墓じまい 夫の実家

永代供養墓のメリット 寺とのつき合いや代々続く墓守の手間と費用の要らない墓があった

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夫の父が亡くなりました。92歳とはいえ、家族が亡くなるのは悲しいものです。

兄が急病のため、親類は呼ばず、息子夫婦と孫のみの家族葬。火葬を先にして、そののち葬儀という順番でした。

行ったのは、先に永代供養墓を契約したお寺なのですが、実家ではそれ以前に別な寺に墓を持っておりました。しかしそちらを使わず、新しく契約したお墓の方に契約をしたわけです。

新しいお墓とお寺は、これまでの寺との関係のわずらわしさと、高額の費用負担は一切ありませんでした。

そもそも、現代の永代供養墓とはどういうものなのかを記しておきたいと思います。

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永代供養墓三つの寺の比較

元々買っておいた墓、今回決めた墓、他に見学に行った墓と寺のそれぞれです。

自宅近くの歴史あるA寺

夫の実家は、まだ整然露に自宅近くの寺に既に墓を買っておりました。
まだ誰も入っていないのに、墓石を建てたという状態です。それも亡くなるよりも、5年以上前、どうかすると10年近く前になるのかもしれません。

墓の土地の契約に4百万円ほど、それから墓石の他、灯篭や墓碑、塔婆立てなど、それから外構などを入れて、さらに数百万円かかったといいます。

また、墓を購入し、墓石を建てる際に、まだ誰も入っていない状態ですが、そこでお坊さんにお経を詠んでいただくなどしたので、身内も立ち合い、お寺にはお布施も支払ったそうです。

年間管理費が3万円、寄付金10万位円以上だそうで、寄付金は寺の方から郵送で連絡があります。母はそれについては「支払わなくてはいけない」という考えでこれまで支払ってきたようです。
そして、かれこれ「1千万円は使った」という費用の結果となりました。

今回、親が高齢になり、墓を継ぐ兄の方が、そもそも東京から実家近くの墓には来られない。そして、その費用の負担を自分も、その子供である孫も支払いたくないということで、墓を変えるということになったのです。

要は代々継がれるということで、永代供養には間違いありませんが、その場合は必ず誰かが管理しなければならない。
そして、それは離檀という手続きをしない限りは、管理の手間の上に費用もかかるということなのでした。

見学に行った由緒あるB寺

このお寺は、母が「テレビで見た」というので、私と夫が見学に行き、担当の袈裟を着たお坊さんに契約内容等の話を聞いてきました。都内の台東区に古くからあるお寺だということでした。

外墓地ではなくて、建物の中の墓地を新たに作っているということで、それでテレビに出たらしいのですが、基本的にお寺との関係や費用は、地元のA寺と、同様の印象を受けました。

以下は説明の時に、見せられた紙のメモです。料金を一覧で示した紙は渡せないということでした。

葬式の枕経、通夜、葬儀、諸七日 合わせて50万円、それとお布施。
納骨法要が7万円
初盆 3万円
年忌法要 5万円以上
寄付はその都度

料金もそれなりですが、まず、檀家となった際には、そのお寺の流儀で必ず法要をしなくてはいけないという決まりでした。

この場合、お墓を継ぐのは兄であって、兄はとにかく多忙のため、スケジュールを組めない仕事です。なので、このお寺にお願いするのは無理だということになりました。

契約を決めたC寺

C寺は、上のB寺と同じ区内のエリアにあり、上のお寺よりは敷地は小さいながら、江戸時代から続く徳川家ゆかりの寺で、著名人を祀るものや建立したものなどが外墓地と庭の各所にあります。

なお、経営主体は「XX寺」というところですが、墓の運営や募集は、鉄道関連の会社が行っています。

室内墓地

 

参拝室を含む建物の方はやはり、新しく出来たばかりのところらしく、何しろ新築ですので内部はきれいでことごとく清潔、庭は造園されて内部は調度品にも気を配ってあり、高級感があるところで、お墓とそのシステムを見て、目を見張りました。

費用

しかし費用の方は割安で、まず墓そのものの契約とその使用料が78万円。窓のついている側の方は90万円で、夫はそちらを選びました。

他の法要に関しては
納骨 1.5万円、法要は1万円、葬儀の際も15万円、別途部屋の使用料金が1万円ということで、別途お布施は用意する必要がありますが、これなら費用を心配せず供養ができることも選んだ理由です。

そして何より檀家制度はとっていませんし、何宗であってもだいじょうぶとのこと。

さらに、いつ納骨したい、火葬はしてしまったが、その後で法要したいということに関して、ご住職がおいでになって、助言をいただきながら、法要の種類を決め、スケジュール調整をその場でしてくれるという、融通性に驚きました。

永代供養に関して

同じお墓に入れるのは8体まで。50年を過ぎると外墓地の合祀墓に移動して、その都度供養してもらえます。

また、お骨は、その後も別々に保管(散骨のように全部を一緒の容器に入れるという方法もある)するということも、何となくその方がいいなあと思いました。

管理する人が居なくなったり、連絡が取れなくなった場合は、数年後に自動で合祀墓に移動ということになるそうですが、その場合でも、そのお墓の前で、お経をあげてもらえるなど、文字通り永代供養をしてもらえるということで、それを聞いて安心しました。

法要後の会食も

施設内にはテーブルのある個室がいくつもあって、そこで会食をすることもできますので、今回は杖を突いている家族が2名いましたので、移動することなく、そこで食事と歓談をして過ごすことができました。

まとめ

母も大変喜んでくれましたが、それにしても、全く使わないままの前の墓と寺に1千万円近く支払ったというのは、思い返すと何とも残念です。

これから墓を買おうという場合は、ご契約される人が高齢者ならば、継承が必要な墓の場合は、必ず次世代の人と相談をして了解を取り、そして費用をよく検討されることをお勧めします。

これは他の不動産、家や土地の相続と同じことです。しかも墓の場合は、売るということはできませんで、経費がかかり続けるだけの継承物になります。

いずれ入るのだからと思っても、お参りも管理もできなければ、結局は継いだ人が放置するか、手間と費用をかけて、墓じまいや改葬をすることとなります。

信仰を持っているという場合は別ですが、お金がかかり過ぎると思ったら、そのまま支払い続けないこと。お寺との関係もよく考える必要があります。

今後は母の契約してしまった寺に話して、一度も使っていない墓を撤去する必要があり、工賃はもちろん、寺に対しての離檀料や、必要ならその際のお布施などを支払うことになるかと思います。
このあとも展開があれは引き続き記していきますので、ご覧ください。

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