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印西市にグーグルがデータセンター!グッドマンビジネスパーク千葉

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印西市にグーグルがデータセンターを設立することがわかりました。

印西市は住みやすい町ランキングで1位の町、その上、グーグルの日本初の進出が千葉県印西市ということで、これまで以上に印西市に注目が集まっています。

この記事は’22年10月7日に更新しています。

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印西市にグーグルがデータセンター設立へ

米グーグルは28日、日本の千葉県印西市にデータセンターを建設すると発表しました。

グーグルにとっては日本初のデータセンターとなります。

印西市は、住みやすい町に何度も取り上げられている、人気の町です。

 

印西市は「住みよさランキング1位」

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出典:東洋経済 https://toyokeizai.net/articles/-/434259

印西市は住みよさランキングでは1位。

最近では「インドじゃないよ、印西市」のPR動画が注目を集めたり、テレビの情報番組でも何度も取り上げられています。

千葉ニュータウン地区を中心に若いファミリー層の流入が続き、2018年5月には人口が10万人を突破した人気の町です。

千葉ニュータウン「グッドマンビジネスパーク」

グーグルセンターができるのは、千葉ニュータウンにある「グッドマンビジネスパーク」というところです。

既に同パーク内の一部の土地を、同パークの管理会社から購入しました。

金額は今のところわかっていません。

グッドマンビジネスパークの場所

〒270-1369 千葉県印西市鹿黒南1丁目3

 

グーグルのデータセンターはいつできる?

新データセンター建設は、2020年12月に着工が決まりました。

施工は鹿島建設で、鹿島は大手ゼネコンの中でいち早くデータセンターの建設を手掛けたところと伝わっています。

また、現在のニュースではグーグルは、2024年までに日本で1000億円の投資を行う方針だということです。

グーグルとして日本では初めてのデータセンターは、来年の’25年に稼働する計画だということが、10月7日のニュースで発表されました。

 同社は24年までの4年間で日本での設備投資に7億3000万ドル(約1050億円)を投じる計画を公表しており、今回のデータセンターはその一環。グーグルは日本とカナダをつなぐ海底ケーブルも23年中に利用開始を目指して準備を進めており、これらの施策により日本国内での同社サービスの利用がより快適になるという。―https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-07/RJDCTCDWRGG201

印西市がグーグルのクラウド事業の拠点に

グーグルは、アジア地域ではほかに台湾とシンガポールに4つのデータセンターがあるということで、印西市に5つ目の設立で、アジア地域でのクラウド事業の営業を強化するとのことです。

同社はクラウドを使った最先端の人工知能(AI)処理サービスを強みとしているため、クラウド事業の展開に新センターを活用するとみられています。

 

「グッドマンビジネスパーク」とは

グーグルが進出する印西市の「グッドマンビジネスパーク」は現在整備中の北千葉道路に近く、都心や成田空港へのアクセス向上が見込まれるエリアに位置します。

敷地面積は50万平方メートルで、’19年時点で3棟の大型物流施設があります。

各棟には物流やアパレル、ドラッグストアなど国内外の企業が入居しており、4棟目は独BMWグループの進出が決まっています。

印西市の市長コメント

印西市の板倉正直市長は、グーグル進出に関し、次のような談話を発表。

「世界有数の企業が進出してくれるのは大変光栄だ。こうした企業の進出は市のますますの発展に貢献してくれると確信している」

印西市というのは、近年評価がたかまっているものの、けっして、大きな都市ではありません。

市にとっては素晴らしいニュースとなります。

印西市にデータセンター建設の理由

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印西市にデータセンターを置くのは、グーグルばかりではありません。

なぜ、印西市に大企業の大切なポイントであるセンター建設が続くのでしょうか。

その理由の一つは、”BCP機能”にあります。

印西市に優れたBCP機能-地盤が固い

ビジネスパークは地盤が固い内陸の高台に位置しており

「地震や水害のリスクが少なく、優れたBCP(事業継続計画)機能が特長だ」(開発を手がけるグッドマンジャパン=東京・千代田)

というところが、各企業へのアピールポイントとなっています。

当然ながら、これは企業だけではなくて宅地もそうなのでしょう。

千葉ニュータウンは、周辺の便利さだけではなく、きわめて安全性の高い住まいということになりますね。

関連記事:
印西市無電柱化で停電回避 電柱倒壊なし「印西牧の原 クルムザパーク」他

 

グーグル側の印西市に設立の理由

最新ニュースでは、グーグルは印西市に設立の理由を以下のように述べています。

印西市は東京都心へのアクセスの利便性、そして広い土地が確保しやすいなどの理由でデータセンターが集まる土地として知られ、NECや米アマゾン・ドット・コムも拠点を構えている。直近で進む円安や政府からの助成制度を背景に、今後も海外企業による設備投資が加速する可能性がある。―https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-07/RJDCTCDWRGG201

 

印西市がIT企業の町になる!?

データセンターそれ単体で、周辺の人口が爆発的に増えるということではなさそうですが、「雇用や地域経済への波及効果も期待できる」(企業立地課担当者)ため、グーグルのセンター設立によって今後のIT企業の誘致に期待が高まります。

千葉県は、これまでもあらゆるモノがインターネットにつながるIoTや人工知能(AI)に関連した企業誘致に力を入れており、グーグルブランドがIT企業進出の呼び水になる可能性もあるとみています。

千葉ニュータウンの問題点

千葉ニュータウン

千葉ニュータウンGFDL-no-disclaimers, Link

「住みやすい」といわれる千葉ニュータウンには、なぜか反対の意見もあります。

どの街にも長所と短所があり一概には言えませんが、一番は、北総鉄道の運賃の高さに難点があるといわれてきました。

これにより、都心への通勤が高額になる、そのため、敬遠した人もいたようです。

北総鉄道が値下げへ!

しかし、22年3月に、この北総鉄道の値下げが報道されました。

値上げラッシュが続いている中での決断です。

これがさらなる移住者増加の呼び水となるかもしれません。

まとめ

あのグーグルが東京などの大都市にではなく、千葉県の、それも印西市にとは驚きのニュースでした。

「住みやすさ」では評判の町ですが、これからも印西市の一層のご発展をお祈りします。

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