
中古戸建を売却したいけれど、「築年数が古くても買い取ってもらえるのか」「今住んでいる家でも売れるのか」「仲介と買取のどちらを選べばよいのか」と迷っていませんか。
中古戸建の買取は、不動産会社が直接買主になるため、買主を探す期間が不要で、売却までのスピードが早いことが特徴です。一方で、査定額の見方や費用、契約条件など、事前に知っておきたいポイントもあります。
この記事では、中古戸建の買取業者の比較と選び方、買取してもらいやすいケース、査定額を左右するポイント、必要な費用、売却の流れ、注意点までまとめて解説します。
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不動産買取業者ランキングトップ10!全国対応・エリア・種類別一覧
中古戸建の買取業者おすすめ7選!
| 会社名 | 特徴 | 査定依頼 |
![]() 空き家買取隊 |
・メール12時間査定 ・問い合わせ件数No.1 ⇒詳細記事 |
公式 |
| ・買取再販大手 ・通常の物件向き ⇒詳細記事 |
公式 | |
![]() ワケガイ |
・片付け費用0円 ・独自高額査定 ⇒詳細記事 |
公式 |
![]() ラクウル |
・相続登記無料 ・どんな物件も買取 ⇒詳細記事 |
公式 |
![]() 明和地所 |
・仲介と買取併用 ・立合いなし査定 ⇒詳細記事 |
公式 |
ブリリアント |
・残置物撤去不要 ・築50年以上買取 ⇒詳細記事 |
公式 |
ハウスフリーダム |
・仲介と買取併用可 ・無料で売却相談 ⇒詳細記事 |
公式 |
中古戸建の買取に対応している業者を紹介します。
買取エリアや築古戸建への対応、査定方法などを比べて、ご自身の物件に合った業者を選びましょう。
中古戸建の買取業者の比較表
それぞれの会社のエリア区分は
- 全国対応… カチタス アルバリンク ワケガイ ラクウル
- 一都三県… 明和地所
- 東京都特化… ブリリアント
- 関西中心… ハウスフリーダム
太字になっている不動産業者は、どんな家でも買取する訳あり物件対応です。
※訳あり物件の記事は
訳あり物件の買取業者おすすめ10選!
エリアと査定方法、対応する築年数を確認してください。
| 会社名 | 買取エリア | 査定方法 | 築古戸建への対応 |
![]() 空き家買取隊 |
全国 | メール12時間査定 | 築50年超の実績あり |
| 全国 | 訪問査定(シロアリ検査) | リフォーム可に限る | |
![]() ワケガイ |
全国 | 立合いなし | 築古対応 |
![]() ラクウル |
全国 | 立合いなし | 築古対応 |
![]() ナカジツ |
愛知・関東・福岡 | 訪問査定 | 個々の物件による |
![]() 明和地所 |
一都三県 | 相談可 | 個々の物件による |
ブリリアント |
東京都 | 立合いなし可 | 築50年も対応 |
ハウスフリーダム |
大阪・福岡 | 訪問査定 | 個々の物件による |
※契約不適合責任については不動産会社による直接買取のため、原則としてすべての業者で売主の契約不適合責任は免責(なし)となります。
対応エリアに合う買取業者の特徴を順番に見ていきましょう。
アルバリンク(空き家買取隊)|築古戸建も現状のまま買い取る全国対応の上場企業

アルバリンクは、戸建ての専門サービス「空き家買取隊」運営する、全国27支店(2026年9月現在)を持つ東証グロース上場の買取業者です。雨漏りや残置物がある築古戸建でも、片付けや修繕をせずそのまま買い取ってもらえます。
査定は電話番号の入力なしで、メール査定で受け取れるため、まず価格の目安を知りたい方に向いています。買取率は92%と大変高いですが、すべての物件を買い取れるわけではないため、複数社を併用して買取価格を比較して決めましょう。
カチタス|全国130店舗以上、買取再販の最大手

https://home.katitas.jp
全国130店舗以上を展開し、年間5,000戸以上の中古住宅を販売する買取再販の大手です。直接買取のため仲介手数料はかからず、売却後の契約不適合責任も負わずに済みます。
現地調査のうえ最短3日で査定額が出て、現金化は最短3週間です。リフォームして再販することが前提のため、再建築不可の物件や大規模な修繕が必要な家などは、買取できない場合があります。訳あり物件よりもリフォームで改善できる通常の不動産を売却したい方に向いています。

カチタスの支店は全国にあり、多くの支店が日本最大級の不動産一括査定 LIFULL HOME'Sのサイトに登録をしています。
物件の地域や条件によってはカチタスが査定対象に含まれない場合もありますが、LIFULL HOME'Sを経由することで、カチタスだけでなく複数の不動産会社へまとめて査定依頼・価格比較ができるためおすすめです。
LIFULL HOME'Sで一括査定※詳細記事
LIFULL HOME'S不動産売却一括査定の口コミと評判!
