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家族葬の葬儀の流れと費用 プランに合った葬儀社を選んで低価格で火葬のみ

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夫の父が亡くなりました。92歳の大往生とはいえ、身内の亡くなるのは悲しいものです。

とはいえ、嘆いてもいられず、亡くなった後の手続きを進めているところです。
ここまでに終えた葬儀の前後にしたことと、その費用についてまとめてみます。

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亡くなってから火葬を終えるまで

火葬を終えるまでに準備、手配したこと、進め方を記します。

葬儀社に遺体の搬送を依頼

亡くなったその日にすることは、まずは病院から遺体の搬送です。
これは葬儀社の人に連絡をすると、必ず急ぎで手配をしてくれます。

葬儀社が決まっていない時でも、病院の方が、葬儀社一覧をプリントしたものを手渡してくれます。
父の場合はあらかじめ葬儀社を想定していたので、そちらに連絡しました。病院で亡くなった場合は、すぐそうしなければなりません。

亡くなったのは自宅から30キロ離れたところ、救急で特別養護老人ホームから搬送された市の中核病院でしたが、搬送の人が小1時間でかけつけてくれました。

家族3名だけで火葬のみのプラン

今回の場合は、あいにく九州に赴任した兄が怪我で入院中で、兄の回復を待って、葬儀他の法要を後日あらためてしようということになりました。

また、私は嫁(事実婚)なので事情がわかりませんが、親類は呼ばず当家だけという姑の意向で、以後は全部を当県にいる家族(私たち次男夫婦と姑)3名だけで行うことになりました。

なので、それまでは最小限でいいということになり、家族葬で火葬のみのプランに合った葬儀社を選ぶことにしました。

葬儀社に安置

通常は自宅に帰ることになるのでしょうが、実家は元店舗の2階で、2階とはいっても通常より階段が長く、持ち上げて運べないので、葬儀社の安置所に遺体の保管をしてもらうことになりました。

私たちは、葬儀社に行って、搬送を終えて到着した父の遺体にお線香をあげ、そこでいったんお別れとなりました。

葬儀社に遺体を安置する場合は、あとで親類等の誰かが会いに行きたいということになるかもしれませんので、会いに行けるまでの時間、つまり、納棺は何時かということを確認しました。

納棺後は窓越しにお顔しか見られませんので、その前に会わせたい人がいる場合は連絡しましょう。

火葬当日

葬儀社ではかなり早くに最寄りの葬祭場で火葬の日取りが決まりました。
たまたま空いていたのがよかったようです。火葬の日が遅い場合は、遺体の保管にその分の費用が掛かることになります。

当日は、家の場合は夫の息子が来て、火葬と焼香を終えました。4名だけでしたので控室は借りず、火葬の間はロビーで待機しました。

控室を借りたり、お膳をとったりすれば、そこでまた費用が掛かるわけですが、今回は実質的な火葬の費用しかかかりませんでした。

火葬前の法要(お経)と戒名

これも葬儀社の僧侶をお願いしまして、戒名をいただきました。
その名前の書かれた白木の位牌を置いて、火葬前のお経をあげていただきました。

ただし、あとで分かったことですが、後日、永代供養墓の契約に行ったら、そこでは戒名も料金のうちに入っていましたので、事前にお墓その他が決まっている場合は、確認をした方がいいと思います。

なお宗派によって、また料金によっても戒名は違いがあるようですので、お好みがあればそれも確認した方がいいかもしれません。

祭壇に置くスナップ写真

他に自分で用意したものと言えば、スナップ写真です。
遺影は後日別に写真屋さんに依頼の上で作りましたが、手元にあったスナップ写真を、写真屋さんに行って自分で加工し、小さな写真立ての額に入れたものを持参しました。

写真屋さんに行くと、パソコンが置いてあるので、そこで写真を取り込んで、自分で大きさを選択したり修正を加えたりして、出来上がりまで数十分というものです。
費用は数百円程度だったと思います。

なぜかわかりませんが、母はお仏壇には黒枠の遺影は飾らないとのことでしたので、そのように用意をしました。

火葬の後は、母がスナップ写真の額をお仏壇に置き、私たちの家でも小さな祭壇を設けて、そこに写真と供花、お供え物などを置いてあります。

祭壇は葬儀社の自宅に置く小さなものがお線香他の最低限の道具と共にセットになっているものが、あらかじめの費用の中に入っておりました。

それを仏壇のまえにおいてお骨の箱を安置しています。

火葬の費用の総額

私は会計に直接当たっていないので詳しくはわかりませんが、多分20万円台くらいですべてできたと思います。

自治体の助成金

なお、自治体からの死亡時の助成金というものがあり、火葬の領収書を持って市役所の窓口に行くと、東京都の場合は、誰でも、葬儀を出した人の名義で7万円が受け取れます。

これは申請しないと、自動ではもらえませんので、領収書をとっておき、後日窓口に申し出るようになります。

まとめ

葬儀社さんがこちらのプランに合ったものを選べて良かったと思います。

また、もう一つとてもうれしかったのは、東京から息子が来てくれて、火葬の前に一緒に父に最後のお別れをしたのですが、とてもきれいにお化粧とは見えないお化粧をしていただけたこと。

亡くなった直後の時よりも、顔色もよく、立派な姿にしていただけて、息子にきれいな顔を見せられて良かったと、その時はほんとうにありがたく思いました。

担当の方に、納棺師の方にお伝えいただくようにお礼を申し上げてあります。

つつがなく火葬が済ませられ、皆落ち着いて父を見送ることが出来て何よりでした。
このあとも、また近々納骨と葬儀の法要を予定していますが、残った家族が互いにいたわり合いながら、進めていきたいと思っております。

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