの業者による散水試験や夫自身の知識と経験をもとに、半年近くかけて原因を特定しました。

しかし、誰もが同じような環境で雨漏りの原因を調べられるわけではありません。

そこで、雨漏りに悩んでいる方が専門業者を選ぶ際の参考になるよう、雨漏り診断を行う業者について調べ、4社を比較することにしました。

次の記事:雨漏り診断業者4社を比較|調査方法・費用・選び方を調べてみた

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