シェアハウス投資

スルガ銀行行員不正な融資のLINEでのやり取り公表へ「カーテン行きます」

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女性専用シェアハウスの不正な融資をめぐる問題、29日のテレビ番組「ガイアの夜明け」で、スルガ銀行の社員銀行員のラインでのやり取りの画像が報道されました。

LINEでの証拠はそれが初めてでしたが、5日付け朝日新聞もLINEのやり取りを知らせています。
テレビ番組で放映されたものとは違う、新たなLINEの内容をお知らせします。

 

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スルガ銀行員LINEでのやり取りの内容

今回の投資対象はシェアハウスではなく、中古一棟マンション投資といわれるものでした。

中古1棟マンション投資向け融資とは

中古1棟マンション投資向け融資は、会社員や医師が対象で、地方の物件を1棟数千万~数億円で売り込んだもので、シェアハウスよりも、金額が大きいものです。

スルガ銀は、シェアハウスだけではなく、こちらにも資金を融資。融資総額においても、2千億円超のシェアハウス向けを越える額になるといわれています。

その投資に関する、スルガ銀行員と不動産業者とのLINEの赤裸々なやりとり例が「スルガ銀行員の不正関与が疑われるLINEのやりとり」として、新聞に掲載されました。

LINE内容

業者「先ほど、お聞きした数字でいじると数字がズレます。レントロール(家賃収入表)を2パターン送るのでご確認お願いします。
あえて2回に分けてメール送信します」

行員「明日確認します」

 

スルガ銀行の行員のかかわった不正

上記の短いやりとり。それだけで、融資の不正が見えてくるといいます。

レントロールの修正

「レントロール」というのは、家賃や空室率を記した家賃収入表のこと。収益性が高い、つまり家賃収入の利益がたくさんあれば、マンションの物件価格も上げられます。
そうすると、銀行から融資で貸し出される金額が多くなるということになります。

業者が行員から受け取ったLINEは2通りあり、都合の良い数値を選んだ疑いが持たれます。というのも、「あえて2回に分けて」メール送信すると言っているからです。

最終的な数字は「2DKの家賃6万2千円、管理費5千円」されたものを、行員がスルガ銀の融資基準に合わせて偽造されたレントロールを、行員自身が「選んだ」ことになります。

また、業者は、それ以外にも行員には相場に照らして不自然でないかを点検してもらったり、家賃や管理費などを細かく修正した例もあるともいいます。

「カーテン行きます」とは

もう一つは、業者の下の不思議な言葉です。

業者「明日午前中にカーテン行きます。終わり次第連絡するので、現地調査入れてもらっていいですか?」

行員「了解です」

 

「カーテン」とは、その通り部屋にカーテンをつけに行くことですが、その部屋は空き部屋なのです。そこににカーテンをつけたり電気を通したりして入居者が居るように見せかけた。
どうしてかというと、融資の前に、審査部や支店長による「現地調査」の確認があったためです。

業者はまず、入居者が多いように、銀行に提出する書類を改ざん。例えば、4割しか入っていないのに、ほぼ満室であるかのように書類に書きます。

そのあと、現地調査の日に合わせて、全室にカーテンをかけたり、電気を通したりして、空き室にも入居者がいるように見せかけるといったやり方だったようです。

それをLINEに書き送っているということは、当然そうした不正工作と偽装を行員も承知していたということになります。

他にも銀行員からの「平均以下で微調整願います」などと、数字の修正を業者に指示する内容もあり、積極的な不正への関与は疑いのないものとなりそうです。

どの支店、どの規模か

朝日新聞の取材では、「スルガ銀の首都圏3支店の行員が不正に関与した疑いがある」とされています。未だ支店名は明らかにはなっていませんが、LINEの内容がここまで出た以上、いずれ公表されるでしょう。

そして、これは中古マンションの投資なので、シェアハウスや他の対象物件についても、誰がどう関与したのか判明も待たれます。第三者委は、今後中古1棟マンション向けにも調査範囲を広げる方針です。

それにしても、「証拠」が見つかったのは良いことには違いありませんが、あからさまで事もなげなやりとりには、がっかりするばかりです。

 

ガイアの夜明け「シェアハウス特集」放映内容全文は次の記事。

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