
中古住宅を購入してわずか3日後に雨漏りが発覚してから、私たちは半年近くにわたって雨漏りの原因を探し続けました。
エアコンの室外機を固定しているビス、バルコニーの排水、建物内部を通っている配管など、さまざまな場所を疑いましたが、なかなか原因を特定することができませんでした。
何度も散水試験を行い、可能性のある場所を一つずつ消去していった結果、最後にたどり着いたのがバルコニー内側の外壁の継ぎ目でした。
夫がその部分をコーキングで補修したところ、雨漏りは止まりました。
しかし、そこで終わりではありません。
「本当にこれで大丈夫なのだろうか」
長い間雨漏りに悩まされてきたからこそ、応急的に雨漏りが止まっただけでは安心できませんでした。
そこで、原因と思われる場所が分かった後、今度は防水業者に依頼して、本格的な施工をしてもらうことにしました。
これまでの経緯は
中古住宅を購入後、雨漏りが発覚【体験談①】
雨漏りの原因は家の老朽化ではなかった?|中古住宅の意外な配管問題【体験談②】
半年かけて判明した雨漏りの原因はルーフバルコニー内部の壁板の隙間だった【体験談③】
※雨漏りの修理業者を紹介
【2026年】雨漏り修理業者おすすめランキング4選!評判・費用・対応スピードを徹底比較
雨漏りのある家の主

ニックネーム「雨丸」 中古住宅を購入後、原因不明の雨漏りに悩まされ2年かけて解決。自らの実体験をもとに雨漏りの業者選びに役立つ情報を発信しています。建築物環境衛生管理技術者、2級管工事施工管理技士、消防設備士甲種4類、他に、第二種電気工事士。雨じまいとコーキング技術を習得しています。私の雨漏り修理体験記事は⇒中古住宅を購入後、雨漏りが発覚【体験談①】
雨漏りが止まっても、そのままにはしなかった
夫がコーキングで補修した後、室内への雨水の侵入は止まりました。
これまで何度も雨漏りが再発していたので、雨が降るたびに「また漏れてくるのではないか」と気になっていました。
そのため、雨漏りが止まったことは大きな安心材料でした。
ただし、今回の補修だけですべてが解決したとは考えませんでした。
長期間にわたって雨水が入り込んでいた可能性がある住宅です。
また、バルコニーについても、今後同じような雨漏りを起こさないために、きちんと防水処理をしておく必要があると考えました。
そこで、原因箇所の本格的なコーキング施工や、バルコニーの防水工事などを専門業者に依頼することにしました。
原因が分かってから防水工事を依頼できた
今回の雨漏りで、私たちが特に苦労したのは、「どこから雨水が入っているのか分からない」ということでした。
雨漏りしている場所と、実際に雨水が侵入している場所が同じとは限りません。
建物の内部を雨水が伝って、離れた場所に水が出てくることもあります。
そのため、原因が分からない状態でいきなり防水工事をしていたら、「工事をしたのに雨漏りが止まらない」ということになっていた可能性もあります。
私たちは、何度も散水試験を繰り返して原因を絞り込み、最終的に雨漏りの原因と思われる場所を特定してから、防水工事を依頼しました。
この経験から、雨漏りの修理では「どこを工事するか」だけでなく、その前に「どこから雨水が入っているのかを調べること」が非常に重要だと感じました。
バルコニーの防水工事も行った
雨漏りの原因が分かった後、バルコニーについても防水工事を行いました。
今回の住宅には、2階部分に比較的広いバルコニーがあり、そこにはエアコンの室外機も設置されていました。
また、バルコニーの排水についても、建物の内部を通る配管が関係していることが分かっていました。
そのため、今後の雨水の処理やメンテナンスのことも考え、できるだけ建物内部に水を入れないような方法についても検討しました。
雨漏りを経験する前は、バルコニーの防水について深く考えたことはありませんでした。
しかし、実際に雨漏りを経験してみると、バルコニーは雨水が集まる場所であり、排水や防水の状態を定期的に確認することが大切だと分かりました。
雨漏りの原因を探すことが、こんなに難しいとは思わなかった
今回の一連の経験で、一番強く感じたのは、雨漏りの原因を特定することの難しさです。
最初に雨漏りを見つけたときは、「雨が入っている場所を直せばすぐに治るだろう」と考えていました。
