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レオパレス創業者深山祐助元社長 自宅は13億、現在は会社取締役

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レオパレス21が建築基準法違反のアパートを施行した問題で、18日に第三者調査委員会が中間報告を公表、施工不良、特にグラスウールに代わる発泡ウレタンの使用が「当時の社長深山祐助氏の指示だった」ことを明らかにしました。

レオパレスの元社長今どうしているのでしょうか。まとめてみました

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発泡ウレタンは元社長深山祐助氏の指示

賃貸アパート大手レオパレス21は18日、弁護士3人でつくる外部調査委員会による施工不良問題の中間報告を発表。

設計図と異なる壁の部材、発泡ウレタンの使用について、調査委は「当時の社長だった深山氏の指示の下、施工業務の効率化等を目的に使用する方向性が示された」と指摘。

深山祐助社長の「トップダウンの指示」があったと認定しました。

レオパレス社長「トップダウン」の指示の意味

そもそも「トップダウン」というのは、この場合はどういう意味でしょうか。

経営用語。会社などの組織はピラミッド構造をなしており、その「頂点=トップ」が社長、次からは専務や所長、部長など下に向かって人員が増えていくことになっています。

組織の長が意思決定を行うと、直属の人員に指示、指示を受けたはさらに下の人員にと、指示がシャワーのように流れていくことを「トップダウン」と称します。

たとえば 「社長→専務→部長→課長→社員→作業員」というような流れになるでしょうか。

この場合「発泡ウレタンにせよ」としたのが社長自身であり、社長以下の人は「社長命令」として、「発泡ウレタンにせよ」と伝えたということになります。

グラスウールと発泡ウレタンの違い

レオパレスのアパートの整形図面に元々あったグラスウールは、外壁に用いる標準の普通の断熱材です。

質のランク順に並べると

グラスウール>ロックウール>発泡ウレタン

というようになるそうです。

なぜ発泡ウレタンを使ったのか?

発泡ウレタンの価格については、発泡ウレタンの方が安いというコメントと、逆に高いとするコメントがあり、はっきりしていません。

しかし

入居者を増やすため、学生や社会人の新生活開始のタイミングに間に合うよう杜撰な工事が行われていた。祐助氏と親密だったサッシメーカーがあり、その中国工場で製造した部材を使用してコストを抑えた(レオパレス関係者)

ということですので、単純にどちらが安いということだけではない、海外工場を利用するなどのコスト面でのメリットがあったように見受けられます。

また、部材云々よりも、工期を短縮、短期に大量生産する方に目的があったのかもわかりません。

「(目的は)コストではない」とのレオパレス側の弁明は、今後検証されるとして、標準的なものを質を落としたことには違いなくレオパレス社員のの調査では、耐火性以上に遮音性が国の基準を満たしていないことが明らかになっています。

 

中国で生産されたことが「界壁の未設置」につながった?

また、業者の証言では、部材が中国で生産されたために、日本で組み立てた時に、天井裏がふさがれてしまっていて、天井裏に入れないということになってしまった。

そのため、界壁が施行できなかったので、結果的にも「やらなくていいということになった」という施工した業者の証言も「アガイアの夜明け」の中にありました。

関連記事:
【ガイアの夜明け】「企業再生決断の時」レオパレス界壁問題第4弾/27日放送全文

深山英世社長は「当然ながらグラスウール」と説明

発泡ウレタンも使用されないことはないようですが、『ガイアの夜明け』においては、現社長である深山英世社長が、

社長:(部材を指しながら)これは外壁になるんですけれど。

こっちが内壁、当然ながらグラスウール、耐火性の問題についても配慮しています。

この時社長は壁の中にグラスウールという、遮音性の高い材料を使っていると明言していたのは、記憶に新しい話です。

発泡ウレタン使用のトップダウン指示であるという意味

質の低い発泡ウレタンが使われていたという以上に、これは実際の図面では、「グラスウールが使われていた」ということになっていたので、アパートを建てた、建て主であるオーナーを欺いたということになります。

その場合、もし発泡ウレタンの方が価格が安いのであれば、代金も超過して受け取っていたことになります。

これがトップダウンの指示であるという場合、それを社長自らが考え出して行っていたということになり、会社の末端の一部で行われていたという以上に、会社の質全体が問われてしまうことになりかねません。

レオパレス創業者時代の深山祐助元社長

深山祐助元社長は、レオパレスの創業者、1973年8月から2006年5月まで30年以上にわたって同社トップに君臨、絶大な権力を誇りました。

しかし、06年5月に、入居者から共済金名目で集めた資金約48億6500万円を、不動産取得などに私的流用していたことが発覚して社長を辞任。

同6月には取締役からも退き、現在の社長、深山英世社長に社長職を譲り、経営の表舞台から降りましたが、2007年のアメリカのフォーブス誌のランキングでは、日本の富豪35位にランキングされました。

なお、現在のレオパレスの深山英世社長は、深山祐助元社長の甥にあたります。

深山祐助氏は別会社取締役

深山祐助元社長はレオパレスを去ったのち、2008年に不動産会社のMDI(東京都中央区)を設立。

社長は、レオパレスの役員だった息子の将史氏。自らは代表取締役会長を務めています。

MDIは、銀座・歌舞伎座タワーに本社があり、レオパレスと同じビジネスモデルで右肩上がりの成長を続けて、売上高は1200億円。今後は上場を考えているそうです。

自宅は目黒区に、土地価格だけで推定13億円という約1200平米の豪邸に住んでいる他、渋谷区に土地建物(推定3億円)や高級分譲マンションの最上階の部屋(推定3億円)を所有。資産総額は数十億円を下らないと見られています。

レオパレスとは「別会社」と強調

MDI側は、第三者委報告後の21日に発表したステートメントでは、レオパレスとは「別会社」であることを強調。

「本件は、レオパレス21の問題でありますので、誤解なされないようお願い申し上げます」としているということです。

外部の弁護士で構成される第三者委員会は、深山元社長らの関与などについてさらに調査を進め、5月下旬をめどに最終報告を行なう方針であるということです。

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