ワケガイ|残置物があっても現状のまま買い取る訳あり物件の専門業者

ワケガイはネクスウィルが運営する訳あり不動産の買取サービスで、全国47都道府県に対応しています。共有持分や再建築不可、空き家など、他社で断られた物件も対象です。
残置物やごみが残ったままでも現状で買い取り、片付けの費用は売り主の負担は0円、無料で処分ができるので物の多い家ほど大きな節約になります。
査定は相談の上立合い不要で、最短1日で現金化できるとしています。電話は日・水・祝が休み、24時間受付のメールフォームからの申し込みが記入4項目のため便利です。
ラクウル|築古・旧耐震も自社で買い取る全国対応の訳あり専門業者

ラクウルはネクサスプロパティマネジメントが運営し、日本全国の不動産を扱う訳あり物件の買取専門店です。旧耐震や築古の物件、再建築不可、事故物件なども買取対象で、年間200件以上の買取実績があります(2025年2月〜2026年1月)。
自社で直接買い取り、リフォームや再販まで一貫して行うため、条件の悪い物件にも対応しやすい体制です。
一番のポイントは相続した物件なら、相続登記の費用をラクウルが負担するため、売り主の負担が0円となるところ。
他に相続の無料相談も利用でき、査定は30秒のAI査定と現地調査で、売主の立合いは不要で売却が進められます。
明和地所|仲介と買取を選べる大手不動産会社

明和の仲介は1986年創業のマンションデベロッパーの大手、明和地所が運営する不動産の売買サービスで、不動産買取も積極的に行っています。
買取の対象は戸建、マンション、土地の他収益物件も対象、仲介から始めて売り出して売れ残った場合に買い取る「買取保証」と、すぐに買い取る「即時現金買取」から選べます。
即時現金買取は仲介手数料がかからず、問い合わせから最短1週間で代金を受け取れます。
リフォームや片付けは不要で、内覧や売却活動もありません。買取価格は仲介で売るより低くなりやすい(相場は7〜9割とされる)ため、仲介での査定額と比べて決めましょう。
大手不動産会社のため、訳あり物件の買取は不向きで、大手の信頼の元、通常の不動産を早く売却したいときにもっともおすすめです。
ブリリアント(LIXIL不動産ショップ)|築50年超・残置物ありでも買い取る一都三県の訳あり物件

LIXIL不動産ショップに加盟する株式会社ブリリアントが運営する、空き家・訳あり物件の買取サービスです。築50年を超える古家や、再建築不可・事故物件・借地権・共有持分、ごみ屋敷まで幅広く対象で、累計1万件超の相談実績があります。
残置物は撤去不要で、費用も負担しなくて済みます。査定は最短3日、現金化は最短7日で、フォーム・電話・LINEから申し込め、立合いなしの査定も可能です。対応エリアは東京・神奈川・埼玉・千葉の一都三県が中心ですが、エリア外でも買取事例があるため、まず査定を依頼してみましょう。
ハウスフリーダム|大阪・福岡で仲介と買取を比べられる東証スタンダード上場企業

大阪府と福岡県に10店舗を構える1995年設立の不動産会社で、東証スタンダード市場に上場しています。仲介と買取の両方を無料で査定してもらえ、仲介で買主が見つからない場合は買い取ってもらえます。買取の実績は750件以上です。
買取なら買主を探す必要がなく、すぐに現金化できます。ネットの60秒入力で査定額の目安が分かり、訪問査定にも対応しています。買取の対象は大阪府・福岡県の周辺で、価格は仲介より低くなることがあるため、仲介の査定額と比べて選びましょう。訳あり物件は、訳あり専門の業者にも査定を依頼すると安心です。
中古戸建の買取業者の選び方
中古戸建の買取業者を選ぶときは、次のポイントを確認しましょう。
中古戸建の買取実績があるか
マンションや土地が中心の業者よりも、戸建の買取実績が豊富な業者のほうが、建物の状態や再販の見込みを踏まえた査定を期待できます。
対応エリアに物件が含まれるか
買取エリアは業者ごとに異なります。地方・郊外の物件は、対応エリアを事前に確認しておきましょう。
