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シェアハウス投資トラブル スルガ銀行役員が不正関与か 金融庁立ち入り調査 行政処分の検討も

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「かぼちゃの馬車」シェアハウス投資トラブルで、会社員のオーナーらがスルガ銀行に融資を受けた際に、書類などが不正に改ざんされたとする問題で、13日に金融庁が融資先のスルガ銀行に立ち入り調査をしていたことが報道されました。

金融庁はスルガ銀行の役員が、融資の審査を通りやすくするために書類の改ざんなどの不正行為に関与していた可能性があるとみているらしく、今後それが判明すれば、スルガ銀行も行政処分を受けることになりそうです。

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スマートデイズ社破産の手続き

「かぼちゃの馬車」の運営会社スマートデイズ社は東京地裁に民事再生法の適用を申請しましたが却下され、破産の手続きを進めています。

一方、スルガ銀行の融資の際の書類は、シェアハウスだけではなく、1棟アパート融資、またスマートデイズ社以外の会社の運営する物件にも見られることがわかりました。

 

金融庁立ち入り調査

金融庁はスルガ銀行に対し、銀行法に基づく報告徴求命令を出していましたが、13日に立ち入り調査となりました。

スマートデイズ社の負債総額は60億円と言われ、一部のオーナーは同社に損害賠償を求めていますが、過剰融資に銀行側がどれだけ加担したかによって、局面が大きく変わると推測されます。

オーナーたちの8割超は、スルガ銀行横浜東口支店でのフリーローンを契約したとも一部で報道されており、スルガ銀行のかぼちゃの馬車関連の融資額は1000億円規模に上るとみられています。

とても不動産業者や、不動産会社の判断だけで成り立つことではなさそうです。

さらには、そのような過剰融資はスルガ銀行横浜東口支店の独自の判断なのか、それともスルガ銀行の組織ぐるみだったのかも焦点となりそうです。

金融庁としては、これまでの業績から「組織ぐるみの問題にしたくないとの思惑がある」(金融ジャーナリスト)という見方もあるようですが、改ざんに関与したとなれば、いずれにしても責任を免れることはできないでしょう。

まもなく、その正確な金額等含め、改ざんを誰が主導したのかなどの詳しいところを、今後の調査での判明を期待します。

 

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