ところが、実際にはそう簡単ではありませんでした。
疑わしい場所を調べても原因ではない。
補修してみても、別の日に雨が降ると再び水が入ってくる。
そして、また別の場所を調べる。
この繰り返しでした。
しかも、雨漏りは雨が降らなければ症状が確認できない場合があります。
そのため、調査と確認を繰り返しているだけでも時間がかかります。
私たちの場合は、知り合いの業者に散水試験などで協力してもらうことができ、夫にも建物や設備についての知識がありました。
それでも、原因を特定するまでには半年近くかかりました。
この経験から、雨漏りで困っている方が、自分だけで原因を探し続けるのはかなり大変なのではないかと思います。
専門業者に相談することの大切さを実感
私たちは結果的に、自分たちでかなり試行錯誤することになりました。
しかし、すべての住宅で同じ方法が通用するわけではありません。
雨漏りの原因によっては、屋根、外壁、サッシ、バルコニー、配管など、さまざまな場所を調査する必要があります。
また、建物内部に雨水が入り込んでいる場合は、目に見えている雨染みだけを補修しても、根本的な解決にならないことがあります。
だからこそ、雨漏りを発見した場合は、できるだけ早い段階で専門業者に相談することが大切だと思います。
私たちも、もっと早く雨漏り診断について調べておけばよかったと思っています。
原因が分からないまま時間だけが過ぎてしまうと、その間にも建物にダメージが蓄積してしまう可能性があります。
中古住宅を購入するなら、雨漏りの確認は特に重要
今回の経験は、中古住宅を購入した直後に起きたものでした。
購入前には雨漏りについて確認したつもりでしたが、結果として購入後に雨漏りが発覚しました。
中古住宅には、新築住宅とは違い、これまでの使用状況やメンテナンスの履歴があります。
外から見ただけでは分からない部分に劣化や不具合が隠れていることもあります。
今回の私たちの経験を振り返ると、購入前に住宅の状態を第三者に詳しく確認してもらうことも重要だったと思います。
特に、雨漏りだけではなく、屋根、外壁、バルコニー、配管、床下などについても、できる範囲で確認しておけばよかったと感じています。
これから中古住宅を購入する方には、私たちと同じような思いをしてほしくありません。
半年間の雨漏りとの戦いを終えて
中古住宅を購入して3日後に発覚した雨漏り。
最初は、まさかここまで長く原因探しをすることになるとは思っていませんでした。
エアコンの室外機のビスを疑い、バルコニーの排水を疑い、建物内部の配管を調べ、何度も散水試験を行いました。
そして最後に、バルコニー内側の外壁の継ぎ目にたどり着きました。
夫による応急的なコーキングで雨漏りが止まり、その後、防水業者に本格的な施工を依頼しました。
長かった雨漏りとの戦いでしたが、ようやく「これで大丈夫」と思えるところまでたどり着くことができました。
今回の経験を通して分かったのは、雨漏りは、ただ水が漏れている場所を直せばいいという単純な問題ではないということです。
原因を見つけるための調査と、その原因に合わせた適切な補修・防水工事の両方が必要です。
そして、何よりも「雨漏りを放置しないこと」が大切だと感じました。
雨漏り診断と防水工事の業者を調べてみることにした
私たちは今回、知り合いの業者に協力してもらえたこともあり、時間をかけて雨漏りの原因を探すことができました。
しかし、誰もが同じように相談できる業者を持っているわけではありません。
そこで、この体験をきっかけに、雨漏りの原因を調べてくれる業者にはどのような会社があるのか、また、防水工事を依頼するならどのような業者を選べばいいのかを調べてみることにしました。
実際に調べてみると、雨漏り診断を専門的に行っている会社や、診断から防水工事まで対応している会社など、それぞれ特徴が異なることが分かりました。
次の記事では、私たちが調べた雨漏り診断業者4社について、調査方法や費用、特徴などを比較してみます。
次の記事:雨漏り診断業者4社を比較|調査方法・費用・選び方
自分たちの経験だけではなく、これから雨漏りに悩む方が業者を選ぶ際の参考になるように、できるだけ分かりやすくまとめていきたいと思います。