住みよさランキング2019、東洋経済の集計が発表されましたが、第1位は意外にも石川県の白山市でした。
また、トップ10に白山市近辺の、野々市、能美市と石川県の3市がランキングを占めることになりました。
トップ20までの町ランキングと概要をご紹介します。
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「住みよさランキング」とは
もはやおなじみの感じがある「住みよさランキング」ですが、これまでのランキングの集計は、住みよさ”を表す各種指標について偏差値を算出して、その平均値を総合評価とし順位付けするというものでした。
しかし、今回、編集部は「住みよさランキング2019」の算出指標やランキング対象について大幅な変更を行いました。
そのため前年の結果との連続性はなく、やや意外とも思われる町の名が見られる結果となりました。
9月1日「がっちりマンデー」の内容は
石川県白山市「儲かる住みよい街」第1位 がっちりマンデーで紹介
印西市ががっちりマンデーに!ショッピングモールの町の「住みよさ」とは
ランキング対象の変更点
今回の変更点は下の通り。
・指標の数を、前回の16指標から22指標に拡大
・人口当たりの犯罪件数や交通事故件数、子ども医療費助成の対象年齢、水道料金、そして気候(夏暑くなく、冬寒くなく、日照時間が長い都市が上位)など、今までなかった項目の追加
・東京23区の千代田区・中央区・港区は、地方都市を含めたランキングにはそぐわないため、ランキング対象から外す
住みよさランキングトップ10
そして新しい基準で選ばれたトップ10です。このランキングは、日本全国のランキングです。
1 白山 石川県
2 文京区 東京
3 野々市 石川
4 福井 福井
5 倉吉 鳥取
6 敦賀 福井
7 黒部 富山
8 能美 石川
9 魚津 富山
10駒ヶ根 長野
(https://toyokeizai.net/articles/-/286576)
関東地方のランキングは下の記事に
住みよさランキング2019「関東編」1位文京区,印西市は2位に
去年のランキング
印西市「住みよさランキング1位」人口14万の町の住みやすさは?
金沢市周辺の3市がトップ10入り
石川県の町が、ランキングに3つ入っています。
トップの白山市は、石川県を代表する工業都市で金沢市通勤圏のベッドタウン、
快適度が8位、富裕度が77位と高いことにある。転出入人口比率が19位と高く、水道料金の安さ(37位)や汚水処理人口普及率の高さ(74位)から上位になったということです。
他の石川県でトップテン入りをした、石川県野々市は、平均年齢は全国で8番目に若く、子ども医療費助成など福祉も充実。
商業や店舗などの点で全国トップクラスで利便性が高いという点でランク入り。
金沢市の隣の市、さらに、8位の能美市がその南に位置し、新幹線の開通で人気が上がったという点もあるのかもしれません。
いずれも”利便度”で高得点
2位の文京区、、4位の福井市、、5位の倉吉市に共通して高いのは、利便度というところ。
文京区は利便性は高そうですが、福井県と鳥取県に関しては、地方都市ですので、それでいて利便度が高いとなれば、コンパクト化されているため住みよいのか?、との印象です。
鳥取は4市全部がランキング入りだが
ただ、鳥取県は、4つの市からなる、4市全部が50位以内にランキングということなので、指標がこちらの思っているものとは違っている可能性があります。
なお、鳥取県の空き家率は、平成30年で、15.3%、空き家数は全国7番目に多いという統計が出ています。
今は住みやすくても、この後の高齢化後の過疎化が、他の中国四国の件を含め、心配されるところだと思います。
住みよさランキングトップ20
10位以下20位までは以下の通り。
11 四万十 (高知)
12 郡上 (岐阜)
13 かほく (石川)
14 印西 (千葉)
15 七尾 (石川)
16 小松 (石川)
17 北杜 (山梨)
18 渋谷区 (東京)
19 合志 (熊本)
20 金沢 (石川)
印西市は14位
印西市が14位に入りました。
また、関東圏のみのランキングにおいては、印西市は2位に入っています。
終りに
北陸の市の共通した特徴としては住宅の延べ床面積が広いという点があり、確かに「広い家=住みやすい」ということにつながるのかもしれません。
意外だったのは、栃木県の下野市が、関東を除く50位までに唯一44位でランキング入り。
このランキングの50位までの詳しいところは、東洋経済HPで閲覧できます。