築古・居住中・ローン残債ありに対応しているか
築年数が古い、現在住んでいる、住宅ローンが残っているといった条件でも対応できるかを確認します。
ラクウルはローン残債あり物件・任意売却どちらにも積極的に対応しています。
査定方法とスピード
訪問なしの簡易査定(机上査定)に対応しているか、現地調査から価格提示までどのくらいかかるかも比較のポイントです。
全国対応の会社は最短3日が通常ですが、それ以外の会社は訪問査定が通常のため、スケジュール調整が必要で査定までの期間がかかることがあります。
また、相続した中古戸建、親が住んでいる実家などで売りたい物件が遠方にある場合の査定は、全国対応の会社ほど、メール査定(アルバリンク)や、立ち合いなし査定(ラクウル・明和地所)などの机上査定を具体的に明記ししていますので確認して査定を依頼しましょう。
売却方法の便利度
全国対応の会社(アルバリンク・ワケガイ・ラクウル)は、オンライン対応でリモート売却ができる体制が整っており、現地の立ち合いはもちろん、会社事務所を訪問せず、自宅で売却手続きを終えることができます。
契約不適合責任の扱い
不動産会社による直接買取は、原則としてすべての業者で売主の契約不適合責任は免責(なし)となります。
費用負担の範囲
仲介手数料の有無のほか、残置物の処分費用や測量費用を誰が負担するかも確認しておくと安心です。
「現況のまま買取」の明記がある(アルバリンク・ワケガイ・ラクウル・ブリリアント)や、不用品処分0円(ワケガイ・ブリリアント)、相続登記無料(ラクウル)などそれぞれの会社によって、買取時にさまざまなサービスが用意されていますので、買取価格と照らして、状況に応じて選ぶことも可能です。
中古戸建は買取と仲介どちらがいい?
中古戸建を売る方法は、大きく「買取」と「仲介」の2つです。どちらが向いているかは、売却のスピード、価格、手間のどれを重視するかによって変わります。
買取と仲介の違い
買取は、不動産会社が直接買主となって物件を買い取る方法です。仲介は、不動産会社が買主を探し、一般の個人などに売却する方法です。
| 項目 | 買取 | 仲介 |
|---|---|---|
| 売却先 | 不動産会社 | 一般の買主(個人など) |
| 売却までの期間 | 短い傾向 | 買主が見つかるまで数か月かかることもある |
| 売却価格 | 仲介より低くなる傾向 | 市場価格に近い金額を目指せる |
| 仲介手数料 | 原則不要 | 必要 |
| 内覧・広告活動 | 基本的に不要 | 必要 |
| 契約不適合責任 | 免責または期間限定とする場合がある | 原則として売主が負う(特約で調整する場合もある) |
買取のメリット
買取のメリットは、買主を探す必要がないため早く現金化できることです。内覧の対応や広告活動も基本的に不要で、近所に売却を知られにくい点もメリットです。仲介手数料が原則かからず、建物の状態が悪くてもそのまま売却しやすい点も挙げられます。
買取のデメリット
買取のデメリットは、売却価格が仲介より低くなる傾向があることです。買取業者は、買い取った後にリフォームや解体をして再販するため、その費用や利益を見込んだ価格になります。物件の条件によっては、仲介のほうが高く売れる場合もあります。
買取が向いている人・仲介が向いている人
買取が向いているのは、住み替えの期限が決まっている人、築年数が古く仲介では買主が見つかりにくそうな人、近所に知られずに売却したい人などです。
仲介が向いているのは、時間をかけてでも高く売りたい人や、立地・状態が良く買主が見つかりやすい物件を持つ人です。迷う場合は、買取と仲介の両方で査定を受けて比べるのがおすすめです。
中古戸建を買取してもらいやすいケース
中古戸建は、条件によっては仲介で売れにくくても、買取なら対応してもらえることがあります。ここでは、買取してもらいやすい代表的なケースを紹介します。
築20年・30年以上の中古戸建
