シェアハウス投資

中古マンション投資でりそな静岡銀にも融資資料改ざん 業者「だます形で」

投稿日:

スマートデイズ社運営の女性専用シェアハウスかぼちゃの馬車家賃未払い問題で、投資者オーナに融資を行ったスルガ銀行の審査書類が改善されていたことが繰り返し報道されています.

今回は、スルガ銀行以外の銀行への提出書類で、不動産業者が不正を行っていたというニュースです。

スポンサーリンク

ad


りそな銀行や静岡銀行にも改ざん書類

スルガ銀行にも行っていたということは、他の銀行においても同様のことが行われていたということは十分疑えますが、注目すべきは、業者が「スルガ銀以外は銀行をだます形で資料を改ざんした」と言っていることです。

つまり、スルガ銀行の場合は、行員も承知であった可能性が高いのですが、他の銀行の場合は、行員はそれを知らずに虚偽の数字にもとづいて審査と融資を行ったと思われます。

なお、今回行われたと言われているのは、中古1棟マンション投資における書類改ざんです。

関連記事:
シェアハウス破綻 スルガ銀「書類改ざん知りながら融資」の不正を認める 行員数十人規模

 

改ざんと審査通過の方法

業者は顧客がマンションを買うために融資を受ける手続きを代行したといいます。その過程で資料を改ざん。顧客の預金残高を水増ししました。

審査を通りやすくして、融資を受けられるようにするためです。

顧客が融資で得たお金で物件を買えば販売実績が上がるので、融資を受けて販売物件を増やすというのは、シェアハウスにおけるのと同じことです。

タブレットでなく、紙面での改ざんについては、パソコン上で、従来の編集ソフトを使って、業者本人が行ったということは既に報告されています。

関連記事:
「ガイアの夜明け」マネーの魔力2シェアハウス不正融資 番組内容全文

 

以前はタブレットでの確認も

今回の業者は、スルガ銀のほか、りそな銀行や静岡銀行などにも残高を水増しした書類を提出したわけですが、その際の提出書類は、ネットバンキングの口座明細資料と言われています。

タブレットを銀行に持ち込み、担当者に偽の口座明細の画面を見せる手口も当初は行われたようで、おそらくその際は書類という形では残らなかったと思われます。

業者持ち込みのタブレット上だと不正も可能なため、その後は、行内のパソコンで、その場でネットバンキングへログインさせるという手法が採られた。それからは、不正は通りにくくなったといいます。

 

ネットバンキングの盲点

以前なら、預貯金を確認するものは通帳しかなかったわけですが、近年はネットバンキングが増え、通帳を持たずに預金口座を有することができるようになりました。

その場合は、預金者本人もパソコン画面を見て、残高を確認することになりますので、証明するにも同様の方法となります。

通常行われるはずの、通帳の原本確認が省かれることになり、不正がやりやすかったと見えます。

他には、外国の金融機関のネット上の残高証明を使ったなど、業者側の手口も複雑化しています。

いずれにしても、銀行によっては、これまでは十分な確認方法の考慮がなされていなかったということでしょう。

既に審査は厳格化していると言われています。

 

りそな銀行と静岡銀行コメント

朝日新聞の取材にりそな銀行と静岡銀行は次のようにコメント。

「外部からの情報提供で2014~16年の融資で数件の改ざんを確認した。(その後)資料の確認項目を追加した」りそな銀行

「改ざん発覚の事案はある。偽装手口の巧妙化もあり(今は)真正な内容を確認する手段を講じている」静岡銀行

 

まとめ

すべての銀行が承知の改ざんではなかったのはもちろんですが、業者のいう「スルガ銀以外は銀行をだます形で資料を改ざんした」という弁はショッキングでもあり、複雑な気持ちにもなります。

新しい事実がわかってくるのは、良いことですが、銀行を含め、他の当事者の方にしてみれば、驚くことが多いでしょう。

第三委員会の調査結果が行われる8月まで、あと1か月、より良い事実究明が待たれます。



 

ad

ad

-シェアハウス投資

Copyright© 土地売却奮闘記 , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.