レオパレスのアパートの施工不良問題でレオパレスは4日、9月末までの調査結果を公表、新たに2816棟のアパートで施工不備が判明したことを発表しました。
また、レオパレスが所有するホテル3棟、賃貸物件を15棟売却することも公表しました。レオパレスの経営状態が心配されるところです。
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レオパレスアパート、新たに2816棟で施工不備
時事ドットコムの本日の速報では、
賃貸アパート大手レオパレス21は4日、物件の施工不良問題で、新たに2816棟で不備が判明したと発表した。不備のあった物件は8月末から拡大し、9月末で2万6299棟となった。同社は残る2377棟の調査を10月末までに終える予定。
という内容です。
レオパレスのアパート施工不良の割合
レオパレスの全国のアパート数 3万9085棟のうち、
「小屋裏等界壁の不備に係る改修の状況」として、上記の表を書き出すと、
9月末までに調査が済んだ物件 3万5187棟
不備がなかったアパート 8364棟
施工不良のあった物件 3万7917棟
(軽微なものも含む)
未調査の物件 2377棟
補修が済んだ物件の数 1763棟
レオパレスアパート今後の検査予定
レオパレスはまず、引き続き、残り2377棟のアパートの検査を行い、10月末までに終えるとのことです。
その上で、「改修を終える時期は、10月中旬にも公表する」 ということを、先月の5日に表明しています。
アパートの補修工事の完了の予定
レオパレス側で発表している、調査と補修工事の予定は、8月の発表では詳しくは、
・ゴールドネイルシリーズは10月末までに調査を完了、改修工事完了は来年6月末
・優先調査対象以外の物件については、10月中旬をめどに公表
となっています。
アパートのタイプと不備については、HPにおいて詳しく記載されていますので、そちらでご確認ください。
https://www.leopalace21.co.jp/
レオパレスがホテルを160億円で売却
それとは別に、レオパレスが所有するホテルを売却するというニュースが入っています。
今回売却するのは、ホテル3棟が160億円、賃貸住宅が15棟です。
レオパレス21は4日、札幌市、仙台市、福岡市に所有するホテル3棟を売却すると発表した。売却額は合計160億円で、52億円の利益が出るという。同社はアパートの施工不良問題で2019年4~6月期連結決算の純損益が57億円の赤字となるなど経営が悪化しており、資産売却で「財務体質の強化を図る」としている。
ホテルが52億円、賃貸住宅が25億円の売却益
売却するのはホテルレオパレス札幌、ホテルレオパレス仙台、ホテルレオパレス博多。
10月末までに手続きが完了するが、譲渡先は公表してません。
賃貸住宅など計15棟も売却し、今回の売却では、売却益はそれぞれ、ホテルが52億円、賃貸住宅が25億円ということだそうです。
レオパレスの従業員の削減はない
なお、レオパレスは従業員の削減は予定していないということです。
なので、それほど経営が悪化しているというほどではないかのかもしれませんが、やはり手持ちの不動産を処分すると聞くと、厳しい状況が予想されます。
本日のレオパレス関連のニュースは以上です。
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