広告 レオパレス

レオパレスアパート改修完了延期を発表 3月期決算は赤字2年連続

※当サイトは広告を含む場合があります

レオパレスが、施工不良のあったアパートの改修工事の完了が延期になることを、30日に発表しました。

当初は黒字が見込まれていた3月期決算は、2年連続で最終赤字となる見通しです。

レオパレスのアパート改修延期と今後の事業戦略の内容をお伝えします。

スポンサーリンク

レオパレスアパートの改修、予定では12月末

賃貸大手のレオパレスが、昨年、レオパレスで建設したアパートに界壁がないなどの施工不備があったことが広く知らされたのが、19年2月のことでした。

それから、レオパレスはアパートの全棟調査を開始、建設したアパートの約7割に施工不備があったことが判明。

それらのアパートは、レオパレスが改修をするということでしたが、当初は秋までと言っていたのが、改修が必要なアパートが増えるなどしたため、12月末をめどに改修が完了するという予定となっていました。

レオパレスがアパートの改修延期を発表

しかし、ここへきて、突然の”コロナショック”に建築や不動産業界ばかりでなく、多くの企業が影響を余儀なくされるところとなり、レオパレスも、期限までには改修が終わらないということを昨日公表することとなりました。

レオパレスアパート改修遅れの理由

改修工事のペースが遅いことに加え、新型コロナウイルス感染拡大で改修工事を原則として、休止しているということが、その理由です。

また、レオパレス自身の要因としては、大工や建設要員の確保が難しいこと、それと、アパートの改修には入居者の一時退去が必要ですが、そちらもスムーズに進まないといった元々の理由もあるようです。

レオパレスアパート改修完了の予定は?

アパートの改修はいつ完了するのかというと、新型コロナの収束がいつになるかがわからない以上、現時点では、はっきりとした時期を示すことはできないようです。

また、6月末の予定だった軽微な不備のあった物件の改修計画の発表も延期となりました。

補修したレオパレスアパートは1割

一方、補修が完了したアパートがどのくらいかというと、3月末時点で完了した棟数は990棟、全体の1割にも満たない数であるそうです。

改修が必要なアパートの総数は、1万3千棟を超える数となっています。

20年3月期決算も赤字

レオパレスの20年3月期決算は、は2年連続の最終赤字となる見通しです。

宮尾文也社長は、最初の見通しで、「募集を再開すれば、賃料収入が回復、1億円の黒字が見込まれる」とレオパレスの回復を強調していましたが、黒字化は達成できませんでした。

レオパレスの事業戦略

レオパレスは30日にHPにて事業戦略の骨子を公開。それをまとめると

  • 賃貸事業の収益力強化をめざす戦略へ方針を転換する
  • 海外事業やホテル・リゾート事業は撤退及びや譲渡
  • 人員の最適配置や削減、販管費などのコスト削減

https://www.leopalace21.co.jp/ir/news/2020/0430_3044.html

詳しくはレオパレスのHPに告知がありますのでご覧ください。

コロナ禍の影響を受ける企業が多数の中、レオパレスだけが厳しいわけではありませんが、アパートの改修を心待ちにしているオーナーにとっては、やむを得ないとは言え残念なニュースであることは間違いありません。

この間に、赤字化しているアパートの収益を見直すことをお勧めします。

レオパレスの問題は、施工不良ではなく、サブリースのシステムの方です。

起こり得る家賃減額への準備が必要です。

アパート経営の助け”借り換え”

今までのローンを新しい低い金利で借り換えると、ローンの金額は平均450万円削減できます。

ご存知のように、今の金利は超低金利、高い時に借りた方は、今ローンを借りてアパート経営を始めたという方と比べると、大きな損をしているのです。

早くアパート経営を始めて、金利が高ければ高いほど、逆に借り換えで大きな利益が得られます。

借り換えでローンの金額が減って、黒字化したアパートにこれまでの苦労がなくなってほっとしたというオーナーが少なくありません。

中には600万円減ったという例もありますので、アパート経営の収益アップのために是非お役立てください。

ネットでいくらお得になるのかがわかります。当ブログからも多数ご利用いただいています。

もちろん査定は無料。その後の勧誘等はありませんので、心配せずにお試しになってみてください。

-レオパレス