
「空き家がなかなか売れないので業者に買い取ってもらいたい」
その際の空き家の買取の際の手順や流れは、どうなるのか知らないと依頼するのも不安ですよね。
売却前の準備と並んで流れを知っておくと、手続きを安心して進めてもらうことができます。
私自身、実家の空き家を業者買取で売却、夫の実家の買取契約にも立ち会った経験があります。
実家の買取の体験を含め、空き家を買取で売る流れを詳しく解説していきます。
なおこの記事は、空き家の買取で日本全国より年間5千件以上の問い合わせがあるアルバリンク社の代表者、河田憲二氏に監修をしていただきました。
この記事の監修者
監修者:河田憲二(株式会社AlbaLink 代表取締役)
「全国の空き家ゼロに」を掲げ、空き家や訳あり物件に特化した買取業者(株式会社AlbaLink)を営む。
同社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取プロ」の運営責任者も務めています。同社は東京証券取引所の東証グロースに上場している。
12時間メール査定が利用できるため、物件の住所を送ると明日には買取価格を知らせてもらえます。
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空き家買取の専門業者、アルバリンク社の空き家買取隊の査定は、フォームに家の条件を書いて送る際に電話番号は記入不要、メールで査定金額の返答がもらえるため、電話応対の気遣いがいりません。

買取価格のお知らせはメールで12時間、翌日までに知らせてもらえます。
金額だけを知りたい場合でも気兼ねなく依頼できますので、下のフォームから送ってみてください。
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この記事でわかること
・空き家買取の流れの実際
・空き家買取に要する日数
・買取業者の提示する流れ
・空き家買取の体験実例
空き家買取の流れ
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空き家の業者買取の手順で各買取業者に共通するところを述べると以下の手順で進行します。
査定依頼⇒現地調査と査定⇒買取価格の提示⇒売買契約⇒買取完了
しかし、この内容は全国対応の業者であれば、従来とは違い、査定はメール査定や立ち合いなし査定が選択できる他、売買契約も来社せずに進めることができます。この点を踏まえて全体の流れを見ていきましょう。
無料査定の依頼

インターネットや電話、メールなどで買取業者に査定を依頼します。
早い業者は即日対応で、訪問査定や机上査定、オンライン査定の他、現地調査も行われます。
全国対応の不動産会社であれば査定時は希望すれば鍵を事前に郵送することもでき、必ずしも立合いや案内の必要はありません。地元業者については不動産会社によって違うので確認してください。
オンライン査定・リモート対応とは

さらに、画像や動画を活用したオンライン査定・リモート査定に対応している業者もあります。
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査定のヒアリングや、売却前の相談、契約時の重要事項の説明と契約書の読み合わせなどは、オンラインでできます。
オンライン、またはリモートとは双方がインターネットを介して通話を行うことで、電話の他、上記の画像のようなパソコンやスマホのwebカメラで対面時と同じように話すことができます。

査定についても売り主がスマートフォンで物件内部を撮影し、写真や動画を送付するだけで査定が完了するケースもあります。
また、ビデオ通話(ZoomやLINEビデオなど)を使って業者と画面越しに現地確認を行うリモート立ち会いも普及してきており、交通費や時間の節約につながります。
査定方法はオンラインのみの場合と、後日現地確認が必要な場合があります。依頼前に業者へ確認しておきましょう。
全国対応の業者は、インターネットを通じて日本全国から査定の依頼を受け付けています。そのため、遠方の売り主がわざわざ来店することを求めずに売却を終了できるように態勢を整えています。
たとえば、九州に住む人が大阪の実家を売却したい場合に大阪で立合いの上、東京の事務所に来店しなければならないとなったら、売却そのものが利用できないおそれがあります。そのため、全国対応の業者は立ち合いなし査定や、オンラインでの売買契約ができるようになっているのです。
査定結果の確認

提示された買取価格を確認します。他社と比較することで適正価格かどうか判断しましょう。最低でも2社以上は買取価格を比較してください。
買取契約の締結
金額に納得したら契約を締結します。この際、重要事項説明の確認が行われます。
司法書士が同席して登記の手続きについて説明することも多くあります。
全国対応の会社ほど、リモート対応の態勢が整っており、売買契約時も書類は郵送、売買契約はオンラインの電子署名で完結できます。もちろん、最寄り支店に来店して店頭で契約することもできます。
売買契約とは何をするの?
売買契約では重要事項の説明と契約書の読み合わせを行い、契約を締結した証明として契約書に署名捺印が行われます。
電子契約および電子署名とは