築20年・30年を超えた中古戸建は、仲介では建物の価値がほとんど評価されず、買主が見つかりにくいことがあります。税法上の木造住宅の法定耐用年数は22年とされ、築年数が古い建物は、土地の価値が中心に評価されるケースが一般的です。買取業者は、リフォームして再販したり、解体して土地として活用したりする前提で査定するため、築古でも売却できる可能性があります。
現在も人が住んでいる中古戸建
中古戸建は、空き家になっていなくても買取の対象です。住みながら査定を受け、引き渡しの時期を相談できる業者もあります。住み替え先が決まってから引き渡す形にすれば、仮住まいを避けやすくなります。
住み替えで早く売りたい中古戸建
住み替えで、新居の購入資金に充てたい、転勤や転居の時期が決まっているといった場合、買取なら売却時期を見通しやすくなります。仲介では、買主が見つかるまでの期間が読みにくいため、スケジュールが決まっている場合は買取が有力な選択肢です。
リフォームが必要な中古戸建
屋根や外壁の傷み、水まわりの老朽化など、リフォームが必要な状態でも、買取ならそのまま査定を受けられます。売主が費用をかけて修繕する必要がないため、負担を抑えて売却しやすくなります。詳しくは、後述の「中古戸建はリフォームしてから売るべき?」で解説します。
相続・地方・再建築不可・古家付き土地の場合
相続した中古戸建、地方・郊外の物件、再建築ができない物件、古家付き土地として売却したい場合も、買取の対象になることがあります。これらは物件の状態や事情に応じて対応が変わるため、詳しくは各記事で解説しています。
中古戸建の買取で査定額を左右するポイント
買取価格は、一般的に「買取後に再販できる金額」から、リフォームや解体の費用、業者の利益・諸経費などを差し引いて算出されます。次のポイントが、査定額に影響します。
築年数
築年数が古いほど、建物の評価は下がる傾向があります。ただし、築古でも立地や土地の条件が良ければ、土地の価値が評価されます。
土地の広さ・形状
土地が広く、整形地(形が整った土地)であるほど、再販や活用の自由度が高く、評価されやすくなります。旗竿地や不整形地は、評価が下がる場合があります。
建物の状態
雨漏り、シロアリ被害、基礎や構造部分の傷みなどがあると、補修費用が査定額から差し引かれます。過去のリフォームや修繕の履歴がわかる書類があれば、査定時に伝えましょう。
立地・交通アクセス
最寄り駅までの距離、周辺の生活利便性、学区などは、再販のしやすさに直結します。買取エリア内でも、需要の高い立地ほど価格は高くなる傾向があります。
接道状況・再建築の可否
建築基準法では、原則として幅員4m以上の道路に2m以上接していないと、建物を建て替えられません(接道義務)。再建築ができない物件は、活用方法が限られるため査定額が下がる傾向がありますが、再建築不可物件を専門に扱う業者であれば買取に対応できる場合もあります。
中古戸建はリフォームしてから売るべき?
古くなった中古戸建は、リフォームしてから売ったほうが高く売れると考える方もいますが、買取の場合は必ずしもそうとは限りません。
買取なら基本的にそのまま査定できる
買取業者は、購入後にリフォームや解体を行う前提で査定します。そのため、傷みや汚れがあっても、基本的にはそのままの状態で査定を受けられます。
リフォーム費用が買取価格に反映されるとは限らない
売主が費用をかけてリフォームしても、その金額が買取価格に上乗せされるとは限りません。買取業者は、自社の仕入れ基準やリフォーム仕様で再販を考えるため、費用が回収できないおそれがあります。
自分で修繕する前に査定を受ける
修繕やリフォームを検討する場合も、まずは査定を受けて、その必要があるかを確認しましょう。査定結果をふまえてから判断すれば、無駄な出費を避けやすくなります。
中古戸建の買取で必要な費用
買取では、仲介手数料がかからないなど、売主の負担が少ない場合もありますが、状況によってはいくつかの費用が発生します。
仲介手数料はかかる?
