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レオパレス再度建築基準法違反か 配管貫通部に「穴」で火災の恐れ

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賃貸アパート大手「レオパレス21」が建築基準法違反のアパートを施行した問題、これまでに1万4599棟の建物に施工不良が発覚、その一部の住民に転居要請が出る事態となっていましたが、ここへきてさらに新たな施工不良が見つかりました。週刊文春のスクープです。

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レオパレス21で新たな施工不良

賃貸アパート大手レオパレス21では、これまで建てたアパートに多く界壁の未設置、また外壁にグラスウールではなく発泡ウレタンを使用するなどの建築基準法違反と施工不良が次々に見つかっていました。

その後は、火災時に危険度の高い界壁未設置のアパートの住民に補修工事のための転居を要請していましたが、転居それ自体が進まず、補修工事がいつになったら完了するのかめどがつかない状態となっていました。

そこへきて、新たな施工不良を週刊文春がスクープしました。今回の施工不良は、それは、アパートでガス管を通すための穴が、あけられたままになっているというものでした。

発覚の次第は、まず2月に週刊文春がレオパレスの物件を管理するオーナーと一級建築士が2月中旬に取りまとめた資料を独自に入手したものでした。

そこに添えられた写真の数十枚は、一級建築士などの専門家が明らかに施工不良と判断できるものであったようです。

レオパレスの新たな建築基準法違反内容

今回の施工不良は、ガス管、浄水・排水・換気用パイプを通すべき部分に、穴があけられたままになっているというところです。

施工不良が見つかったのは、「ゴールド・レジデンス」と「コングラツィア」シリーズのアパートです。

ゴールドレジデンスはガス管のみですが、コングラツィアの方は、以下の通りパイプの種類が多くなっています。

ゴールド・レジデンス ガス管を下の階から上の階に通すための貫通部に穴
コングラツィア ガス・浄水・排水・換気用パイプの貫通部に穴

 

「貫通部」で起こるレオパレスアパートの危険性

この貫通部の穴は、外から見えるものではないのですが、どの程度危険なものなのでしょうか。

耐火性素材で埋める必要が満たされていない

週刊文春に掲載の一級建築士の説明では

「本来ならケーブルや配管の貫通部にできた隙間は、耐火性素材で完全に埋める必要があります。少なくとも下の階の天井と上の階の床を耐火性素材で補強するか、ガスや給排水など配管類を納める空間を別に作らないといけません。

ところが、隙間を放置している上に、写真を見る限り、上の階の床は木造なので燃え移りやすい。配管も燃えやすい塩化ビニール製なので不燃性素材で覆う必要がありますが、それもなされていない。
非常に危険な状況だと言えます」

 

建築基準法違反の可能性は?

今回の施工不良は、単なる「不備」なのか、それとも、建築基準法にかかるものなのか。

 

「数分で延焼」の危険性

続きの説明によると

「このワンルームサイズの居室であれば1階で火事が起きた場合、2階や屋外に到達するまで45分間持ちこたえなくてはいけないと建築基準法で定められています。

仮にこの穴の近くで火がつければ、ものの数分で2階に到達することも考えられ、建築基準法違反の疑いが濃厚です」

貫通部に穴が認められる該当箇所の画像を見ると、いずれも界壁の隙間と同様に大きな間隙が認められることがわかりました。

レオパレスアパートに現在把握される施工不良件数

週刊文春は、これと同様の施工不良を少なくても22件を確認しているということです。

外部調査委員会は報告せず

しかし、これまでに指摘されてきたのは、界壁が未設置である、または、隙間がある、という天井裏の界壁の問題。

それと、外壁に発泡ウレタンを使用していたということ。

もう一つは、遮音性が、国の基準を満たしていなかった、これはレオパレスの社員自らが報告しています。

外部調査委員会が3月18日に公表した中間報告書にも、貫通部に関する不備については触れられていなかったわけで、それだから、今回週刊文春の「スクープ」となったわけですが、この部分はなぜ調査の時にも抜け落ちてしまったのでしょうか。

そもそも、アパート内部には人が住んでいる以上、ガス管や水道管等は通っていないということは考えられないわけですが、なぜ、その部分に「穴」があることになっているのでしょうか。

週刊文春の発売に先立っての報道ですので、詳しいことが分かり次第またお伝えしたく思います。

-レオパレス