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武蔵小杉の住環境が限界!住民がタワマン建設中止訴え 人口増で悪化

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こんにちは。ななみです。
「住みたい街」として若い世代にもシニアにも圧倒的な人気を誇る武蔵小杉。タワーマンションが林立するおしゃれな地域として知られてきました。

一方で、人口の急激な増加によりこれまでもさまざまな問題点が指摘されてきましたが、今回は、武蔵小杉の住民団体によって川崎市に抗議の陳情が行われました。住んでいる人たちにとっても町が大きくなるのは悪いことではないはずなのですが、一体どういうことなのでしょうか。

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「高層マンションはいらない」

川崎市議会に陳情を行ったのは「小杉・丸子まちづくりの会」という団体です。武蔵小杉にタワーマンションが建設される前から現地に住んでいるという約80人の住民達があつまって結成されました。

武蔵小杉の問題点とは?

古くからの住民たちが感じている問題とは、やはりこれまでも指摘されてきた

・駅の混雑
・待機児童の急増
・ビル風による事故の危険・歩行困難

といった環境の問題であるようです。

駅の混雑でホームに転落事故

武蔵小杉の駅の混雑ぶりは、問題点として挙げられる筆頭です。

駅に入ろうとする人が改札待ちの列が数十メートル列に並ばなくてはならず、人が駅の外まであふれている映像や、改札に入るまでに30分もの時間がかかることなどが伝えられました。

今回はそればかりではなくて、駅ホームに人があまりにも多いので、混雑する人同士の接触で「ホームからの転落が頻繁に起きている」と報告されました。

そこで上記の団体は駅の混雑が「市民生活に深刻な影響を与えている」と問題視して指摘。タワーマンションの建設前は、問題なく利用できていたのですから、古くからの住民にとっては問題視するのも当然と言えますが、それ以上に新しく移り住んでいる人にとっても、困った問題です。

ビル風や日照の問題

風除けのパネルを設置するコンビニ

また古くからの住民にとっては、ビル風や日照時間の問題も深刻です。

ビル風は最大瞬間風速で20メートル以上。つまり、台風並みの風ということで、高齢者や子供の歩行に危険が及ぶと言われているほどの強さのものがいつ起こるかわかりません。

日照については、ビルの影になったある民家では、日中の日影時間が約6・5時間に及び、「晴天か曇天か分からない」「照明をつけないと新聞が読めない」ということで、たいへんに気の毒なことと思われます。市の方も対策はしているといいますが、こればかりは解決策はないと思います。

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住民同士の軋轢も

そのほか、高層マンションの管理組合が、町内会に加入しない(会費を徴収しない)ことで、地域住民に軋轢が生じている例もあるといいます。

「子供会や盆踊りなどの行事を一緒にできない。地域のコミュニティー形成が難しくなっている」ということも、武蔵小杉に古くから住む人にとっては、やはり動かしがたい問題であるようです。

「住環境は限界」建設中止求める住民団体

「小杉・丸子まちづくりの会」の会長の橋本さんは「住環境は限界。これ以上、住人が増えたらパンクする。未着工のマンションは、諸問題の解決にめどがつくまで、いったん停止するなど、英断を下してほしい」と市に求めているといいます。

一方で市の方は、人口増で経済的に潤っている面もあり、開発抑制の考えはなさそうです。さらに決定されているマンションの建設を止めることも難しいでしょう。

福田紀彦市長は「武蔵小杉に限らず、特に集合住宅など、市内全域で住宅需要が高い」と状況を説明、「さまざまな課題にしっかりと対応していく」と強調していますが、利用者が増え続けているため「いたちごっこ」の状況で、今後も環境が改善されることはなさそうです。

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最終的にはタワマン15棟へ?

武蔵小杉のタワーマンションは全部でどれだけになるかというと、現在既に10棟が建設されており、新たに4棟の新設が決定。計画中のものが1棟ということで、最終的には15棟になるとみられています。

また、今後新たなタワーマンションで増加する人数は9千人との見通しです。

まとめ

このようなタワーマンションの住環境の問題は、比較的新しい課題とも言えます。古くから住んでいる方には大変な問題ですが、今後、武蔵小杉がモデルケースとなる点は大きいでしょう。

「街づくり」が今までのようなものではない規模でタワーマンションの街となった場合のメリットとともに、デメリットもあるということが、広く知られるようになってきたのです。これから武蔵小杉に続こうという街は、それらデメリットに対する対策を考じながら、開発を進めていくことになると思われます。

武蔵小杉エリアとは

 

川崎市の武蔵小杉駅(JR・東急電鉄)を中心とした地域の通称。市の都市計画により、平成20年に中丸子地区に高層マンションが完成したのを皮切りに高層マンションの新設が続いている。「住みたい街」として人気が高まり、東京都内などから人口が流入。人口増による歳入増や経済の活性化など、市を支える重要なエンジンとなっている。

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