契約書の署名捺印は、現代では電子署名が可能です。
電子契約は、WordやPDFの契約書を専用クラウドサービス上でアップロードし、メールを通じて双方が承認(電子署名)することで、紙の契約書と同様の法的な効力を持つ契約をオンラインで締結するやり方です。
売却代金の受領
契約締結後、数日から数週間で売却代金が支払われます。振り込みが主流ですので、入金を確認します。
また、登記の完了は書き替えに3週間ほどかかりますので、法務局からの郵便の通知で確認ができます。
全国対応の買取業者は多く即日決済が可能ですので、急ぎたい場合は相談してみてください。
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空き家の買取のメリット
仲介に出した空き家が売れない、売れそうもない地域に空き家がある、または共有者に分割するなどの事情で急ぎで空き家を売りたい場合は、代金受け取りまでが最も早いため、業者買取はたいへんおすすめです。
空き家売却のメリットは下の3つに集約されます。
- 買い手を待つ必要がなく売却までが早い
- 売れない空き家も売れる
- 問題あり空き家でも売れる
買取の最大のメリットは何と言っても早さと、買取の幅の広さです。
仲介だと断られたり、買い手がつかない問題がある訳あり物件空き家でも買取の対象となり、スピーディーに現金化することが可能です。
関連記事:
空き家を売却するなら仲介と買取どちら?
空き家の買取が早い理由
仲介での売却の場合は、欲しい人が現れるのを待つしかありませんが、買取の場合は、対象者は最初から買取をする不動産会社と決まっていますので、相手側に買取の可否を聞くだけで決まります。
仲介での売却の場合は、欲しい人が一般の人ですので、資金繰りやローンの審査などに日数がかかります。
買取なら資金のある会社は、買取の代金はいつでもすぐに支払えるように用意があります。
また、素人ではなくて不動産の業者ですので、売買契約も登記の申請、書類の準備に至るまですべて素早く行うことができるのです。
売れない空き家も売れる
買取に関しては、買取率はほぼ100%に近いため、仲介で売れない空き家でも売れます。
なので、仲介で売れないからといってあきらめる必要はありません。
買い取った会社はリフォーム後に有益な物件として売りに出すのが目的ですので、買い手にとっては空き家は価値のあるものです。
問題あり空き家でも売れる
仲介の場合は問題のある空き家は扱ってもらえませんが、専門の買取業者の物件の取り扱いの範囲は通常の不動産業よりも広いです。
買取の場合は仲介で敬遠される空き家や、購入希望者の見込めないような問題あり空き家、事故物件など瑕疵のある不動産であっても買い取ってもらえます。
業者は買取後に問題がなくなるようリフォームすることで、通常の物件として売買できるものとなるからです。
注意ポイント
問題あり物件の場合は買取業者によっても基準が違います。買い取れないとする業者もありますので、その場合は別な業者を当たると扱ってもらえることがあります。一つで断られてもあきらめる必要はありません。
買取後の家について
買い取った家はどうなる?
買い取られた空き家は、買い取り業者が再販売に向けた戦略に沿ってリフォームを進めます。大手の空き家の会社は安く部材を調達し、効率よくリフォームを行うノウハウを熟知しています。
買主のニーズを読み取って、特に汚れやすいキッチン、お風呂、トイレなどの水回りは完全に交換されます。
その他に、内装やもちろん、車庫スペースの拡張などを含めて必要な補修・改修を行い、リフォーム済み物件として売り出されるのです。
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空き家の仲介と買取の違い

不動産を売却する方法は、大きく「仲介」と「買取」の2つに分かれます。どちらが自分に合っているかを正しく理解することが、納得のいく売却への第一歩です。
一言でいうと売れる空き家は仲介、売れない空き家や買取一択です
仲介売却の仕組みと特徴

仲介売却とは、不動産会社に仲介役を依頼し、一般の買い手(個人・法人)に物件を売る方法です。
不動産ポータルサイトや折込チラシなどで広く購入者を募るため、市場価格に近い金額で売れる可能性が高くなります。
ただし、買い手が見つかるまでに時間がかかるのが一般的で、滋賀県では都市部(草津・大津・守山など)と郡部では需要に差があり、成約までの期間にも大きな開きが生じることがあります。
また、売却が成立した際には仲介手数料(売買価格の約3〜3.3%+消費税)が発生します。
買取の仕組みと特徴

