花田虎上、元若乃花の富津市の自宅が、テレビ番組内で価格の査定をするという企画があり、実際査定を受けたら半値以下になって花田さんががっかりするという場面がありました。
富津市とはどんなところなのでしょうか。花田の家はなぜそこまで価格が下がってしまったのでしょうか。
花田虎上さんの自宅の場所は富津市
https://www.ntv.co.jp/futto/articles/50gdaktn0045ly1ah2.html#cxrecs_s花田さんの自宅の場所はというと、千葉県の富津市というところにあります。
東京湾を望む、とても良い場所にあり、そこをテレビ番組内で査定を受けるということになりました。
ところが、
花田虎上さんが5日放送のフジテレビ系バラエティー「有吉弘行のダレトク!?」に出演。千葉・富津市の豪邸の現在の査定額にがっくりと肩を落とす一幕があった。
8年前に最寄り駅から徒歩15分の好立地に海の見える247平方メートル3LDKの豪邸を土地代1600万円、建物6500万円の計8100万円で購入した花田氏。しかし、海に近いため、塩害による腐食などマイナス条件に加え、妻の希望によりデザイン優先でバルコニーに出るドアがないなどの欠陥があることまで発覚した。
最初こそ「(査定額は)もちろん1億。それで、もっと大きい家を建てたいですね」と目を輝かせていた花田氏だが、ベテラン不動産鑑定士の査定は半減以上の「3700万円」。特に建物の価格が2800万円まで下がっているとの鑑定に「本当ですか…」と小さな声でつぶやくのが、やっとだった。(12月6日スポーツ報知)
建物の価格はともかくとして、土地約112坪は8年前に1600万円だったのが、今は1200万円。
購入時が坪14万円、現在は坪約10万円ということなります。
花田虎上さんの自宅写真はこちら
とても立派なお宅ですね。うらやましいです。
でもなぜ、これが値下がりして半値になってしまったのでしょうか。
そもそも富津市の地価はどのくらいなのか、周辺の相場を調べてみました。
花田虎上さんの富津市の地価情報は?
国土交通省の不動産取引価格情報検索で見てみたところでは、平成27年第3四半期~平成29年第2四半期の2年間で、いちばん高い取引額は最寄り駅9分の土地で、坪11万でした。
上記サイトの詳しい見方はこの記事に。
自治体の財政破綻すれすれの富津市
富津市は、2005年には50000人あった人口が、現在では45000人に減少。約5000人が減っています。
そして、いちばん心配なのは、負債28億を抱え、2018年には市が財政破綻するのではないかと言われていたことです。
千葉県富津市は2013〜19年度の中期収支見込みを公表し、15年度決算で実質収支が赤字となり、18年度には「破綻状態」と判断される財政再生団体に転落する見通しであると明らかにした。
「自治体破綻:富津市が18年度に破綻の恐れ」(2014年9月22日毎日新聞)
自治体が破綻すると公共サービスが低下
自治体の財政破綻の際にいちばん心配なのは、税金や公共料金の引き上げです。
既に財政破綻をした、夕張市の例から見ると、
自動車の税金が破綻後1.5倍となった
水道は東京都内の水道料金の倍
といった住民サービスの低下が報告されています。そうなってからでは、値下がりどころか、売却そのものが難しくなるのは言うまでもありません。
自治体と共にある未来
これからは、自分の土地がいくらである、いくら値下がりしたというような個人レベルでは到底収まらない問題も浮上してくるかもしれません。
周辺環境が著しく変化すれば、土地の値下がり以前に、そこで生活することすらが成り立ちませんね。
自分の経済状況ばかりではなく、地域の財政も大事だということも知られるようになってきました。
売りたい土地がある方は、周囲の動向には敏感に、自治体のニュースや人口の増減にも必ず目を通しましょう。
そして、タイミングを逸することなく、土地を売り抜くことができますように。
花田さんには富津市観光大使として、少しずつでも市の復興の手助けを続けていっていただきたいです。