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マンションのペット飼育の規約違反の例 改正は可能だが

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マンションのペット、規約違反の例を母より聞きました。

ペットを人生の伴侶とする人がいる一方で、動物嫌いな人もいるのも知られているところですが、どのように考えるべきでしょうか。

新しくマンションに引っ越してきた人が犬を連れてきたら、トラブルになった例をお知らせします。

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マンションへの住み替えで移住

母の住んでいるマンション、そこそこの年数が経っていますが、そこに、数週間前に東北地方から移住をしてきた人がいます。

雪への対処が困難で、雪のない地域へ移住を希望、関東地方のある田舎町の中古でマンションが売りに出たところを、300万円台という価格で買ったそうです。

今は、地方のマンションは、驚くほど安く売られているところが多く、価格に関して言えば住み替えはたいへん容易です。

温暖な地域に住み替えが成功したかに見えましたが、そこで、問題が発生しました。

マンションでのペットの飼育に関するトラブルです。

ペット不可のマンションに犬を

母の報告だと、マンションを買ったAさんは、内見の時に、父に「ここはペットはダメなんですよね」と聞いたそうです。

そこで、間もなく購入を決めてご夫婦で引っ越してこられました。

その時は犬はいないように見えたのですが、その後、8階の住民が、「Aさんが犬を飼っている」と、管理組合に通報したことで問題が発覚しました。

管理組合の理事長Bさんは、もっとも最初からこのマンションに住んでいる住民の一人でしたが、それを聞いて、「ペットは禁止」と断固とした行動に出ました。

マンションの玄関に「ペット禁止」の貼り紙が

理事長は何と、マンションの玄関に貼り紙をしたのです。

内容は、

「当マンションは、動物の飼育は禁止すると住民同士の規約で決まっている。そのため、10日以内に処理してください」

というものだったといいます。

飼い主はマンションの管理会社に訴え

これを見て、飼い主のAさんがその通りにすれば問題はありませんでしたが、Aさんは、それを見て管理会社のC不動産に訴えました。

通常は、管理会社は規約を伝えればいいわけなのですが、そこで、Aさんが談話で話したことを、全部箇条書きにして印刷、理事長とその他の係りの人3名に文書を配布しました。

Aさんがいうのには、今は、ペットを許可するマンションの方が多い。理事長は張り紙に「動物」と記載したが、ペットは家族の一員であり、動物ではない。

このマンションは、玄関やエレベーター、廊下などが汚い。そのため、Aさんの奥さんが、脚立を使って、廊下の電気を掃除したが、その際に若し落下事故が起きたら、誰が責任を取ってくれるのか。こんなマンションには来なければよかった…

内容は上記のようなものでした。

ペットの飼育とは関係のない事の方が多いのですが、それを、担当者が何と思ったかはともかく、それを全部聞き書きをして記述、印刷をした配布をしたというのが事実だそうです。

そして、この内容は、マンション住民から見れば、不愉快な内容であることも言うまではありません。

 

ペットの飼育禁止は後から理事長が提案

母が言うには、このマンションには元々「ペット飼育禁止」の規約はなかったといいます。

ところが、理事長が、ドアを開けておいた時に、賃貸に出されれていた部屋の借り手である住民の飼っていた猫が、居宅に侵入、理事長宅のおかずを盗むという事件があった。

そのため、理事長が率先して、「ペット飼育禁止」の規約を追加した、ということでした。

そして、現在もこの理事長が、引き続き管理組合を率いているということになっています。

マンションの規約を改正できるか

このような場合、新しく来た住民の方は、ペットを飼うことができるのでしょうか。

マンションの規約を書面で渡されて、納得の上でマンションを購入したわけですので、規約がそのままである間は、Aさんはペットの飼育はできません。

ところが、Aさんの言い分だと、部屋を販売するときに、「ペットがいてはダメですか」と聞いた不動産会社の担当者が、住民の2/3が、ペットを飼ってもいいとなったら、飼えると返答をしたということなのです。

なので、Aさんは、自分が犬が飼える可能性があると思ったというのが、推察できる言い分です。

規約はその時点ではそのままですので、 それに対して、理事長は「10日以内に処理してください」と既に通達しています。

マンションの住民の同意が必要

しかし、Aさんが、あたらしい規約を提示した上で、このマンションの住民の2/3が可決すれば、ペットを飼うことは可能だと思われます。

小さなマンションですので、部屋数は全部で27室。そのうち居住しているのは、13室です。

そのうちさらに4戸は賃貸物件なので、管理組合に所属するのは、その部屋の所有者となりそうですが、少なくても、Aさん本人を省いた10人の住民のうち、6人以上が、ペットを飼ってもいいと言えば、Aさんはペットを飼うことができますね。

規約改正の可能性は低い

私自身は、猫も犬も飼ったことがあり、動物好きです。

また、母のマンションには、しばらく滞在をしたこともあり、住民の方とも知り合いになったので、マンションの雰囲気もわかります。

地方の住民の数が極めて少ないマンションですので、「いいよいいよ」で決まることも大いにありそうです。

ただしこのAさんのケースは、規約の変更前に、ペット禁止と知りながら、犬を連れてきてしまったという点で、住民の心情は極めて悪いものでしょう。

その上、Aさんの意図ではないところで、規約違反の反省もない自分の言葉だけを並べた文書が出回ってしまったことは、住民の反感を買うこととなり、Aさんにはますます不利な状況となってしまいました。

このあとはどうなるのかというと、次月にマンションの清掃を兼ねた総会があるため、そこで、何らかの話が出て、決定がなされるとの話でした。

どうなるかはわかりませんが、Aさんと住民の方にとって、よりよい決定がなされることを願っています。



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