積水ハウス事件

積水ハウス地面師事件の真相をジャーナリストの須田慎一郎氏が解説 今日10人目の逮捕者

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世間を騒がせている積水ハウス地面師事件、カミンカス操ら地面師と呼ばれる詐欺グループが所有者になりすまして、積水ハウスに土地を転売、55憶円をだまし取ったというものですが、ジャーナリストの須田慎一郎氏がニッポン放送のラジオ番組「飯田浩司のOK! Cozy up!」に22日に出演し、事件について解説しました。その内容をご紹介します。

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地面師事件今日10人目の逮捕者

まず、警視庁は28日、新たに東京都新宿区大久保1丁目、会社役員岡本吉弘容疑者(42)を偽造有印私文書行使などの疑いで逮捕したと発表しました。積水ハウスの事件の逮捕者はこれで10人目となります。しかし、岡本容疑者は「地主が偽者だと思わなかった」と容疑を否認しているといいます。

事件の逮捕者は10人目。捜査関係者によると岡本容疑者は、カミンスカス操(みさお)容疑者(58)の指示を受け、地主のなりすまし役とされる羽毛田正美容疑者(63)らに取引の相手や日時を連絡していたとみられています。岡本容疑者は、27日に都内の警察署に出頭して逮捕されました。

以上が同事件に関する今日の報道です。
新聞にカミンカス操容疑者を「警視庁が主導とみなしている」とありますが、須田慎一郎氏はカミンカス容疑者を「主犯格とされているが、そうではなく現場のリーダー役」として、事件の黒幕は別に居ると話しています。

カミンスカス操容疑者とは別の黒幕

須田氏によると、その積水ハウス地面師事件の黒幕とは、現在は網走刑務所に収監されている名前は「内田」という男だということで、積水ハウスとは別の以前の地面師事件で逮捕されていると伝えています。

頂点に立つ大物地面師

この内田容疑者については、ノンフィクションライターの森功さんは、かつて「都内で暗躍する詐欺集団の中でも、頂点に立つ大物地面師であり、斯界の有名人である」と書いています。

一般には名前は知られていませんが、地面師の仲間や一部ブローカーの間では、有名な周知の人物であるということなのです。

アパホテルの事件

このブログでも既に記事に記していますが、内田の関わった中でもよく知られているものは、積水ハウスの事件と同様、土地の所有者になりすまし、アパホテルを相手に、杉並区の駐車場となっていた土地を転売して12億5千万円をだまし取った事件です。

土地の所有者が判明して登記を取り消したために、詐欺が発覚して、その、地面師のドンともいうべき内田が逮捕されました。今回の積水ハウスの事件は、その男が刑務所内に居ながらも、連絡役を通じて外部に指示を出し、カミンスカス操容疑者は、その計画を実行に移した主導者だということなのです。

指示通りにした人物がいることもさながら、刑務所に居ながら詐欺をはたらくということに、まず、誰もが驚くのではないでしょうか。

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カミンスカス容疑者とは

 

カミンスカス操容疑者については、須田さんは次のように言います。

カミンスカス操容疑者について。旧姓は小山でバリバリの日本人です。以前ある脱税事件に連座して逮捕されて前科前歴が付いたため、今回は他人の戸籍に養子縁組して、「カミンスカス操」に名前を変えたのです。

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カミンスカス操容疑者の過去の事件

カミンスカス操容疑者の過去の脱税事件とは、不動産会社「ABCホーム.」(東京)元会長、塩田大介容疑者(40)が、カミンスカス容疑者と共謀のうえ、新築マンションの在庫物件を買い取る際、取引会社数社が仲介しているよう装い、架空の仲介手数料を計上するなどの手口で、平成16年6月期までの2年間で、約5億1800万円の法人所得を隠し、法人税約1億5500万円を免れたというものでした。

カミンカスはリトアニア姓

その当時のカミンカス容疑者の名前が「小山」であったので、犯罪の前科を隠すために、名前を変えたと言われています。

カミンカスはリトアニア姓で、2番目の妻がリトアニア人という情報もあるため、おそらく結婚と養子縁組によって、改正するに至ったのではないかと思われます。

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積水ハウスほどの大手がなぜ騙されたのか

積水ハウスが騙された理由については、須田さんは、仲介業者の存在を挙げています。

今回の件に関して、実際の売主になりすまして、土地の地主になった羽毛田正美容疑者と、積水ハウスの間にはIKUTAホールディングスという仲介業者が入っていました。社長は真っ先に逮捕された生田容疑者です。

須田さんはその辺りを次のように説明しました。

実はこの事務所は東京永田町の十全ビルという場所にオフィスを構えていて、積水ハウスなどを呼び、ミーティングを行った形跡があるのです。その事務所というのが、有名な元国会議員の後援会の事務所に当たるのです。

そして、この国会議員は「自分はただ名前を貸していた」と釈明し、事件には関与をしていないと述べています。これは、現在10人目の逮捕者も同じことで、「知らなかった」と言えば、それ以上の追及はできません。

ここまでは当ブログでも前の記事に書いたことですが、新事実はその後です。

また、そこのIKUTAホールディングスの関係者というか、コンサルとして、超大物ヤクザの息子が介入していたのです。舞台装置満点なのですよ。その辺はまったく出てきていませんけれどね。

地面師グループと反社会的勢力との関係については、ノンフィクションライターの森功さんが、「あるだろう」との憶測を述べていましたが、確証の取れるものとはなっていません。あるいは、須田氏が述べるような事実がそこまで明らかになっているのであれば、今後、関与した人の名前が出る可能性もあります。

また、一方で、連絡役の地面師一味の形態に、警察の関係者11名の電話番号が登録されていたとも週刊新潮が報じており、さらなる展開も目が離せないものとなっています。

何より、国際手配中のカミンスカス容疑者の行方、また不明となっている30億円の流出先が判明することが期待されるでしょう。詳しいことが分かり次第、またお伝えしたいと思います。

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