以前にも取り上げた、空き家の解体を取り上げたテレビ番組、「空き家、つぶします」が今夜放映です。今回は、解体の難しい家が登場するのに加えてサブタイトルに気になる「格安術」とあります。番組の内容をお知らせします。
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『空き家、つぶします』ワケあり物件VS予約殺到の解体名人【格安術】
隣家まで13cm超接近住宅VS初監督!26歳美人解体士▽築64年巨大鉄筋団地▽老舗銭湯涙の別れ…難攻不落23m巨大煙突▽リサイクルで格安解体▽高さ30m崖に建つ家
放送内容詳細
今年、さまざまな事件の発生地となり世間を騒がせた「空き家問題」。この番組では、難攻不落の数々の空き家に解体名人たちが挑み、空き家をつぶしていきます!
まず登場するのは、長野県飯田市にある天竜川を見渡す絶景をのぞむ空き家。木造3階建てのこの空き家の問題点は、家の後ろが高さ30mもの崖になっていること。これまで斜面に建つ数多くの住宅を解体してきたスペシャリストたちでさえも、初めて手がけるという難攻不落の空き家。重機のアームを伸ばしても、空き家の奥の壁まで届かず、失敗すれば崖下に崩落してしまうという状況をスペシャリストたちはどのように克服するのか?
また、完全な男社会の解体現場の中で、解体士として奮闘する女性・木村こゆきさんにも密着。こゆきさんは解体歴3年ながら、任されるまで通常5年以上かかると言われる現場監督に今回初挑戦。番組では、こゆきさんが周囲との間にほとんど隙間のない空き家の解体に初めて現場監督として挑む姿に密着していく。
さらに、築64年・4階建ての巨大鉄筋コンクリート団地や、創業58年の銭湯、そして築60年・延べ床面積300平方メートルの古民家などの解体の模様をお送りしていく。
出演者
【解体見届け人】
榊原郁恵 タカアンドトシ
【専門家】
中城康彦
番組内に「老舗銭湯」というのが出てきましたが、一戸建てより大きい建物に加えて、さらにタイルを含む水回りの解体には費用がかさみそうですね。
費用が掛かる空き家の対処
空き家はさまざまに費用と手間がかかります。
まずは、売った場合にいくらかかるのか、を調べることが先決です。
売却に際して必要なものもあり、売っても資産化できない場合は、逆に資金が必要になることも。
解体費の一部を売主負担
先日は、自治体所有の、小学校跡地の体育館の解体を前提に、その土地の売却するにあたって、解体費の一部を売主である市が支払うというニュースがありました。
マイナス価格で空き家を売る!解体費を一部負担の体育館市有地の例 埼玉深谷市
空き家解体で固定資産税が6倍の疑問
また、常々解体について言われているのは、空き家を解体して更地にした際に、固定資産税が6倍になるという問題です。これについては下の記事で説明しています。
空家を解体すると更地の固定資産税が6倍になるというのは本当か
空き家管理の費用は?放っておいてもかかる?
空き家の解体費は、坪4~6万円くらい。そもそも、空き家というのは、解体せずに残した場合でも費用が掛かります。
空き家に自治会費が請求された例
中には、空き家であるのに自治会費が請求されたという例もありました。
空き家に自治会費が請求されたが支払う必要がある?相続が心配 朝日新聞
生前に売却するのもあり
壊すのも大変なら維持をするのも大変な空き家。相続が起こってからでは遅い、その前に売ろうという考えもあります。
売れない土地は相続したくない 相続放棄の前に親の生前に売却を
売れない土地は相続後に兄弟が揉めないためにも家族信託で生前に売れ
地方の売れない土地の場合には、さまざまな手立てを考えておくことが必要です。相続が発生してからでは、出来ないことも出てきてしまいます。また、相続人が複数であるときは、すばやい決定が困難になることも多いです。
問題なく相続を進めるには、早めに準備されることをおすすめします。