積水ハウスから55億円をだましとった、地面師グループの主要な一人とされていた、カミンスカス操容疑者の身柄が拘束されました。速報を元にお伝えします。
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カミンスカス操容疑者フィリピン出国後逃亡
カミンスカス容疑者は、積水ハウス事件発覚後にフィリピンに向けて出国。その後行方が分からなくなっていました。
日本とフィリピンの間には、犯罪者を引き渡す条約を結んでいないため、日本は国際手配をしていました。
積水ハウス事件後渡ったフィリピン不法滞在の疑いか?
国際手配の警察につかまったのではなくて、フィリピンの入管当局に不法滞在の疑いで身柄を拘束されたと伝わっています。
カミンスカス容疑者は日本に移送される
警視庁は、情報の確認を進め、今後、日本に移送して逮捕する方針です。だまし取られた金が地面師グループの中でどのように渡ったのか、捜査を進めることにしています。
積水ハウス事件地面師17人目
これまで、積水ハウスから55億円をだまし取った詐欺グループ、いわゆる「地面師」は16人が逮捕されていました。
しかし、カミンスカス容疑者が海外逃亡のため、事件の全容の解明が難しいとも言われていました。
今回、身柄が確保されたことで、これからの捜査が進むことが期待されます。
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カミンスカス容疑者の地面師グループでの役割
カミンスカス操容疑者は、積水ハウス事件の首謀者ではないとされています。首謀者は、地面師のドンといわれて、その人たちの間では知らない人はいないとされている、内田マイク容疑者であるとされています。
内田マイク容疑者は、その前に起こした地面師事件で逮捕されて、網走刑務所に収監されていましたが、そこから連絡役を通じて、カミンスカス容疑者に、行うことを指示下とされています。
カミンスカス容疑者が、実際に行動し、地主のなりすまし役の羽毛田正美容疑者と連れ立って、積水ハウスと面談、契約をするなど、表立って行動したのです。
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現時点での速報内容
NHKの報道より。
都心の1等地の売買をめぐって63億円をだまし取ったなどとして「地面師」グループが逮捕された事件で、主犯格の1人で、フィリピンに逃亡し、国際手配されていた、カミンスカスと姓を変えた小山操容疑者がフィリピンの入管当局に身柄を拘束されました。
警視庁は、情報の確認を進め、今後、日本に移送して逮捕する方針です。
去年、東京・品川区にある2000平方メートルの土地の売買をめぐって、積水ハウスが63億円をだまし取られた事件では、これまでに地面師グループの男女16人が逮捕されています。
警視庁は、主犯格3人のうち、東京・中央区の会社役員、土井淑雄容疑者(63)と品川区の不動産業、内田マイク容疑者(65)を逮捕し、残る1人を捜査していました。
その結果、ことし10月、羽田空港からフィリピンに逃亡し、国際手配されていた、自称コンサルタントで、カミンスカスと姓を変えた小山操容疑者(59)が、フィリピンの入管当局に不法滞在の疑いで身柄を拘束されたことがわかりました。
警視庁は、情報の確認を進め、今後、日本に移送して逮捕する方針で、2か月あまりにわたって逃亡を続けていた実態を調べるとともに、だまし取られた金が地面師グループの中でどのように渡ったのか、捜査を進めることにしています。
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