買取とは、不動産会社が直接物件を購入する方法です。
一般の買い手を探す必要がないため、最短数日〜数週間で現金化できるのが最大のメリットです。仲介手数料も不要で、内覧対応や広告活動の手間もかかりません。
一方で、買取価格は仲介売却の相場に比べて1〜3割程度低くなる傾向があります。これは、業者がリフォームや転売コストを見込んで査定するためです。
注意したい解体費と残置物処分
仲介といっても、築年の古い空き家の場合は、解体が前提での売却となる場合があります。近年値上がりしている解体費は200万円前後となることもあり、この分を入れると買取の方が手間・費用ともにメリットが大きい場合があります。
また、家の中に物があふれている相続物件の売却の場合、買取なら残置物の処分費用が不要とする不動産会社もあります。
残置物処分費用は、量によっては数百万円に及ぶことがあり、仲介の場合は売却前に費用の負担が必要となります。買取か仲介かの決定は、このマイナス分も考慮に入れた上で慎重に決めることが必要です。
比較項目 仲介売却 買取 売却価格 相場に近い(高め) 相場の7〜8割程度 売却スピード 3〜6ヶ月以上 最短数日〜数週間 仲介手数料 あり(約3%+消費税) なし 内覧対応 必要 不要 費用の有無 解体費・物の処分費用
(※必要な場合のみ)現況のまま買取
持ち出しなし向いている人 高値重視・時間の余裕あり スピード重視・手間を省きたい 買取での売却が選択肢に入ってきた理由は、エリアや空き家の状態によって仲介では空き家が売れにくいためです。
相続の多発で空き家が増加したこと。もうひとつは、相続要因による空き家の売買が主流となり、築年の古い家が売れにくいことが背景にあります。
今では、築古物件の空き家は買取による売却も一般的な売却の方法となっているのです。
空き家買取の流れ【業者側】
空き家の買取がメイン事業のアルバリンク社の訳アリ物件買取プロが提示する空き家の買取の流れを大まかに言うと
査定⇒買取金額の伝達⇒成約⇒売却
アルバリンク社の場合、売却と代金受け渡しは通常1週間で終了します。
| 売却行程 | 期間 |
| 机上査定 | 12時間内に結果通知 |
| 訪問査定(売主の希望) | 数日内 |
| 成約 | 現地調査後 |
| 売却・代金支払い | 1週間 |
| 引き渡し | 売主の希望時期 |
空き家を仲介で売却するのに比べて、買取の場合は成約までのストレスが全くありません。
いつ売れるか売れないかわからないで待ち続けるというのは大きなストレスですが、買取なら心配なく売却ができます。

