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「住みにくい街ランキング」にランク入りなぜ?鎌倉 吉祥寺 横浜 浅草 船橋

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住みにくい街、「住みづらい街ランキング」というのがあるのを知っていますか。

毎年不動産情報サイトのSUUMOやHOME’Sなどで集計されている「住みたい町ランキング」、そのランキングで上位にあげられているにも関わらず、実は「住みづらい街」というのを、週刊現代が集計、対極のランキングを集計しました。

そこに入っている町は鎌倉、吉祥寺、横浜 、浅草、船橋と、かなり意外なものでした。

それらの町の住みづらいとされる理由は何でしょうか。

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「住みづらい街」ランキングとは

「住みづらい街」ランキングというのは、毎年不動産サイトが集計している「住みたい街ランキング」にランクインした町から、週刊現代が新しい視点から独自に集計したものです。

ランキングは、不動産コンサルタントや住宅ジャーナリストが「生活不便性、沿線の混雑、防災・治安」の3点を採点したものを集計しました。

ランキングは次の通り。

「住みづらい街」ランキング
1位 武蔵小杉
2位 豊洲
3位 鎌倉
4位 たまプラーザ
5位 横浜
6位 自由が丘
7位 吉祥寺
8位 二子玉川
8位 大宮
10位 町田
11位 浅草
12位 船橋
12位 赤羽
14位 北千住
15位 柏

その一つ一つの町について、なぜ、「住みづらいのかの説明を書き出してみます。

住みづらい町ランキング第1位の「武蔵小杉」については、前の記事に。

第2位 豊洲

築地から市場が移転した関係で、地下上昇を見越してタワマンが多く建てられましたが、一部が既に価値が下落。

東京オリンピック後出は、さらに空き室が増加するとも見られています。

埋立地が多く地震などの災害時の安全が懸念されます。築地にあった市場それ自体は移転しても、それ以外の商店やスーパーが少ないという盲点も。

3位 鎌倉

定年後住みしたい街第1位ながら、観光地のため観光客が多過ぎるという欠点が。

静かで閑静な住宅街というイメージとはうらはらに混雑度はすさまじく、土日は元より平日も外国人だらけで外出も困難なほど交通事情が悪い。地震による津波のリスクあり。

津波他の災害との関連については、ハザードマップで確認をするのがおすすめ。

また、店は多くても観光客がターゲットのお土産屋ばかりで、日用品を買うような店は意外に少なく、賑わいの割に住む人にとっては不便な街に。

4位 たまプラーザ

雰囲気のある「お屋敷町」として栄えたが、その風情をを守るために、家を建てる場合の便宜が著しく悪い。

要らない庭を多くとらねばならないなど建坪律や建物の高さに他にはない制限がある。

また、元々の住民が高齢化。人気がありながら、空き家率が高く、郊外はゴーストタウン化するという懸念も。坂が多いのも大きな欠点。

5位 横浜

「住みたい町」2位なのだが、住みやすいは一部のエリアのみ。

また、平均年収が900万のため物価が高い。同じ横浜でも南側は利便性が悪いため、細かい区分でのチェックが必要となる。

6位 自由が丘

おしゃれなベッドタウンとして知られているが、世間のイメージとはずれがある。

駅までが混雑が大きく移動に時間がかかる。

また、なぜか中国人向けの観光地として紹介されているため混雑が加速している。

7位 吉祥寺

住みたい町3位の人気の町だが、駅近には住宅地はなく、10分以上離れたところでないと住めないということになり、意外に利便性が悪い。

また独身の単身者が圧倒的に多いため、所帯持ちには居心地が悪いとか。
高齢者の移住者については言うまでもなさそう。

8位 二子玉川

「ニコタマ」と呼ばれる自然環境豊かな、お洒落な街だが、都会の便利さを要求できないところがある。

また、セレブ志向の住民が多く、住民同士がつきあいにく面も。
傾斜地であるため水害注意。ハザードマップで確認を。

8位 大宮

駅前にはルミネや高島屋、そごうといったデパートがあり、住宅地は5分ほどの距離で利便性はよいが、近くに医大の病院があるため駅前に通じる県道が常時渋滞という難点がある。

駅前には繁華街もあり治安が悪い。

10位 町田

治安が悪い上、町が大きいため、バス社会、交通インフラに問題がある。

11位 浅草

外国人を含め観光客で大混雑が途絶える時がない。また、よそから来た移住者は、なかなか地域に溶け込めないという意外な面も。

12位 船橋

混雑率がワースト1の東西線と総武線、道路の交通渋滞も。

同12位 赤羽

「治安が悪い」が10点満点の7点。

14位 北千住

タワマンの建設に伴い物価が高騰。

逆に昔ながらの街並みの残っている下町の方は、従来のイメージに反して治安が悪いということはなく、住みやすいとされる。

15位 柏

駅前のそごうが撤退。地場経済の核が失われる心配もある。

”住みやすい”おすすめの町は

悪いことばかりが並んでいますが、記事内では、おすすめの町への記述もありました。

北千住 環境の良さ

駅近の物件は高騰しているが、昔ながらの飲食店がある区画も。

自然豊かな公園、落ち着いた住宅街が住みたいところ。坂が少ないのも住みやすい。

千歳烏山 交通の利便性

世田谷区で目立たないながら、昔ながらの商店街が根付いているエリア。

都心へのアクセス良好な上に、下町あたたかさを持っているという。

不動産コンサルタントの長嶋修さんおすすめの町。

まとめ

ランキング入りした中には、どうしてこの町が、と思うようなものが並んでいますが、なかなかそこへ行ったり住んでみないとわからないこともありますね。

一つの手がかりとして、よりよい住み替えを目指しましょう。

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