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湾岸の中古タワーマンション価格が7年前の1.6倍に 売却益2千万の例

東京の湾岸エリアのタワーマンションが、購入価格の1.6倍にも値上がりしたとの情報が朝日新聞のコラムに見つかりました。。マンションはついに「安全資産」となったのか。記事の内容をお伝えします。

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東京の中古マンションの価格動向

東京都の中古マンションの動向を4年近く見続けています。

マンション全体は値上がりしているというのですが、漠然と見ているだけではなかなか具体的な価格がつかめないこととが多いのですが、今週の朝日新聞のコラム「多事奏論」内に、タワーマンションを7年前の1.6倍で売ったという情報が記されていました。

 

このコラムは、マンションや不動産価格について記したものではなくて、主題は経済についてで、タイトルは「異次元緩和の出口問題」というものでした。

日本銀行の「物価を上げる」の金融緩和策を続けるべきかどうかというのが論題ですが、現在は景気は良くなったとは思えず、物価高もその通り加速しているというのが現状です。

不動産価格については、五輪後の値下がりが期待されていたマンションは値下がりどころか上昇を続けており、低金利下の住宅ローンも金利が上がっており、購入希望者にとっては依然厳しい状況には変わりありません。

そんな中でなんと7年前のマンションが1.6倍に売れたというのですが、その内容を見てみましょう。

湾岸のタワマン価格が1.6倍に

この春、東京湾岸で人気のタワーマンションの高層階の物件を売りに出した男性(58)は、7年前の 購入価格の1.6倍、およそ1億円で売却することに成功した。―出典:朝日新聞多事奏論

-何ともうらやましい話ですが、これが上記の異次元緩和の影響で急上昇したというのですから、どのような経済状況でも資産を増やせる人がいるというべきでしょう。

この方は、投資用のマンションを売ったのかと思いきや正確にはそうではありません。

いわゆる「住宅すごろく」による住み替えです。

※住宅すごろくについては下の記事を

 

投資物件=自宅を売却

結局この男性は

同じ地域で築年数が古く、駅から多少遠くなる物件に買い替え、手数料などを差し引いても約2千万円の売却益が手元に残った。―(同)

-この時期、誰もがそうなのかというともちろんそんなことはなく、不動産会社の担当者からは、「宝くじに当たったようなもの」といわれたそうなので、かなりタイミングよく購入希望者に当たったということなのかもしれません。

東京湾岸で7年前の購入ということは、2015年ごろに売り出されたマンションですが、1.6倍ということは、その頃6千万円台だったマンションが1億円台になったということのようです。

マンション売却の理由

住宅すごろくと違うのは、この男性は、これまでよりも便利で高価格のマンションに映ったので反くて、逆に不便なところに住み替え、その差額を売却益として獲得したことになります。

その理由は、日本経済の先行きに不安を覚えたこと、さらに、近隣住民が売り急いでいるため、売り時というよりも資産価値が落ちる前に「焦って売却した」、そして得た売却益は、その当日にドルに換金の上預金したということです。

おそらくこの方の行ったことは、ここで取り上げられているのはマンションの売却のことがポイントですが、それだけではないのでしょう。

ただし、その日に「ドル預金」ということは、マンション売却を熟考したのではなくて、上の通り「あせって売却」をしたので、その不安が売却のモチベーションとなったのは間違いありません。

 

もう一つは、自宅を投資物件にするというのは、それなりの資金がないとできないことはもちろんですが、住居が”物件”ですので、いざという時にはいつでも引っ越しができる準備と覚悟が必要だということです。

マンション価格の高騰

それ以上に、これを読んで第一に思うことは、中古マンションが7年前の1.6倍というくだり、文字通り価格が上がっているということです。

フラット35のルポだと物件購入額は、今や世帯年収の7.5倍で、融資額は4割増。

当然、価格はバブル期を超えて過去最高となっています。

これまでは、いつ価格が下落するのか」という見出しが多かったマンション価格、今は、「不動産は価値が下がらない安全資産」とさえ言われています。

だからといって、パワーカップル主体の高額のローンを無理しても組んで、マンションを手に入れるべきなのか。

マンションの高価格に加え、物価高が加速する今では「安全資産」の一方で、マンション購入のタイミングはますますの悩みとなりそうです。

 

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