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西武信用金庫、融資書類に改ざん発覚 業者の不正を見抜けず?

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西武信用金庫に不正な融資、書類に改ざんが発覚し、金融庁が立ち入り検査をすることが決まったというニュース。

不正が明らかになったのは不動産投資の融資です。朝日新聞の報道からお伝えします。

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西武信用金庫に立ち入り検査

金融庁は、信用金庫大手の西武信用金庫(東京都中野区)に立ち入り検査する方針を固めた。

不動産投資向け融資で、業者が書類を改ざんする不正があったことが明らかになり、金融庁は不正を見逃した審査体制にも問題があるとみて来月にも検査に入る。

スルガ銀行(静岡県沼津市)のシェアハウス融資の不正問題を受け、金融庁は金融機関の不動産融資の監督を強化している。

西武信金とは

西武信金は、預金額2兆円超の信金大手。不動産融資への積極姿勢で知られる。

 

西武信金の不正の内容

西武信金の「不正」の内容とはどのようなものだったのでしょうか。

業者が顧客の預金額などを水増し

朝日新聞が入手した都内の不動産業者の内部資料によると、業者は不動産投資をしたい顧客の預金額などを水増しし、西武信金や大手銀行などから多額の融資を引き出していた。

この業者は以前はスルガ銀からも不正な書類で融資を引き出していた。不正はスルガ銀の問題が発覚した今春以降も続き、融資が実行された。

業者は10月初めに朝日新聞が問題を報じた後に事業を停止した。

スルガ銀行と同一の業者

西武信金は朝日新聞の取材に対し、当初は「(不正は)ないと認識している」としていたが、今月25日、「内部調査の結果、業者による資料の改ざんが疑われる事実が一部みられたので、調査を続け、不正防止策を強化していく」と回答した。

金融庁も、同信金が業者の不正を見抜けず融資を実行した例があるとみている。

審査体制に問題があった可能性があるとして、11月中にも立ち入り検査に入り、融資の経緯について詳しく調べる方針。

不動産投資と銀行、これまでの例

中古1棟マンションなどの不動産投資を巡っては、業者が高利回りや「頭金ゼロの投資」などをPRして顧客を勧誘。融資書類を改ざんして顧客の資産を水増しし、金融機関から多額の資金を引き出す例が相次ぎ発覚した。

スルガ銀のシェアハウス融資では、融資実績を上げたい銀行の執行役員も含む多くの行員が不正に関与していた。

他の銀行などでは、業者の不正を見抜けず、だまされる形で融資が実行された例が少なくないとみられる。

金融庁は不動産融資で問題が続いている状況を重くみて、今事務年度の金融行政方針で不動産融資の実態を調べると表明。

各金融機関へのアンケートで概況を把握し、問題がありそうな金融機関への立ち入り検査を行う。業者との関係や職員のモラル、融資審査体制などが検査対象になる。

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今日のシェアハウス投資関連のニュースは以上です。

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