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「アド街ック天国」吉祥寺が住みたい町ランキング第3位なのに住みにくい理由

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今夜の「アド街ック天国」は吉祥寺北口。若者に人気の町であり、紹介される人気スポットが楽しみですが、吉祥寺は「住みたい町ランキング」で上位にありながら、実は「住みづらい町」にカテゴリーされるほど、イメージとのギャップが大きいところでもあります。
住む人の年代によっても違いはありますが、吉祥寺に実際住み替えをするとしたらどうなのかをまとめてみました。

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アド街ック天国「吉祥寺」テレビ東京 夜9時

「アド街ック天国」 テレビ東京 夜9時~

「住みたい街1位」で有名になった吉祥寺に今や全国からお気に入りの店を目指してやって来る若者が急増中。
進化し続ける食と酒の迷宮ハモニカ横丁から、予約の取れない人気店「肉山」登山!?最先端のカフェ&個性派たい焼き巡り、名物の行列メンチに激レア羊羹…
さらに、文化を育んだ老舗のジャズ喫茶に至るまで、あらゆる美味やカルチャーに触れられるのも魅力です。

吉祥寺「住みたい町ランキング」3位

吉祥寺は、2018年の「住みたい町ランキング」では3位でした。
しかし、実を言うと吉祥寺は、2015年までの5年間連続トップの人気だったのです。2016年に2位、2017年に1位、今3位に落ちてしまった理由は何でしょうか。

「住みづらい町」にもランク入り

吉祥寺はまた、週刊現代が集計した「住みづらい町」にも7位にランク入りしています。
一方で「住みたい町」であると同時に、「住みづらい町」に入るというというのは、吉祥寺はいったい住みやすいのか、住みにくいのか。

「住みづらい街」ランキング一覧

「住みづらい街」ランキング一覧は以下の通りです。

「住みづらい街」ランキング

1位 武蔵小杉
2位 豊洲
3位 鎌倉
4位 たまプラーザ
5位 横浜
6位 自由が丘
7位 吉祥寺
8位 二子玉川
8位 大宮
10位 町田

他の町については下の記事で

「買って住みたい町ランキング」では圏外に

ライフルホームズLIFULLHOME’Sが17年に実施した「買って住みたい町ランキング」では、吉祥寺は20位のから外れてしまい、圏外という結果になっています。

賃貸で一時的に住むのは住んでみたいけれども、吉祥寺に家を買ってずっと住みたいとまでは思わないという意向の方が多いようです。

吉祥寺が住みづらい理由は2つ

吉祥寺が住みづらい町にランキング入りした理由を大まかにいうと、次の2つだそうです。

利便性が悪い

今はとにかく、駅近が重視されるご時世。吉祥寺の場合には、駅近には住宅地はないそうです。

なので、10分以上離れたところでないと住めないため、町としては利便性が悪い方に区分されることになってしまいます。

吉祥寺の仕様は若者の町

また独身の単身者が圧倒的に多いため、町そのものが若者向けとなっています。

該当する年代の人にはいいのですが、家族が居る人や、高齢の移住者にとっては、必ずしも暮らしやすい町ではなく、むしろ、どこへ行っても居心地悪く感じることになってしまうようです。

元々の住民は高齢化

一方で、不動産の専門家は旧住民の高齢化をも理由に挙げています。

つまり、人口分布が二極化しているということです。
都心から人を呼び込もうとして、若者向けの町であり、若い単身者も多いけれども、一方で高齢者もひじょうに多い。

地方でしたら、「高齢者だけ」となるところが、若い人で住む人が居るのは、都会ならではのことでしょう。

吉祥寺から店が撤退する理由

吉祥寺の有名な商店街である、吉祥寺サンロード商店街。そこに、大正13(1924)年の創業以来店を構えていたスーパー「三浦屋」は2009年に撤退してしまいました。

パルコ近くのダイヤ街に2017年12月5日に開業したローソンは、1年と持たずに2018年9月末に閉店したといいます。

その理由はというと、吉祥寺においては、これまでのように物が売れない上に、店舗賃料が高騰しているということなのです。

その背景には、町の名前の通り、吉祥寺の繁華街の多くの土地を寺が所有しているということがありそうです。

吉祥寺商店街の賃料が高騰

店側はテナントとして、所有者である寺社に、ずっと借地料を支払い続けないと利用できない、その賃料が年々上がっているため、営業成績はそれに見合わないということで持ちこたえられないようです。

そのため、あらたなテナントとしては、ドン・キホーテやユニクロ吉祥寺店、ヤマダ電機LABI吉祥寺などの資本のある大型店に限られ、それらのお店は吉祥寺に住む人にとっては利用価値は高いのですが、わざわざ都心から人が物を買いに来るような店ではないのです。

吉祥寺地元の住民は高齢化

また、吉祥寺に古くから住んでいる従来の住民も、高齢化によって、購買力が落ちているため、以前のような利益が望めず、店が大手資本に均一化する他はないようです。

寺社が土地を所有することで、再開発が行われなかったということは、一長一短があり、どちらが良いとも言われませんが、商店街も従来の人気をなくしてしまったことで、街が以前のような特色を失ってしまったのです。

不動産専門家の見る吉祥寺

不動産の専門家は吉祥寺について、次のように指摘しています。

吉祥寺は若者の街というイメージが強いが、戦後に住み着いた団塊世代が多く、高齢化率が高い。駅周辺も建築物の高さが制限され、タワマンが経ちにくく、新しい住民が流入しづらいのもネック。

もし、土地の所有者の多くが非営利の寺社でなければ、早くから再開発の対象となって、タワマンの立ち並ぶ地域となっていたかもしれません。

古いたたずまいを残すのが良さそうでも、タワマンの町に比べて、そういう街は衰退してしまうという厳しい時代になってしまい、吉祥寺もまたその例に漏れないということでしょうか。

都内の「郊外」吉祥寺

商業が衰退するということは、都心から人を呼び込むことは難しくなります。

さらに、住んでいる人にとっても住みづらさが加速されることになります。元々吉祥寺は、都内の「郊外」。

吉祥寺周辺で、買い物が住まなければ、都心に出る他はなく、そこに来て、元々の立地の面から駅から10分離れたところにしか住宅地がないというダブルパンチです。

元々、住んでいる人たちは、そこでも何とか暮らしていくでしょうが、新しく移ってくる方にしてみれば、借地は高い、駅まで遠い、店も均一化して、良いものも日用品も買いづらいとなれば、別に吉祥寺でなくてもいいということになってしまいます。

それでも今はまだ、「住みたい町3位」ですから、他の町にはない人を引きつける魅力があるのも事実です。

土地を所有する寺社を含めて、これからも町の魅力を保てるような街づくりを検討していってもらいたいものです。

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