リフォーム業者の見積もりがやっと出ました。
依頼したのが12月で年をまたいだことになり、相見積もりなので待っていたのですが、なんと一社が示すリフォームの見積もり額が他の倍以上違うという驚きの結果となりました。
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リフォームの相見積もりを依頼
中古住宅を購入しました。
中古住宅購入の流れがわかるように、中古住宅の契約の前後にしたことと、これからするべきことを書いていきます。
現在は、引っ越し前のリフォームの準備に入りました。
タウンライフリフォーム
中古住宅を購入した理由
そもそも、新築や注文住宅を買わずとも、私は最初から中古住宅が好みでした。
20代の初めに中古住宅をお得に買った経験があるためです。
ただし、今回は購入は基本的には反対です。
結局、購入前から、5年をめどに再度引っ越し、その先はUR住宅の賃貸を目標としています。
中古住宅の選び方はそこそこでよい
今回の家は場所を含めてまあまあであるのでいいかなあと思ったのですが、購入前後がたいへんでした。
まず、家を見つけるまでに、候補地が他県を含めて4か所あったので、2年位は毎週末土日に家を居に出かけました。不動産店ではあるまいし、探し方自体がよくもそういう馬鹿げたことをしたと思います。
たいてい、そういう場合には「その甲斐あって、よい家が手に入りました」という帰結がつくわけですが、要は築26年の家などはどこを買っても早々大差があるわけではありません。
あくまで中古ですので、そこそこの選び方をするのが良いのです。
低価格な分、気軽に買えるのが中古住宅の良いところですので、なるべく時間や手間をかけないに越したことはありません。
中古住宅とリフォーム
ところが、中古住宅の場合は、リフォームとなるとその分の手間が想像になくたいへんであることがわかりました。
購入が決まって、すぐに引っ越しができればいいのですが、せっかく家探しが終わっても今度は毎週業者選びとショールームを回ることにあり、回っていない時間は、カタログとネットで調べものをするということになりました。
都市部にはリフォーム済み物件も
リフォームをしないで住める中古住宅というのは、都市部にはたくさんあります。
ただし、地方で、家の売れないエリアにおいては、リフォームなどをせずに低価格で売るというのが、普通なのです。
こういう家を買う時には、それなりに手間がかかるということです。
リフォーム業者に丸投げは厳禁!
そして、業者に丸投げすれば、それは何の心配もなく、一番早いことは早いのですが、それは絶対におすすめしません。
前置きが長くなりましたが、今日は、その相見積もりの金額の違いの話です。
当家のリフォーム見積もりの次第
今回見積もりを依頼したリフォーム業者はネットの一括見積で依頼したA工務店、夫が見つけた塗装業者B、次に地元の建設会社で新聞広告チラシで見つけたCホーム、最後に頼んだ知り合いの工務店D社長になります。
リフォーム費用の比較
A工務店は、最初に見に来て「200万かかりません」との話でした。工務店とはいっても、ビルや公共施設などの大きな仕事を請け負う会社なので、同社にとってみれば家のリフォームなどは小さな仕事に過ぎないようなところです。
次に依頼したCホーム、これが、12月中旬に頼んだのに、見積もりを渡されたのが、年末を挟んだためもあってその1か月後です。
そのため、家売却その他がすべて後ろ倒しになりました。
遅くなった理由は何かというと、おそらく塗装の見積もりが入ったためです。
Cホームでは、塗装部があるということで、「そちらの見積もりも入れましょう」ということで、相見積もりですので、夫は勿論断りませんでした。
結果見積書が出来上がったのを見ると、最初のA工務店が「200万円かからない」のに対して、家の内装の見積もりが、370万円というものでした。
外壁の交換を勧める業者
そして、それだけならまだしも、外壁の塗装が、塗装だけではなくて、外壁の交換を強く勧められました。
担当者は「塗装をしてもすぐに駄目になります」と断言までしました。
その場合は、塗装が約200万円、外壁の交換は150万円でした。つまり、総額で650万円ということになります。
夫は最初から塗装は、B塗装に依頼するつもりでしたので、私たちがCホームに行った時に会ったのは内装担当者ですが、内装よりも、外壁と塗装を入れると倍額になるわけです。
Cホームにしてみれば、内装のリフォームをやりたいと言ってきた人に対して、両方するように勧めれば、倍の売り上げになるということになりますね。
他2社は外壁交換は不要の見立て
では、実際に外壁の交換は必要かというと、B塗装は「交換はしなくてもできる」、D工務店の社長は「必要ない」という見立てでした。
D工務店の方は、リフォームは「やるところがないですね」「キッチン交換もクロス交換も不要」ということになったので、クロスだけは交換をするように、見積もりをこちらから依頼するほどでした。
ちなみに、塗装に関しては、B塗装の見積もりも、ペンキを高いものを選んだ場合は200万円くらいにはなるので、塗装の価格がそう高いわけではありません。
しかし、こちらが依頼をしていない、外壁の交換を勧め、他の2社は「不要」もしくは「まだ塗装だけで対応できる」といっているところを、「交換しないとダメ」と言っているのはCホームだけです。
しかも、塗装の見積もりは、はしごをかけて外からベランダに上ったということなのですが、それがこちらに無断で連絡がない、いつ来たのかもわからないというのも、おかしな話だと夫は言います。
家の面積が会社によって違う不思議
さらに、驚いたことに、B塗装店、こちらは、全部で見積もり前に4回来訪しているのですが、Cホームの塗装部は、1か生きて外壁の面積を計ったわけなのですが、B塗装とCホームの計測は、大きく面積の差があります。
その差は何と、70平方メートル。B塗装が少なくてCホームの方が多いのです。
それでこれは夫が、依頼を決めているB塗装に、面積の差については指摘しました。
このあとは、念のため、D社長の参加の塗装会社が見積もりを出すこととなっています。
なので、どちらの誤差が大きいのかは、価格の妥当性と共にはっきりすることです。
誤ったのか適当なのか、それとも意図した誤りなのかはわかりませんが、相見積もりですので、ごまかしは効きません。
リフォームに相見積もりが必要な理由
以上を見たように、リフォームの際の相見積もりというのは、新築の際の見積もりと同じように比較検討が必ず必要です。
Cホームに頼んだ場合とそれ以外では、300万円近いリフォーム額の差が出ることとなります。
私たち夫婦は、パソコンが使えるためネットでリフォームの一括査定を利用したりする知力も余力もありますが、新聞のチラシを見て出かけて行った、ネットを使わない高齢者であれば、おそらく見積もり通りに依頼してしまうと思います。
中古住宅のリフォームは手間がかかって大変なのは述べた通りですが、「200万円かからない」はずのリフォームが370万円になったり、やらなくていい外壁交換が加算されたり、塗装の面積に違いがあるなど、一つの業者だけに丸投げは避けないと数百万円も費用が違ってくることになります。
見積もりそれ自体の依頼はネットからでできますので、見積もりの一括査定、これだけは必ず実行してみてください。
お得にリフォームが抑えられれば、その分で素敵な家具や家財を買ってくださいね。