レオパレス21の深山英世社長と取締役7人が一斉に退任することが決まりました。今日のニュースよりお伝えします。
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レオパレス社長と取締役7人が退任
アパート建設大手レオパレス21は、建築基準法の基準に合わないアパートを施工していた問題を受け、深山英世(みやまえいせい)社長を含む取締役7人が退任する人事を固めました。
30日付で深山氏の後任の社長に就く宮尾文也(ぶんや)取締役常務執行役員を除いて、社内取締役が一斉に退任する異例の事態となります。
レオパレス取締役会の半数を社外に
現在のレオパレスの取締役は11人で、うち社外取締役が3人。
新たな経営陣は、社外取締役を2人増やし、社内取締役5人とあわせて計10人の体制にし、取締役会の半数を社外取締役にすることで、企業統治の強化を図るとのこと。
以上の人事は、6月の株主総会で正式に決めるということです。
なお、宮尾文也取締役常務執行役員は、30日付で社長に昇格します。
レオパレス第三者調査委員会が報告書 29日
レオパレスは今月10日、施工不備に伴って純損益が8年ぶりに赤字に転落した2019年3月期決算を公表。
経営責任をとって深山氏が社長を退任する人事も発表し、弁護士による第三者調査委員会が最終報告書をまとめるのを待って、新たな経営体制に移行する方針を示していた。
界壁問題の責任は創業者
第三者調査委の最終報告書は29日に発表する。
関係者によると、報告書は、創業者で元社長の深山祐助氏の指示が発端となり、基準に合わない部材が使われたことを指摘する見通し。
業績拡大が優先され、法令順守を軽視する企業体質にも言及するとみられる。
レオパレス株急伸
社長と取締役一斉退任の報を受けて、今日の株価の動きが注目されます。
ツィートが追いつかない値動きだ#レオパレス #株価 pic.twitter.com/CsotSkYg6g
— ryu (@ryu49371967) 2019年5月29日