再建築不可物件ではなかったものの、接道がその道一本のみの持分なし私道で売却ができなかった実家の事例をお知らせします。
訳あり物件を実際に売却した体験談

私の実家は北関東の築40年の普通の団地の一軒家でした。相続が発生したらすぐに売れるだろうと思っていましたが、思いがけないことに売却まで10年かかった経緯をお知らせします。
不動産屋に断られた実家

私の実家は相続後に持分なし私道と判明、幸い接道の間口が2m以上あったため再建築不可物件ではありませんでしたが、そのままではローンが使えない物件であるため売却ができませんでした。
当初は私道の持分取得を考えましたが、私道の所有者に「道路に接道する家はすべて同時に取得すること」との条件を出されたために、断念しました。
うちを含めて4軒が道路に面していましたが、残り3軒は私道であることすら知らない状況でそのまま40年近くたってしまっていました。
さらに他の家には相続や売却の必要がなく、住むには支障がありませんでしたので、なおさら説得や説明が困難だと思ったためです。
持分なし私道に関しては私道関連の記事で読めます。
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相続トラブルで売りに出せない
それらが判明すると元々疎遠だった弟が費用負担と管理の手間をおそれて、連絡を絶って音信不通となってしまいました。
相続人が行方不明ではそもそも売却自体ができません。
訳あり物件の買取を依頼
その後10年間手をこまねいている間に、シロアリ被害が拡大、雨漏りまで見つかり、相談した弁護士に業者買取をすすめられました。
さっそく、インターネットから査定を依頼したら、遠く離れた東京から2社が買いたいと言ってくれて、2社のうち買取価格が高い方に売却できました。
相続から10年が経っていましたが、現金化に成功、空き家の管理や解体費の心配、固定資産税の支払いもなくなり、どれほど安心したかは言葉では言い尽くせません。
どうぞ訳あり物件をお持ちの皆さま、あきらめずに買い取ってくれる不動産会社に買取を依頼してみてください。
ほとんどの家は私の実家よりはもっと条件がよいため、インターネット時代の今なら、それ以上の価格で売れると思います。
私のように最低2社の比較をすると、訳あり物件の買取の相場がつかめる上、より高い売却が実現できますよ。