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スルガ銀業務停止命令を受けてゆうちょ銀が提携見直し 調査委員会設置

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ゆうちょ銀行が、一連の不正融資問題後の金融庁の業務停止命令を踏まえ、スルガ銀行(静岡県沼津市)との提携を見直すニュースです。

朝日新聞から、速報でお伝えします。

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ゆうちょ銀行がスルガ銀との提携見直し

ゆうちょ銀行は今日9日、スルガ銀行(静岡県沼津市)との提携を見直し、当面スルガ銀のローン商品販売を手控えると発表しました。

シェアハウス融資などの不正問題でスルガ銀が金融庁から一部業務停止命令を受けたことに伴う措置です。

スルガ銀の改善計画の提出状況などをみて、今後の提携も見直すということです。

スルガ銀とゆうちょのこれまでの提携状況

ゆうちょ銀がスルガ銀行と提携を始めたのは、2008年。提携後は年約350億円の住宅ローンの販売を取り次いでいたというので大きな数字です。

「見直し」ということですが、実質中止となるわけで、スルガ銀にとっても痛手となります。

以下朝日新聞記事より。

ゆうちょ銀行も処分対象

スルガ銀は今回、不動産投資向け融資について6カ月間の業務停止命令を受け、ゆうちょ銀は処分対象となった、

本人が居住する面積が建物全体の2分の1を下回り、残りを賃貸に出す場合の住宅ローンについて、12日から6カ月間、取り扱いを停止する。それ以外の提携ローンも積極的な営業を当面控える。

調査委員会を設置 ゆうちょ銀行も調査へ

スルガ銀の問題を受け、ゆうちょ銀は自行が扱った融資に不正がなかったかを調べる調査委員会を8月末に設置。ローン申込書などを調べている。

現時点でゆうちょ銀社員による不正への関与は見つかっていない。

他の銀行や取引先は?

今のところ、他の銀行の提携や取引中止という話は聞こえてきませんが、これまでの取引先や、顧客達にも大きな影響はありそうです。

スルガ銀行の株は上昇

一方で、日経新聞は、スルガ銀行の株の売買の急増を伝えています。

 

不適切な融資の発覚で急落したスルガ銀行株の売買が急増している。

その中心は個人投資家だ。品質不正など企業の不祥事が相次いだことで、皮肉なことに個人が不祥事を新たな収益機会と捉えるようになってしまった。

長期投資より短期の値ざや取りを狙う個人の動きは不祥事企業が自ら招いたものだ。日本の証券市場の信頼低下につながりかねない。(日経新聞より)

本日のスルガ銀行関連のニュースは以上です。

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