武蔵小杉のタワーマンションで停電が起きたという報道がありました。
その前に、台風被害による浸水でトイレが使えなくなったと伝えられましたが、その原因は停電でした。
タワーマンションの場合、停電は住民の方にとってひじょうに大変です。
武蔵小杉の現在の様子と、高層マンションの停電リスクについてお知らせします。
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武蔵小杉のタワーマンションで停電
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武蔵小杉では、駅前の広いエリアが冠水。
水の高さは、大人の腰から胸のあたりまでの高さと伝えられました。
上の写真は、集まった水が排水溝から水があふれている様子です。
地域一帯が水に浸かってしまった模様です。
水は14日までにおおむね引きましたが、新たな問題が浮上しました。
タワーマンションや商業施設が停電
一帯に流れ込んだ水で道路が冠水したため、タワーマンションの一部にも水が流れ込み、マンション内にも浸水が起りました。
武蔵小杉の商業施設である、グランツリーも浸水したという報道ですので、ある一定のエリアは、どの建物も浸水を免れなかったようです。
トイレが使えなくなったマンション
こちらは、47階建てのタワーマンション。
こちらも停電が続いており、そのため、部屋のトイレが使えない状態となっているということです。
今の段階では、電気系統が故障しているかどうか以前に、トイレが使えない直接の原因は”停電”だそうです。
マンションの機械室に水が入った
住民の方は、次のように話しています。
機械室に水が入ったらしく電気系統が全部ダウンして、停電になってしまった。
買い置きのランタンを使っているほか、簡易用のトイレも常備していたので…
ビルの場合、電気他のマンションの設備は、多く1階か地下にあるため、浸水でその部屋に水が入ってしまったということのようです。
エレベーターが使えないと高層階はどうなる?
さらにエレベーターが使えなくなっているため、住民たちは、階段で高層階まで上り下りしたり、親戚の家に身を寄せたりしているということです。
水が出ず「断水」に
電気が使えなければ、エレベーターは勿論使えませんが、それ以上に、水が出るのかどうかが心配です。
水は、平屋の戸建てなら、水源からの圧力で水が出るわけですが、タワーマンションの場合は、高層階へは電気のモーターで汲み上げるため、水を持ち上げるための電気がなければ水が出ません。
停電と断水が同時に起こることとなります。
停電のあったマンションは47階と伝えられていますので、飲料水を持って、あるいは持たなくても、高層階まで上り下りをするのは、通常は難しいでしょう。
「階段の上り下りで足がパンパンに」
姉夫婦が、タワマンに暮らしているという女性は階段の上り下りをする住民の苦労を語りました。
住民が難儀をしている様子を「足がパンパンになってしまった」と表現、「赤ちゃんを抱えている人もいた。かわいそうだった」と話しています。
報告では、停電の修理には、「1週間以上かかる」とのことです。
姉夫婦を心配する女性は「この先どうするのか」と、生活を案じています。
多量の水の用意があれば別ですが、そうでなければ、水が一週間も出ない場所で生活するのは難しいかもしれません。
タワーマンションの停電のリスク
東日本大震災のあとで、マンションと災害の関係がさまざまに取り沙汰されました。
これは東日本大震災の際では、断水が戸建てを含めて広いエリアで起こったことです。
人々は容器をもって給水車に並び、それを自宅まで運ぶということになりました。
戸建ての場合なら、それができても、タワーマンションの場合は、まずは、停電が必ず起き、停電の間は高層階の部屋へは上り下りができないということが最大の問題であることが既にわかっています。
タワーマンションに住む場合は、災害時の停電の時の備えが絶対に必要です。
災害時には、エレベーター、電気、水道が使えなくなるということを普段から念頭に置いて対策することです。
電気が復旧する間は、外に出なくてもいいように、マンション内に”籠城”するくらいの覚悟で、物品を揃えておくことが必要だと、住宅ジャーナリストの榊淳司さんが書いています。
または、それができない場合は、災害が起こった時に、一時的に外に避難、滞在ができる場所を普段から考えておくことも必要です。
復旧までの生活は困難
『高層難民』の著者で、防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏は、地震や災害が起こった場合の時について下のように言います。
東京都の被害想定では、電力の復旧まで1週間とされています。当然、エレベーターも動かない。地震発生直後の、行政の水や食料の配給はすべて地上で行なわれるわけです。高層の住人に物資を届けることはない。そうすると住人は自ら1階におりなければならないが、地上で配給を受け取り、また階段で高層まで上がるというのは現実的に無理でしょう。
今回の災害の報道では、消防本部が「いのちを最優先に行動するように」ということを終始呼びかけました。
特に高齢の方は、タワーマンションの中に生活し続けることには不安が残ります。 エレベーターがなければ、万が一急病という時にも、救急車の救急隊員の対応も遅れてしまいます。
出費は免れませんが、やはり命を大切に、どこかご親戚の方のお宅に身を寄せるか、近くのホテルに滞在するなどして、復旧を待たれるのがいいと思われます。
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