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空き家の買取の流れ【売主側】
買取によって実家を売却する時のわれわれ売主側の手順も記しておきましょう。
このうちもっとも大切なところは太字で示します。
- 必要なら家売却の準備 荷物の移動など
↓ - 買取会社に査定または買い取りを依頼する
↓ - 買取会社による現地・物件の調査
↓ - 買取会社から買うという返答
↓ - 買主と売買契約を結ぶ
↓ - 決済(代金受け取り)と引き渡しを行う
↓ - 登記完了の確認
↓ - 確定申告を行う
売主側のすることもいろいろありますので、一つずつ解説します。
1.家売却の準備
家売却の準備というのは、空き家の場合は不要ですが、多く荷物が残っている場合の荷物の移動です。
売却が決まってからでもかまいませんが、買取の場合は買取が決まるまでが早いので、取っておきたいものがあったら早めに移動・保管をするようにしましょう。
買取の前の掃除は不要
なお、査定前の掃除などは買取の場合は、きれいに掃除がしてあるからと言って買取額が高くなるというようなことはありません。
なので、清掃や片付けは基本的には不要だと思います。
ただ、長く空き家にしていた家の場合は、雑草で家に入れない、引っかかるようなところにクモの巣があるというような場合もありますので、礼儀としてその程度の掃除や準備はした方がいいかもしれません。
2買取会社に査定または買い取りを依頼する
買取会社の場合は査定が買取依頼と同義ですので、査定と依頼に大きな区別はありません。
この場合の注意点は、地方の場合は地元不動産で買取をするところは限られるということ。
もう一つは、買取会社でも会社によって買取額にかなりの幅があるということです。
対面で不動産会社に直接行って依頼してしまうとその一か所だけになってしまいますが、今は、インターネットのオンラインでできる不動産査定を依頼すれば、店頭に行かなくても査定額の返答を得ることができます。
手間としては足を運んで直接話をするよりも、スマホやパソコンでできる方が手軽なことは言うまでもありませんので、迷わず査定を利用してみましょう。
>>12時間で空き家の価格がわかる
訳あり物件買取プロ公式ページへ
3.買取会社による現地・物件の調査
机上査定についてはすぐ伝えてもらうことが多いですが、それ以上詳しい査定については、現地及び物件の調査が欠かせません。
立ち合いが必要な場合もありますが、会社によっては特に求められない場合もあります。
築39年の実家でしたのでそもそも建物は価値がなく、立ち合いは不要でした。
また不動産業者の方はそれ以前の段階で法務局での登記の書類や公図等を使って、物件の種類や所有者などを確認済みです。
その時点でその地域の地価相場も把握しており、建物の中を見るかどうかで、価格が大きく上下することはありません。
4.買取会社から買うという返答
上記の通り、書類上での不動産の確認と現地調査によって、査定後すぐ買取の可否がわかります。
担当者が忙しくなければ返答は現地調査の次の日にはもらえることが期待できます。
5.買主と売買契約を結ぶ
買うということが決まったら双方の都合のいい日時を選んで売買契約となります。
不動産取引の売買契約は通常銀行で、銀行員と司法書士を加えて行われることが多いですが、実家の場合は買取額がぎりぎり手渡し可能な金額だったので、私の自宅ですることとなりました。
不動産会社の担当者が司法書士を連れてきて、自宅で売買契約の書類を交わし、代金はその場で手渡しで受け取り領収書にサインをした形になります。
司法書士の行う業務は自宅でも事務所であっても同じなので何ら心配はいりません。
その書類を法務局に提出後に登記が変更されます。
その際必要なものは、不動産会社から事前に連絡がありますので、それに従って準備すればだいじょうぶです。
売買契約に必要な物
- 本人確認書類
- 登記済権利証(登記識別情報通知)
- 固定資産税等納付通知書
- 住民票実印・印鑑証明書
- 通帳・銀行印
- 諸費用
売買契約の書類の内容を確認したら売却は終了。
あとは、登記の完了の書類が送られてくるのを待つだけになります。
確定申告について
最後の確定申告は、その場ではなくて来年です。
特例や控除適用前の「譲渡収入額ー(所得費+譲渡費用)」の計算式を行い、プラスになっていた場合のみ確定申告を行わなければいけないことになります。
空き家の買取の流れの体験実例
ここから私の実家の買取の流れの実例を掲載します。
実家は福島に近い北関東のごく普通の住宅団地内にある普通の一戸建てで、買ったのはネットで見つけた東京の業者です。
私の実家の場合は問い合わせ2日後には買うという返事をいただきましたが、そのあと相続登記と表題登記を自分で行いました。
※なお、通常は登記類は自分で行う必要はありません。
空き家の相続登記
実家の場合は相続登記そのものにまず3週間かかり、そのあと表題登記となりました。
表題登記の際に相続登記に使った還付書類の弟の住民票を再度使わないことには自分で登記ができないため、相続登記の終了を待つ必要があり、そのため終了まで3か月かかったものです。
要は相続登記ができないため亡くなった父の名義のままで売却を開始したのでそうなったわけですが、通常はもっと短期で代金支払いが可能です。
関連記事
その間のスケジュールは以下の通りです。
実家売却の記事のインデックスはこちらから
その時の記録を元に振り返ります。なお文中の不動産の会社名は仮名です。
実家の売却の査定を開始
9月17日 地元の中央不動産に仲介目的で現地を見てもらう。しっかりした造りだと褒められ、建物を残すように勧められる。
しかし、2階に上がったと同時に、南西の部屋天井に雨漏りの後を発見。補修に費用負担の必要な仲介は諦めることとなり、その瞬間買取以外に方法がなくなった。
ここから買取に切り替えました。
以下にその流れを記します。小さい文字で記したところは、実家の場合にのみ必要な方で通常の売却の場合は不要な手順です。
買取業者に依頼後の買取の流れ
9月 ネットで見つけた買取業者2社に査定を依頼
↓
3日後に業者が現地視察、翌日に買うという返答がある
↓
実家の場合は、相続登記と家屋の両方が未登記であったので、ここで相続登記を司法書士に依頼。
家屋は表題登記を自分で進めることに。
翌月 法務局に完了証を取りに行く。
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買取業者が自宅に司法書士を連れてきて、自宅にて売買契約の完了。
代金を受け取る決済を同時に行う
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12月26日年末ぎりぎりに移転登記完了の知らせが届く。
空き家の買取の流れのまとめ
空き家の買取の流れについて再度まとめると
- 査定は即日~数日後
- 売買契約含め、最短3日~通常1週間で決済と契約終了
上記の通り、書類の準備などがスムーズに進めば、売却代金は1週間後の決済で受け取ることができます。
空き家の買取の際の参考にしてください。
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