スマートデイズ運営のシェアハウス「かぼちゃの馬車」の不正融資問題で、岡野光喜前会長ら旧経営陣8人と現在の取締役1人に連帯して総額35億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が8日、静岡地裁(関口剛弘裁判長)で開かれました。
岡野光喜前会長を含む9人は、いずれも請求の棄却を求めたということです。
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スルガ銀行岡野光喜前会長ら訴訟の第1回口頭弁論
スマートデイズ運営のシェアハウス、かぼちゃの馬車の不正融資問題で多額の損失を招いたとして、スルガ銀行(静岡県沼津市)が岡野光喜前会長ら旧経営陣8人と現在の取締役1人に連帯して総額35億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が8日、静岡地裁(関口剛弘裁判長)で開かれました。
9人はいずれも請求の棄却を求めたということです。
昨年5月の記者会見時映像 中央が米山明広社長訴状によると、前会長らは融資審査の機能不全を認識できたにもかかわらず、適切な措置を取らずにシェアハウスを運営する不動産会社「スマートデイズ」(東京)などに融資を実行、銀行に多額の損害を与えたとしています。
今回の訴訟に至るまでには、スルガ銀第三者委員会が昨年9月、組織的な不正行為を認定。スルガ銀は11月、経営責任を追及し提訴となりました。
以上、共同通信より、速報でお伝えしました。