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レオパレス施工不良1ヶ月 行政処分と営業停止で経営悪化どこまで

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賃貸アパート大手レオパレス21が建設したアパートに施工不良が見つかった問題、発覚からおよそ1ヶ月が経とうとしています。
現時点での問題点、レオパレスの経営状況の予想などについてまとめてお伝えします。

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レオパレス 施工不良から1か月の様子

賃貸アパート大手レオパレス21による施工不良から1ヶ月が経過、 現時点で少なくとも3000棟以上が建築基準法違反となる恐れが出ています。

問題となるアパートの補修など今後の対応、進められる今後の調査、それに伴うレオパレスの経営状況と、国交省の対応などは、それぞれどうなっているのでしょうか。

レオパレス補修アパート数と入居者数

現在公表されている施工不良アパート数は以下の通りです。

  アパートの数 入居者人数
レオパレス公表施工不良総数 1324棟 14443人
自治体が調査した数 1895棟   
界壁未設置など急な転居要 641棟 7782人
遮音性に問題 771棟  

レオパレス側の対応としては、レオパレスの公表した1324棟について、 施工不良部分についての補修をするという方針です。

そのため、レオパレスのアパート住民、1万4443人が補修が完了されるまで引っ越しを要請されています。

そのうち施工不良の程度が、 界壁の不備など、特に危険な耐火水準を満たさないアパートの入居者7782人には、緊急の転居が求められています 。

レオパレス施工不良アパート県別一覧は下の記事:
レオパレスアパート法令違反1324棟1万4千人引っ越し要請の異例事態

レオパレス施工不良アパート住民転居の問題点

その際の転居費用は、 全てレオパレス側が支払うということで、費用の点では入居者に負担はありません。

しかし、中には入居したばかりの住民もおり、予想外の」緊急の転居をしなければならないというのは、金銭的にはともかく大きな負担となります。

引越し業界は、慢性的な人手不足で、すぐには予約が取れず、希望する日にちの引っ越しができない可能性があります。

さらに、引越し運送大手のヤマト運輸が、現在引越し業務に関するサービスを停止しており、3月は再開しないと発表。より一層のスケジュールの遅れが予想されています。

新しい入居者見込めず

入居者の転居以上に、入居者を見込める春の転居シーズンではあっても、新しい入居者の募集もできないことになります。

毎年予想する入居者の獲得は、少なくとも法令違反の物件に関しては全くゼロということになるでしょう。

そして3月のこの時期に新しい入居者が獲得できないということは、この1年の新しい入居者が居ないのとほぼ同じことになります。

補修のめどが立たなければ募集すらできませんので、それだけでも入居者が激減すると見ていいでしょう。

レオパレス施工不良のアパートの補修期間

レオパレスのは当初、補修を終えるのが10月までと公表していましたが、遅すぎるという批判が相次ぎ、国交省が とうとう指示に乗り出しました。

国交省が打ち出した期限は、「夏まで」ということですので、 早ければ8月、遅くても9月内にと予想できます。

しかし、調査済みは全体のアパートのおよそ35%とも言われ、正確な数がまだわからない点もあり、新たな施工不良の発覚により、工期が遅れる可能性もあるとも言われています。

レオパレス施工不良 外壁の補修は回避か

また、 従来使われるべきグラスウールに代わって発泡ウレタンを使用した外壁工事に関しては、現在レオパレスは、 現状のまま認可を取る方針で、申請を行っています。

申請が通れば外壁の補修はそのまま行われないままになりますが、もし申請が通らない場合には、界壁だけでなく、外壁の工事も追加されることになり、補修はそれを含めるとさらに大がかりなものとなりそうです。

レオパレスの経営状況の悪化は

レオパレスの経営に関しては、経営不良が予想されますが、イメージの悪化は予想以上に深刻です。

まず、2019年3月期の損益が400億円規模の大幅赤字に転落。

株価は公表直前の515円から243円と半値以下に急落しています。

今後は行政処分や営業停止も

自体を重く見た国交省は、3月に有識者会議を開き、レオパレスだけでなく、他の建設会社のアパートをサンプル調査するなどの方針を固めています。

レオパレス側に対しては、厳しい処分、すなわち建築基準法や建築業法に基づく行政処分を検討し、場合によっては営業停止になる可能性もあります。

18日に調査委員会の報告

現在、国交省は第三者による長期客観的な調査をするようレオパレスに要求、 外部の調査委員会による中間報告が、今月18日に発表になるということです。

この調査委員会の設置については、2月に国交省が設置を指示したといわれ、レオパレス側の自発的な対応ではなかったということも伝えられており、責任と自覚のなさが一層あらわになっています。

本日までのレオパレス関連の報道まとめは以上です。

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