買取は、不動産会社が買主となる取引のため、原則として仲介手数料はかかりません。ただし、「買取保証付きの仲介」など、仲介として取引する場合は手数料が必要になることがあります。契約の形態を事前に確認しましょう。
登記・抵当権抹消にかかる費用
住宅ローンが残っている場合は、決済時に抵当権を抹消する登記が必要です。抹消登記の登録免許税は、不動産1個につき1,000円です。司法書士に依頼する場合は、別途報酬がかかります。
契約書にかかる費用
不動産売買契約書には、印紙税がかかります。金額は売買代金によって異なり、軽減措置が設けられています。最新の税額や適用期間は、国税庁の情報で確認してください。買取業者が負担するかどうかは、業者や契約内容によって異なります。
残置物の処分費用
家具や家電などの残置物は、基本的に売主が処分する必要があります。ただし、買取業者によっては、残したままで買い取ってもらえる場合や、処分費用を査定額から差し引く形で対応してもらえる場合があります。
解体費用は必要?
買取の場合は、売主が事前に解体する必要は基本的にありません。解体費用は建物の規模や構造、周辺道路の状況によって大きく変わり、高額になることもあります。また、建物を解体して更地にすると、固定資産税の住宅用地の特例が受けられなくなり、税額が上がる場合があります。解体は、査定を受けてから判断しましょう。
譲渡所得税などの税金
売却して利益(譲渡所得)が出た場合は、所得税・住民税などがかかります。所有期間が5年を超える場合は長期譲渡所得、5年以下の場合は短期譲渡所得として、税率が異なります。また、マイホームを売却した場合は、譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例があります。適用には要件があり、制度は改正されることもあるため、詳しくは税務署や税理士に確認してください。
中古戸建を買取してもらう流れ
中古戸建の買取は、次の7つのステップで進みます。
ステップ1:買取業者を探す
中古戸建の買取に対応している業者を探します。物件のエリアに対応しているか、築古や居住中の物件にも対応しているかを確認しましょう。
ステップ2:査定を依頼する
公式サイトの問い合わせフォームや電話で、査定を依頼します。所在地、築年数、土地・建物の面積、現在の状況(居住中・空室)などを伝えます。
ステップ3:現地調査・査定
業者が現地を訪れ、建物の状態、周辺環境、接道状況などを確認して査定します。書類や写真をもとにした簡易査定(机上査定)に対応する業者もあります。
ステップ4:買取価格の提示
査定結果をもとに、買取価格が提示されます。価格の根拠や、差し引かれた費用の内訳も確認しましょう。
ステップ5:売買条件の確認
価格のほか、引き渡し時期、残置物の扱い、契約不適合責任の条件、手付金の有無などを確認します。
ステップ6:売買契約
条件に合意したら、売買契約を結びます。契約書の内容は、署名・押印する前に十分に確認しましょう。
ステップ7:決済・引き渡し
決済日に売買代金を受け取り、物件を引き渡します。住宅ローンが残っている場合は、代金でローンを完済し、抵当権の抹消手続きを行います。
査定から決済までの期間・必要書類の目安
査定から決済までの期間は、業者や物件の状況によって異なりますが、早ければ1〜2週間程度、一般的には1か月前後が目安です。
必要書類は、業者や状況によって異なりますが、主に次のようなものです。
- 本人確認書類
- 登記識別情報(または登記済権利証)
- 固定資産税納税通知書(または評価証明書)
- 印鑑証明書・実印
- 住宅ローンの残高がわかる書類(ローンがある場合)
- 建築確認済証・検査済証、建築図面、測量図(お持ちの場合)
中古戸建の買取で注意したいこと
中古戸建の買取で後悔しないために、次の点に注意しましょう。
1社だけの査定で決めない
買取価格は、業者の得意分野や再販ルート、エリアの需要によって大きく変わります。1社だけの査定では、その金額が適正かどうか判断できません。複数の買取業者に査定を依頼し、価格と条件を比べましょう。
査定額だけで業者を選ばない
高い査定額を提示されても、契約後に減額される、条件が不利になるといったケースもあります。査定額に加えて、契約条件や対応の丁寧さ、実績も合わせて判断しましょう。
