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レオパレスアパート発泡ウレタン外壁 改修せず? 申請すれば認定もあり

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賃貸アパート大手「レオパレス21」のアパートの界壁他に施工不良が見つかり、レオパレスは今後、法令違反の箇所を改修するとして、1万4400人を超える数のアパート入居者に転居を要請しています。

しかし、昨日、レオパレス側が、施工不良が発覚した外壁の改修工事を回避する方向で検討しているということが報道されました。改修をしない、という意向のようですが、そのままでもだいじょうぶなのか。またそれに対するアパート所有者オーナーの反対はないのでしょうか。

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レオパレス21のアパートの施工不良とは?

そもそも、 レオパレスのアパートの施工不良とは、どの程度のものなのでしょうか。

今までに見つかっているものは、下の通りです。

・天井  二重に張るべき材料が一重しかない (641棟)
・天井部分の界壁  天井部分の界壁がない (同じ)
・部屋部分の界壁 遮音基準を満たさない材料が使われている (771棟)
・外壁 外壁の内部にグラスウールを挟むべきなのに発泡ウレタンを詰めた(925棟)

レオパレスの施工不良アパートの総数

レオパレスの公表した数 1134棟

173の自治体が調査  1895棟

レオパレスのアパートは全国に3万棟以上あるそうですが、そのうち施工不良が見つかった アパートの棟数は、レオパレスの公表した数が1134棟、また、その後の、自治体の調査では、173の自治体が1895棟のアパートに、建築基準法違反の部分や、施工不良があったことが報告されています。

しかし、今回調査済みのものは全体の35%に過ぎず、これからまた他のアパートも調査するにつれて、この数が増えるとも言われているところです。

界壁の未設置アパートには早急に対応

レオパレスはまずは、重大な施工不良部分である未設置の界壁に対して、改修をするとみられていました。

 早急に入居者の転居を要請しているのはそのためです。

アパート外壁は「改修をしない」意向

そして、 他の施工不良部分、「外壁の内部にグラスウールを挟むべきなのに発泡ウレタンを詰めた」925棟のアパートの外壁部分についても、同様にレオパレスが改修の対象にすることが期待されていたわけです。

しかし昨日の報道では、レオパレスは「安全性は確保されているとして、工事をせずに認定を取得したい」だとして、改修をしないという意向だということが、明らかになりました。

グラスウールと発泡ウレタンの違いに関しては、 グラスウールは、耐火性能の高いもので、火災の際には燃えにくいのに対し、発泡ウレタンは、グラスウールに比べて耐火性能の劣るものだということです。

なぜ発泡ウレタンが使われたのか

レオパレス側は発泡ウレタンについて「コストを抑えるためではない」と説明。

実際に、価格の点から言うと、グラスウールよりも、発泡ウレタンの方が、値段は高いと言われてもいます。

それならば価格も高い上に、性能の劣るものがなぜ使われたのか。

レオパレス側の言い分は、「価格は安くないが、作業効率が高い」ということで、そうなると、部材の値段そのものは安くはなくても、 工期が短縮でき、結局はトータルでの建設費用が安く上がるということだったのではないかという疑問は拭えません。

そのため、発泡ウレタンの単価だけの問題にとどまらず、使用に関する専門過の意見も様々なものが見受けられます。

発泡ウレタンは法律的には

いずれにしてもこれをアパートの外壁として使用していて、入居者の安全性などに差し支えがないのかということが心配なところですが、その点はどうなのでしょうか。。

発泡ウレタンを使った外壁に関しては、現状では建築基準法に触れるものの、新たに認定を取るため申請を出すこと自体は可能だということです。

国は耐火や防火試験の結果などを踏まえ、申請内容に問題がなければ認定を出すということで、認定が下りれば、外壁の改修はこのまま行われないままともなると思われます。

建築発泡ウレタンにも、複数の種類があるようで、現時点ではそれが外壁として支障があるのかどうかは、国の判断を待つ他はありません。

認可が下りなければアパートは建て替えか

レオパレスがなぜ現在の外壁を修無しで済ませたいのかというと、界壁の設置以上に外壁の交換は、補修レベルといったことではないようで、「取得できなければ建て替えも検討する」との記事内の文言から、認定されない場合は、925棟のアパートは、建て替えの対象となると思われます。

レオパレスは3月18日に中間報告

レオパレス社は施工不良問題を調べる外部調査委員会を27日付で設置。3月18日をめどに中間報告をまとめるということですので、決定はそれ以降となります。

当然オーナーさんとしては、建て替えを望みたいところで、この件に関しても、反発にとどまらず、損害賠償の対象となる可能性も高いです。

いずれにしても、まずは、中間報告、そして申請の結果がどうなるかを待つ他はないようです。

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