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晴海フラッグをコロナ患者の隔離施設に 小池知事提案で価格低下は?

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晴海フラッグがコロナ患者の滞在施設として利用されるかもしれないというニュースです。

晴海フラッグは元はオリンピックの選手村跡地のマンションですが、オリンピックが延期となったため、コロナ患者の施設として利用しようという案を、東京都の小池百合子知事が、27日朝のテレビ番組「とくダネ!」で提案したそうです。

ニュース速報よりお伝えします。

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晴海フラッグ選手村をコロナ患者の隔離施設に

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東京五輪・パラリンピックの選手村マンションをコロナ患者の滞在施設にするという意外な案が伝わりました。

東京都の小池百合子知事が、27日朝に出演したテレビ番組で、この案を示したということです。

 

晴海フラッグとは

「HARUMI FRAG」は、13万平方メートル超の広大な敷地に建設されている24棟のマンションおよび商業施設群。住宅の総戸数は5,632戸で、このうち4,145戸が分譲住宅となる。

一部の住宅は選手村として活用された後、改装されて分譲マンションとして販売され、「オリンピックのレガシー」が売り。

分譲される4145戸のうち940戸が供給済みで、2023年3月に入居が始まるのが当初の予定。

コロナウイルスの軽症患者が一時的に隔離

具体的には、何に使われるのかというと、病院ではなくて、「コロナウイルスに感染した軽症患者を一時的に滞在させる施設」ということです。

検査で陰性が判明するまでに、一時的な隔離がされる施設ということではないかと思います。

小池知事は

「選手村は、ほぼ完成している棟もあれば、工事中もあります。これらは組織委の管理下にあります。むしろ、あれだけのものがあるのに、なぜ使わないという海外の声もあります。組織委の協力を得られればと思います」

と述べたということで、しばらく前から、このような提案がなされていたと思われます。

コロナ患者で病院のパンクを避けるには

コロナウイルスの患者の施設には、これまでは、専門病院に入院させるという施策がとられてきました。

入院している人の中にはもちろん重症の方もおられますが、軽症の方や無症状の方もおられるようです。

そのため、医者が集中的に見る患者と、病院もどきの隔離施設で様子を見る軽症患者と、病院だけではなく施設を分けないと、病院それ自体がパンクしてしまうとみられているためです。

アメリカでは大学の寮もコロナの隔離施設に

アメリカ、ニューヨークの大学では、大学の寮なども既にそのような施設として使われているということで、ハルミフラッグ、選手村もそのような滞在施設、または言葉は悪いが隔離施設として利用するということでしょう。

コロナ患者収容後の晴海フラッグの価格は

コロナ患者の施設として利用された場合のハルミフラッグの価値や価格はどうなるのでしょうか。

不動産価値にくわしい、近代ホーム・松本典朗社長は

「今回のケースですと、印象的にあまり気持ちのいい話ではないので、資産価値が1割前後下がる」

と予想を述べています。

別な専門家は、2~3割低下すると予想を述べた人もいます。

まだ実際に使われたわけではありませんが、この話を聞いただけでこれから購入を迷う人が出ないか心配されるところです。

もちろん、東京都としては、何よりも国民の健康が大切なはずです。

ただし、東京都知事にその権限があるのかどうか、それはこれからの手続きを待つようになるでしょう。

 

晴海フラッグの入居も延期か

建設中の選手村は4月に完成する予定となっていましたが、東京オリンピックが1年延期になるということで、その後の晴海フラッグの入居の遅れや、まだ発売に至っていない部屋についても、販売も延期がされるのではないかとみられてきました。

特に、最初に契約を済ませた人たちは、4年後の入居が5年後になるということで、入居が大幅に遅れるということが心配されていますが、販売会社に直接責任はないため、補償も受けられず、契約解除も手付金などが既に支払われているため、簡単にはできないと言われています。

既に、販売された部屋については、今から活用するということはあり得ないので、まだ販売に至っていない部屋を利用するということになるのでしょう。

1万8千人規模のコロナ患者を収容可能

オリンピックにおいては、宿泊棟は全部で21棟、計3860戸、これらはオリンピックに用意されたものですので、オリンピックが延期となれば、そのまま利用することができます。

滞在できる選手の収容人数の予定数は約1万8千人だそうですが、それらがそのままコロナに感染した患者が同じ数だけ利用できるということになり、今のところ、これだけの収容が可能な施設で、すぐに利用できるというところは他にはありません。

小池知事は26日に安倍晋三首相と面会した際、軽症患者の一時滞在施設の確保について要請していたということで、今後選手村マンションがコロナ対策の施設として利用される可能性は高そうに思えます。

いずれにしても寝耳に水の話で、購入者にとっても、これから購入を希望する人にとっても大きな影響が生じそうです。

以上、本日のニュース速報よりお伝えしました。続報があり次第またお伝えします。

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