契約条件を確認する
引き渡し時期、残置物の扱い、費用の負担者、手付金の有無など、契約書に記載された条件を確認します。口頭で説明された内容は、書面にも記載されているか確認してください。
契約後のキャンセル条件を確認する
契約後に事情が変わってキャンセルする場合、手付金の放棄や違約金が発生することがあります。キャンセルできる期限と条件を、契約前に確認しておきましょう。
住宅ローンが残っている場合は確認する
住宅ローンが残っている物件でも売却は可能ですが、売却代金でローンを完済できるかが重要です。売却額がローン残高を下回る「オーバーローン」の場合は、不足分を自己資金で補う必要があります。抵当権の抹消手続きは、決済時に金融機関と調整して行います。まずはローン残高を確認してから、査定を依頼しましょう。
売却後の契約不適合責任について確認する
契約不適合責任とは、引き渡した物件が契約内容に適合しない場合に、売主が負う責任のことです。買取では、この責任を免責とする、または期間を限定する条件になることがあります。免責の範囲や期間を、契約前に必ず確認しましょう。
中古戸建の買取と「空き家買取」は何が違う?
「中古戸建の買取」と「空き家買取」は似ていますが、対象となる物件や、売主の悩みが異なります。
| 項目 | 中古戸建の買取 | 空き家買取 |
|---|---|---|
| 対象 | 居住中の住宅も含む中古の戸建 | 相続・放置・長期間使われていない住宅が中心 |
| 主な悩み | 住み替え・売却・住宅ローンなど | 管理・解体・残置物などの問題 |
| 売却の目的 | 住み替え資金の確保、早期売却など | 管理負担の解消、処分など |
どちらに該当するか分からない場合は査定を受けて確認する
物件が中古戸建と空き家のどちらに当てはまるか、判断が難しい場合もあります。まずは査定を受け、状況に合った買取方法を相談しましょう。空き家の売却について詳しくは、空き家買取の記事をご覧ください。
中古戸建の買取に関するよくある質問
築30年以上の中古戸建でも買取してもらえる?
はい、築30年以上の中古戸建でも買取してもらえる可能性があります。買取業者は、リフォーム再販や解体後の土地活用を前提に査定するため、築古でも対応する業者は少なくありません。詳しくは「中古戸建を買取してもらいやすいケース」をご覧ください。
人が住んでいる家でも買取してもらえる?
はい、現在住んでいる家でも買取の対象です。引き渡しの時期を調整できる業者もあるため、住み替えのスケジュールと合わせて相談しましょう。
中古戸建は仲介と買取のどちらがいい?
早く確実に売りたい場合は買取、時間をかけても高く売りたい場合は仲介が向いています。迷う場合は、両方で査定を受けて比べるのがおすすめです。詳しくは「中古戸建は買取と仲介どちらがいい?」で解説しています。
中古戸建を早く売るにはどうすればいい?
早く売りたい場合は、買取が有力な選択肢です。買主を探す期間が不要で、条件が合えば1か月前後での売却も見込めます。複数の業者に査定を依頼し、対応の早い業者を選びましょう。
古い家は解体してから売ったほうがいい?
買取の場合は、解体せずに査定を受けるのが基本です。解体費用がかかるうえ、更地にすると固定資産税の特例が受けられなくなる場合もあります。まずは査定を受けてから判断しましょう。
住宅ローンが残っていても売却できる?
売却できます。売却代金でローンを完済し、抵当権を抹消して引き渡します。売却額がローン残高を下回る場合は、不足分を自己資金で用意する必要があります。まずはローン残高を確認しましょう。
中古戸建の査定は無料?
多くの買取業者は、査定を無料で行っています。ただし、業者によって条件が異なる場合があるため、依頼前に確認しておくと安心です。
遠方にある中古戸建でも売却できる?
遠方にある中古戸建でも売却できます。書類による簡易査定や、郵送・オンラインでの契約手続きに対応する業者もあります。ただし、買取エリアは業者ごとに異なるため、物件の所在地が対応エリアに含まれるかを確認しましょう。
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