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レオパレスアパートのオーナー集団提訴  施工不備の損害賠償請求

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レオパレス提訴の話が伝えられたのは、7月はじめのことでしたが、7月30日に提訴が行われたことがわかりました。

今回のレオパレス提訴の内容をお伝えします。

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レオパレス提訴のニュース

レオパレス提訴のニュースを伝えたのは、7月31日の朝日新聞です

アパート建設大手「レオパレス21」(東京)が建築基準法に違反するアパートを建設したとして、アパートのオーナー6人が30日、修繕費など計約7560万円の支払いを同社に求め東京地裁に提訴した。8月には約60人のオーナーも原告に加わり、損害賠償額は総額約11億円になるという。―朝日新聞

7月初めに伝えられたのは下の記事に

レオパレスの施工不備をLPオーナー会会員100人が提訴

損害賠償請求の期限で7月中に

レオパレスのオーナーらが提訴を行うというニュースが入ったのは、7月頭のことでした。

オーナーに関しては、当初100人とも伝えられましたが、30日の提訴は、レオパレスアパートのオーナー6人、次いで8月に60人が原告に加わるということです。

7月30日の、月終りのぎりぎりに提訴を行った理由は、損害賠償請求の期限が、違法行為を知ってから3年を超えると時効が成立するためだといいます。

 

レオパレス提訴の内容

今回の提訴の内容は、上の記事を見る限り、レオパレスアパートの建物の施工不良に関することです。

レオパレスアパートの最大の不備は、界壁がない、または不十分であるというもので、次が、外壁の耐火性、遮音性などが基準を満たしていないとする点です。

界壁がない問題は「ガイアの夜明け」が取り上げて、大きな社会問題にまでなりました。

関連記事:
[ガイアの夜明け]レオパレス第4弾欠陥アパート「界壁はなくていい」業者実態証言

また、レオパレスアパートの遮音性については、隣室の音が筒抜けであるということは、度々ネット上でも発言されています。

免許合宿先がレオパレスだったんですが、あと3日で帰るってときに隣が入ったんですが(女の子)
料理する包丁のトントントンって音からドライヤーやもう何から何まで聞こえて来てレオパレスは本当に怖いなと思いました。 (@deleteinsaid)

・・・

これは、発泡ウレタンというものを使うように、前社長が指示を行ったことが判明しています。

関連記事:
レオパレス21アパート外壁の発泡ウレタンは深山祐助元社長の指示

結果、レオパレスアパートの外壁に関しては消防法違反との指摘が出ています。

関連記事:
レオパレスアパート267棟が消防法違反 界壁と発泡ウレタン外壁

もちろん、建物の不備もさながら、この状態でありながら、サブリース契約のためオーナーらは減額を余儀なくされているというところが、今回の提訴の根幹にあると思われます。

レオパレスが21年春から始めるとした家賃減額は、実は、アパートの施工不備とはかかわりなく、大きな社会問題化しつつあります。

レオパレスアパート改修は進むのか

レオパレスによると、不備が見つかった約19万6000戸のうち、改修が完了したアパートは、6月末時点で約4万8000戸のみです。

今後、レオパレスに、回収を進める資力があるのかどうかは極めて疑問なところです

5月には再び債務超過に陥ったレオパレス、現在はフォートレスのスポンサーがついているので倒産は免れているとはいえ、今後改修費用をねん出できるのかが危ぶまれるところです。

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