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高速道路脇の中古マンションが値上がりする意外な理由

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高速道路脇のマンションというと、利便性はともかく、騒音や排気ガスなど、心配になる点が多々ありますが、意外なことにそれが値上がりしているというケースです。

高速道路脇のマンション人気の秘密は何なのか、住宅ジャーナリストの櫻井幸雄さんが解説しているその理由が、たいへん意外で興味深いものでしたので、ご紹介します。

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高速道路脇のマンション

高速道路の脇のマンション、と聞けば皆さんは買いたいと思いますか。

道路脇と聞くと、思い出すのは夫の実家のことです。

夫の実家は元店舗兼住宅で、駅に交差する便利な道路沿いにあるのですが、空気が悪いためあまり窓が開けられないといいます。

なので、大きく窓を開けることなく、換気扇などを回して通気を行うようにしているようです。以前は内部が煤だらけに黒くなったというので、住み替えにもらう際にも考えてしまうような環境だったのです。

そこは普通の県道なのですが、高速道路となれば、車の通行量は、昼夜を問わずさらに多いものになるでしょう。

環境としては、それ以上に良いところとは思えません。

ところが住宅ジャーナリストの櫻井幸雄さんは、近年値上がりしたマンションとして、高速道路沿いの二つのマンションをあげています。

なんと1.5倍にも値上がりしたというのですから、大変な値上がり幅です。

それぞれのマンションはどこにあるのか見てみました。

東京ツインパークス

その一つは東京ツインパークスというところ。

新橋駅に近い汐留エリアに建つ超高層マンションです。

首都高速の都心環状線と、東海道新幹線、 山手線に挟まれています。

2002年に完成後、新規分譲された価格は、約41平米~131平米のワンルーム~3LDKが4280万円~1億9500万円。

それ以後ずっと、中古市場で絶大な人気を誇り、17年経った今も新築時価格の1.5倍以上の売り出し価格を維持しているというのがこのマンションなのです。

ザ・タワーズ台場

2棟目のマンションが、「ザ・タワーズ台場」。

06年の新規分譲時、約30平米~177平米で、1990万円~2億1000万円。

こちらも、現在の中古市場で1.5倍程度まで値上がりしているそうです。

道路沿いには違いないのですが、赤い外壁が特徴的で目を引きます。

ワールドシティタワーズ

3棟目のマンションが、首都高速神奈川1号横羽線沿いの、ワールドシティタワーズ キャピタルタワー。

06年当時で、約41平米~134平米の2LDK~3LDKが2630万円~1億7900万円という、比較的庶民的な値段のように思えますが、このマンションが一番値上がり幅が大きく、今では新築時の1.5倍以上だといいます。

値上がりするには、さぞ駅近なのかと思いきや、 品川駅からは徒歩13分、東京りんかい線天王洲アイル駅から徒歩8分というのですから、駅近が値上がりの要因ではないようです。

高速道路沿いのマンション値上がりの理由

これらのマンションの値上がりの理由はと言うと、かなり意外なものでした。

つまり、「高速道路からよく見えるマンション」、というのがその理由なのでsす。

どういうことかと言うと、 高速道路を多くの車が通るわけですが、そこから多数の人が目にするマンションであり、その場所に立っているだけで広告を兼ねている。

なので希望者が多く、結果価値が上がるということなのです。

道路沿いでも排気ガスで汚れない

もう一つの環境要因についていうと、 道路沿いのマンションであっても、外壁が薄汚れることが少なくなったということがあるそうです。

これはマンション側の要因ではないわけですが、ディーゼルの大型車が首都圏の一都三県で禁止されたため、 高速道路脇でも建物が黒く煤けるということがなくなったということなのですね。

つまり、高速道路沿いでも、そうではないマンションでもその点では大して差が亡くなったということなのです。

そして、特に夜の夕暮れ時に明かりの灯っているマンションが、とても立派に見える、そのため買い手が途切れない。

道路沿いのマンションの意外な利点があるのです。

マンションは目立つ物件ほど値上がりする

それに続けて櫻井幸雄さんは、「マンションは目立つ物件ほど、『あんなところに住んでみたい』と思う人が増える。」と述べています。

奥まったところや、見えにくいところにあるマンションは。そもそも、外側から眺められることがあまりありません。

一概に高い建物は目立つのかというと、高層階のマンションほどやや離れたところからでなければその全体像が分かりにくいです。

なので、駅に近いところであったとしても、建物が混んでいるところにあって、意識して見上げて初めて、マンションなのかと分かるようなものは、逆に宣伝効果が少ないのです。

そのために、24時間大勢の人が通過する高速道路沿いのマンションは、売れ行きがよく資産価値も上がるということなのでした。

マンションの住まいとしての機能性や、立地でもないところがかなり意外でしたね。

武蔵小杉のタワマンが人気の理由も

今回の櫻井幸雄さんの調査で、中古マンションで値上がりするというところは、 必ずしも、マンションそれ自体の仕様や、駅からの距離などの利便性だけではないということが明らかになりました。

川崎市の武蔵小杉のタワーマンションが売れているというのも、案外同じ理由かもしれません。

東京都内のように他のビルに視界を遮られるということがなく、全体が見やすいというところ、そして高層階のタワーマンションという高さが人々に与える印象は強いものがあります。

そして、武蔵小杉の場合は、良きにせよ悪しきにせよ度々話題に上がるため、それらの報道による宣伝効果も大きいのだと思います。

そうなるとマンションを購入する際に、ポイントとなるのは、「目立つ物件」というところにあるということを覚えておいた方がいいようです。

また、高速道路や道路脇だからと言って、以前のように敬遠されるということはないということも分かりました。

そもそもまず、そこにマンションがあるということそしても住みたいというモチベーションがその時点で生まれていなければ購入には繋がりません。

サイトで見れば物件は一覧で写真でも出てきますが、やはり、実際に見るインパクトの宣伝効果にはかなわないのでしょう。

もし値上がりしたいマンションを選ぶなら、道路からよく見えるところ、そして、外見もきれいにみえるところを選ぶことが値上がり物件をつかむ要諦の一つと心得るべきでしょう。

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