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スルガ銀の元行員を逮捕、顧客の預金7500万円を不正解約 融資に回す

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シェアハウス投資の不正融資問題で、一部業務停止の命令を金融庁より下されたスルガ銀行、その元行員が、顧客の定期預金を着服したとして、静岡県警に今日28日に逮捕されました。

不正融資問題に続き、またしてもスルガ銀行の不祥事が明るみに出ることとなりました。産経新聞の報道を元にお伝えします。

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スルガ銀行員が顧客の定期預金を解約

顧客の定期預金を不正に解約し、だまし取ったとして、静岡県警沼津署と県警捜査2課は28日、有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで、元スルガ銀行の行員、佐々木圭輔容疑者(40)=伊豆の国市原木=を逮捕した。

佐々木容疑者は「間違いありません」とおおむね容疑を認めている。

被害額1億6500万円

逮捕容疑は、スルガ銀本店営業部の融資担当だった今年5月、複数回にわたり個人顧客の定期預金を不正に解約し、計約7500万円をだまし取ったとしている。

スルガ銀は、社内調査により平成27年4月~今年6月にかけて、個人顧客3人分の定期預金を無許可で解約し、不正流用していたことを突き止め、8月に懲戒免職処分。翌月に県警へ刑事告発した。

被害額は計約1億6500万円に上り、大半を取引先への融資金として流用していたという。

スルガ銀は「事態を重く受け止めており、今後も警察の捜査に全面的に協力する。内部管理態勢の強化と信頼回復に向け、役職員一丸となり努めて参ります」とのコメントを発表した。

度重なる不祥事

佐々木容疑者が自分で着服したというのではないようですが、それにしても、お客の預金を勝手に解約するというのですから、銀行に入金されたお金であれば、お客のお金ではなく、銀行のものであるかのような意識を持っていたのかもしれません。

どういう理由かまだ分かりませんが、数字の上での帳尻合わせをしたつもりなのでしょう。発覚した時はどうするつもりだったのでしょうか。

スルガ銀行員の不祥事はシェアハウス関連だけにとどめ、これ以上利用客に被害が及ぶことのないように気を配っていただきたいものです。

本日のスルガ銀行員逮捕のニュースは以上です。

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